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独立会計士がAIで自動化・効率化できること15選【専門実務以外】

この記事は以下の方におすすめ
・独立後、営業や資料作成まで一人で抱えている公認会計士の方
・ChatGPTに質問はしているものの、仕事での使いどころが分からない方
・ブログやSNSの発信を、無理なく続けたい方
・専門実務以外からAI活用を始めたい、一人事務所・小規模事務所の方
とむやむくん独立会計士の仕事のうち、営業・資料作成・発信・事務などでAIを使える場面を15個まとめました。
・30代で働きながら公認会計士試験合格
・修了考査合格、公認会計士登録済、現在独立、転職エージェントとしても活動
・SNSフォロワー1万人超アカウントで情報発信中
AI、使っていますか?
とお聞きするとみなさん、「バリバリ使ってますよ!」とおっしゃいます。
ただ、内容をよくお聞きすると、ChatGPTでチャットするだけ、という方いまだに結構多い印象です。
もしかしたらそれで十分なのかもしれません、ですが
個人的には、もはやチャットだけでAIを使うなんて、考えられない、そんな感じです。
AI界隈ではものすごーーーーく細かくClaude Code(Anthropic社のAIエージェント)、Codex(OpenAI社のAIエージェント)等の解説をしていただいている方がいますが、
今回の記事ではそこまでは目指しておらず、
あ、なんだAIって結構いろんなことできるんじゃん、と思っていただける方が一人でも増えたらなあ、という趣旨で書いています。
(なので、入門編です、達人の方たちには物足りないと思います)
今回は経理や税務等の専門的な実務の話より、独立会計士の方誰でも共通するようなものを取り上げさせていただいております。
(専門的な仕事の他にも「提案資料を作らなきゃ」「ホームページも更新しなきゃ」といった作業があるかと思います、そういうやつです。)
必ずうまくいく、必ず効率化できる、とは限りません。私個人の見解ですのであくまでも参考程度、でお願いしますね。できるだけ正しいことを書くようにはしていますが、間違っていたらごめんなさい…。
そもそも今のAIってどんな感じなの?
今のAI情勢について簡単にこちらで解説させていただきます。
AIって知ってるけど、今どんな感じなの?というのも、少しはわかるかと思います。
今主流のAIについて
AI、いっぱいあります。
(ある業種や業務特化型のAIとか、そういうのもたくさん出ています)
ただ、一般的にAIで今主流(有名なもの)になっているものは以下の通りです。
・ChatGPT(OpenAI社)
・Claude(Anthropic社)
・Gemini(Google社)
執筆している今の時点(2026年9月13日)ではChatGPTの「GPT-6 Astra」というモデルがものすごく話題になっていて、
利用急増などによる容量面の事情から、ChatGPTの一部有料プランの新規受付を停止するほどになっています。
それまではClaudeの「Fable5.1」が話題になっていて、周りの独立会計士でもClaudeだらけになっていました。
(Fable5が出たときは高性能すぎて一時輸出規制みたいのが出てましたね…すごいですよね)
Geminiに関しては「3.8 Flash」というモデルが最新なのですが、正直少し…あんまり…評判は…今はよくない、かもしれません。
なのでChatGPT、Claudeが頭一つ抜けていて、その次にGemini、というのが現状よく言われている勢力図になっています。
(この3つで言えば、ですよ)
AIエージェントについて
AIエージェント、という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
(常識だろ、という方は読み飛ばしてください)
AIエージェントが何かというと簡単に言うと…
パソコン上でやれることは、ほぼなんでもやってくれる、そんな感じです。
例えば、こんな感じで一般的に言われるAIとは違います。
AI:「この資料を要約して」→ 要約して返す
AIエージェント:「この資料をもとに営業資料を作って」→ 資料を読む → 必要情報を整理する → ファイルを作る → 必要なら修正する、まで進める
もっと言えばAIエージェントなら
「とむやむくん日記を常に見張っておいて、情報が更新されたらその内容を要約して、素敵なパワポにまとめて、私にGmailで送って」
までできます(外部サービスとの連携や権限設定等は必要ですが)
とむやむくんかなり優秀なアシスタントが一人増えたような感覚…に近いと思います。
このAIエージェントで今代表的なのが、Claude Code(Anthropic社のAIエージェント)、Codex(OpenAI社のAIエージェント)の2つです。
(GeminiのGemini Sparkもあります)
これらは有料プランに加入しないと使えませんが、月3,000円位で使えるようになるので結構リーズナブルですよね。
(基本的には有料プランで本格的に使うサービスなのですが、時期によって無料プラン向けの体験枠などもあります)
最上位だと30,000円位ですが、これも結構独立会計士の方、使ってます。AIエージェントの使用上限等が全然違うので、がっつり使うならこのプランになります。
また、これもよく言われるのですが
「え、ChatGPTに3,000円位課金してるけどCodexって何?」
Codex、使えます、使えるんです。
ぜひ一度触ってみてください、世界、変わります。
独立会計士はAIで何を自動化・効率化できる?
さてさて、それではここから、独立会計士がAIで自動化、効率化できる(かもしれない)業務について紹介していきます。
まず一番使いやすいのは、「完成品」をいきなり求めるよりは、途中の作業を手伝ってもらう使い方です。
例えば営業資料なら、内容を全部考えてもらうのではなく、内容自体は自分で決め、要約やビジュアル面をAIに出してもらう、等です。
(まあ全部考えて、でもやってくれますけど)
今回の15項目を、仕事の流れに沿って並べました。
関心のある項目から読んでいただければと思います。
| 分野 | AIで補助できる作業 |
|---|---|
| 情報収集 | 1. 業界ニュースの整理 2. 長い資料の要約 3. 面談先の企業調査 |
| 営業・提案 | 4. 営業メール・返信案 5. 提案内容の整理 |
| PowerPoint・資料 | 6. スライド構成 7. 図解・レイアウト案 |
| ホームページ・ブログ | 8. テーマ・構成案 9. 推敲・入稿の補助 |
| SNS | 10. 投稿案と再編集 |
| セミナー | 11. 企画・時間配分・質問準備 |
| 取材・インタビュー | 12. 質問の準備 13. 文字起こしの整理 |
| 事務・管理 | 14. 議事録・タスク整理 15. Excel・ファイル整理 |
ちなみに、公認会計士独立後のガイドというのも書いているので、こちらもあわせてご覧ください。

ここからは各項目の最後に、「使い分けの目安」と「指示例(プロンプト)」を付けています。
用途が近いものを選び、[ ]の中を自分の情報に置き換えて使ってみてください。
(使い分けの目安では「AI」と「AIエージェント」と書いていますが、AIはチャット式のものAIエージェントは先ほど書いたようなPC上の作業を何でもやってくれるもの、のイメージです)
とむやむくん指示「例」です。完璧なものが作りたい場合はご自身で素敵なプロンプトを考えてください、あくまでもAIのことを知っていただくための「例」です。ご参考までに、です。
※以降の指示例(プロンプト)に関しては私もAIを使って記載しています、ご了承ください。
情報収集|読む前の整理と、面談前の準備に使う
AIは、情報を集めることももちろん、その後の整理にも使えます。
1. 業界ニュースや新しいサービスの情報を整理する
例えば、関心のある業界のニュースを毎週追うこともあるかもしれません。
AIに対象期間と業界を伝えれば、出来事の要点と元記事のURLを並べてもらうことが可能です。
クライアントとの面談や、商談がある場合、その業界の情報を素早くつかむのに使えます。
「何が起きたか」と「自分の仕事にどう関係するか」は分けてまとめてもらいましょう。
後半は、AIの推測が混ざりやすい部分でもあるので注意が必要です。
制度変更等の大きな話題が出てきたら、公表日と適用開始日を一次資料で確認しましょう(過去のデータを引っ張ってしまう可能性もあるので)
【使い分けの目安】
おすすめは、複数サイトを回ってまとめるならAIエージェントです。
記事を数本選んで渡すだけなら、AIでも十分。
毎週やってもらう!という運用もいいですが、まずは1回試してからにしましょう。
[調べたい業界]について、[開始日]から[終了日]までに公表されたニュースを調べてください。公式発表を優先し、独立会計士が面談前に知っておきたいものを5件以内に絞ってください。
各ニュースを「何が起きたか」「仕事への関係として考えられること」「元ページのURLと公表日」に分け、事実とあなたの推測を区別してください。同じ発表の転載はまとめ、読めなかったページは根拠にしないでください。
結果はwordとして出力してください。今回は1回限りの調査です。定期実行の設定やメール送信は行わず、ログインや有料契約が必要なら、その手前で止めてください。
2. 長いレポートや公開資料の要点をつかむ
数十ページのレポートや公開資料を前にして、
いやこれ全部読むのキツイ…
と思うことはないでしょうか(私はめちゃくちゃあります)
そんなときもAIへ資料を渡せば、知りたい論点に関係する章やページを拾うことができます。
ここでの要約は読む場所を探すための目安です。
AIの要約だけを見るのではなく、必ず元資料に当たるようにしましょう。
(例外条件が抜けていたりすることもありますし、図等をうまく読み取れていないこともあります)
【使い分けの目安】
これはAIでも大丈夫でしょう。
1本のレポートから読むべき場所を探す作業なら、チャットで頼むところから気軽に始められます。
大量の資料を取りに行く工程まで含めるときに、AIエージェントを検討すれば大丈夫です。
添付した公開資料を読み、[知りたい論点]に関係する内容を、重要な順に3点まで整理してください。
各項目に、要点と根拠のページ番号を付けてください。資料に印字されたページとPDF上のページが違う場合は、両方を書いてください。
数字を使う場合は単位と調査対象を残し、結論が当てはまらない条件も省略しないでください。資料の外から情報を補わず、読み取れない図表や確認できない内容は「確認できない」としてください。
最後に、私が原文を読むべき箇所を3か所以内で示してください。
3. 面談前に企業情報や競合の公開情報をまとめる
初めて会うクライアントのホームページを確認するとき、時間がなければAIに事業内容を要約してもらうこともできます。
(ページがトピックごとに細かく分かれていたり、知りたい情報が見つからなかったり、結構大変なことありますよね)
AIには公開ページの整理と質問事項があればその作成を任せ、自分が必要なものをピックアップする。
これなら毎回白紙から面談メモを作る手間を減らせます。
競合サービスを調べる場合も、公表されている提供内容を各社同じ項目で並べることも可能です。
必ずしも公開情報が最新の情報、とは限らないので「それが今も相手の課題」と決めつけないようにしましょう。
「なんか最近採用を増やしているから、その管理が大変なはず…」と決めつけず、面談で確かめるといいです。
(もうなんらか解決しているかもしれませんしね)
【使い分けの目安】
おすすめは、AIエージェントです。
会社概要だけでなく、採用ページや競合の公式サイトの確認、面談用のメモにまとめるところまで一連でつなげやすい作業です。
自分で集めた資料の要約だけならAIで構いません。
面談先の公式サイト[URL]と、比較対象の公式サイト[URL]を確認してください。面談の目的は[目的]です。公開情報だけを使い、面談前に5分で読める準備メモを作ってください。
まず事業内容と確認できた最近の動きを、根拠URL・公表日とともに示してください。続いて、面談で聞きたい質問を5つ作ってください。競合との違いは、両社が公表している内容で確認できる範囲だけ比較してください。
公開情報にない売上や社内事情は推測で埋めず、「未確認」としてください。課題の仮説は事実と分けて書き、問い合わせ送信や資料請求、会員登録はしないでください。
営業・提案|伝えたいことを、相手に届く形へ整える
営業でAIが補助しやすいのは、売り込む前の情報の整理と、文章のたたき台です。
誰に何を提案し、どこまで引き受けるかは、最終的にはもちろん自分で決めます。
4. 営業メールや問い合わせへの返信案を作る
交流会で話した相手へ、面談のお礼を送りたい。
話した内容と次に伝えたいことを、入力できる範囲でAIに説明し、短い文面の案を出してもらいます。
例えば、相手が興味を持ったテーマに触れ、概要を送ってよいか尋ねるメールです(営業では定番のメールですね)
文面を考える負担は減らすことができますが、AIには指示しづらい相手との距離感のようなものは自分で調整しましょう。
返信する場合も同様に使うことができます。
気をつけたいのは、必ず送付前に内容を自分で精査すること。
(特にメールは送ってしまったらもう戻せませんからね)
勝手に「多数の支援実績があります」と入れていたり、提示していない価格や短い納期が書かれている場合もなくはないので、しっかりチェックしましょう。
【使い分けの目安】
おすすめは、AIです。
AIエージェントで、実際にアドレス入れて添付ファイルを付けて送信!までできますが、そこまではしないほうがいいでしょう(少なくても最初は)
下書きを受け取り、自分で確認して送る形が始めやすいと思います。
私は独立した公認会計士です。面談後のお礼メールを、件名と本文に分けて作ってください。相手との関係は[関係]、面談で話したことは[入力許可を確認し、必要に応じて匿名化したメモ]、次にお願いしたいことは[依頼内容]です。
本文は250字程度で、堅すぎず、営業色を強くしないでください。伝えていない支援実績や料金、納期は足さないでください。必要な情報が足りなければ、先に質問してください。
文面の提案だけを行い、メールの送信や送信予約はしないでください。
5. 提案内容やサービスの見せ方を整理する
提供したいサービスはあるけれど、自分で説明すると長くなる。
そんなときは、AIを使い自分でまとめたメモをもとに、相手の悩みと提案内容を対応する形へ整理してもらうことが可能です。
例えば社内研修の提案なら、自分が考えている概要の資料を渡し、「対象者」「研修後にできるようになってほしいこと」「進め方」に分けてまとめてもらうだけでも、抜けの個所を把握しやすくなります。
(あれ、この研修結局何をできるようになってほしいんだっけ?みたいなかんじですね)
AIの提案がいくら魅力的でも、自分の経験や体制を超える内容は採用しないようにしましょう。
顧客ごとの事情と条件を踏まえて、本人が提案を仕上げます。
【使い分けの目安】
おすすめは、AIです。
まず必要なのは作業の代行してもらうことより、「自分は何を提供できるのか」をしっかりまとめてもらうことです。
提案内容が固まってから、資料を作る工程へ進めばよいと思います。
次のメモをもとに、私のサービスの説明を整理してください。想定する相談者は[読者・顧客像]、提供できることは[内容]、引き受けないことは[範囲]です。メモ:[入力してよい情報だけを記載]。
最初に、相談者にとっての価値を100字程度で説明してください。その後に「相談が必要になる場面」「提供する内容」「対象外の業務」「申込み前に確認したいこと」を短くまとめてください。
実績や成果を創作せず、まだ決まっていない価格・納期は「要検討」としてください。説明が曖昧なところは指摘し、私に確認する質問を3つまで出してください。
PowerPoint・資料作成|白紙から考える負担を減らす
資料作成は、時間かかりますよね…。
私は結構キャリアの中でプレゼンをする機会が多く、結構パワポとかを作ってきましたが、一から作るのは本当に大変です。
今はAIでかなりラクになりました、本当にすごいですよね。
6. 営業資料やセミナースライドの構成案を作る
最初にAIに、どんな相手を想定しているのか、資料の目的、相手に最後にどうしてほしいのか、を伝えます。
これに自分のメモを加え、スライドごとのタイトルと要点の案を作ってもらいます。
例えば「初めて会う人事担当者に、若手社員向け会計研修の内容を説明する資料」ならAIに伝えるのはこんな感じです
| ページ例 | AIに伝える内容 | 本人が用意・確認するもの |
|---|---|---|
| 1 | 研修で扱う課題 | 相手から実際に聞いた悩み |
| 2 | 受講後に目指す状態 | 無理なく実現できる到達点 |
| 3 | 当日の内容と進め方 | 自分の講義方針・演習内容 |
| 4 | 講師が提供できること | 掲載できる経歴・実績 |
| 5 | 実施条件と次の相談事項 | 対応人数・日程・費用などの条件 |
これは構成の一例です。
AIが出した構成を見て、この資料で本当に行けるか…?という目線でしっかり見直します。
(AIはきれいには作ってくれますが、実際に契約に結び付く資料かは別です。最終的にきちんと訴求できているか、という視点は入れる必要があります)
【使い分けの目安】
構成案だけならAI、PowerPointファイルの作成・見た目の確認まで任せるなら、AIエージェントがおすすめです。
いきなり全部作らせず、構成を確認してからファイル化することで、自分の意図と違ったものが出力されにくいのでおすすめです。
構成を考える場合の指示例です。
[対象者]に[目的]を伝える、5枚の営業資料の構成案を作ってください。使用してよい材料は、以下のメモだけです。[公開・入力してよい経歴とサービス内容]。
各ページに「タイトル」「一番伝えたいこと」「載せる情報」を示してください。説明は1枚1メッセージに絞り、足りない根拠や条件は「要確認」としてください。まず構成案だけを出し、ファイルはまだ作らないでください。
構成を承認した後の指示例です。
私が承認した次の構成案を、編集できるPowerPointファイルにしてください。[承認済みの構成案と掲載許可のある素材]。保存先は[出力専用フォルダ]、ファイル名は[新しいファイル名]です。
16:9で、1枚に文章を詰め込まず、素材にない数値や実績を足さないでください。作成後はスライドの見た目を確認し、文字のはみ出しや重なりを直してください。確認できない項目は報告してください。
既存ファイルは上書きせず、同名ファイルがあれば止めてください。ファイル作成機能がなければできないと伝え、外部共有や有料素材の購入はしないでください。
7. 図解・要約・レイアウトの案を出す
ぎっちぎちに文章が詰まったスライドを見直すときにも、AIを使えます。
「このページの結論は何か」「図にするならどんな形か」を聞き、見やすい形に整えます。
例えば、問い合わせから契約開始までの説明が長文であれば
「相談→内容のすり合わせ→見積り→契約」のきれいなフローチャートに落とした素敵な図解を作ってくれます。
さらに、AIに図解の候補や短い見出しも出してもらうと、一人でレイアウトを考え続けずに済みます。
営業資料だけでなく、サービス紹介の1枚資料などにも使えます。
(1枚でまとめるの自分ではなかなか難しいですよね)
ただ、見た目意識しすぎるあまり、必要な情報まで削っていないかはしっかり確認しましょう。
結構ざっくり削られることもあります。
条件の省略や数字の取り違えがないかを確認し、文字切れや図のずれ、デザインの最終調整も必要です。
【使い分けの目安】
図解のアイデアを出すならAIで十分です。
実際の資料を開いて配置まで直してほしいときは、AIエージェントへ。
見た目を整える作業と、情報を削ってよいかの判断はしっかりするようにしましょう。
添付した、AIへの入力と編集が許可されたスライド1枚を見てください。読み手は[対象者]、一番伝えたい結論は[結論]です。情報を減らしすぎず、図で伝える案を2つ出してください。
それぞれ、図の形と各要素に入れる短い言葉を示し、読む順番を説明してください。元の資料にある数字や例外条件を落とさず、採用すると誤解が生じそうな点も教えてください。今回は提案だけで、元ファイルは変更しないでください。
配置まで直す場合の指示例です。
上で私が選んだ図解案を、指定したスライドに反映してください。[元ファイルと対象ページ]を読み、[出力専用フォルダ・新しいファイル名]に別ファイルとして保存してください。
編集できる文字・図形を使い、指定していないページは変えないでください。元ファイルは上書きせず、文字切れや重なりを表示で確認してください。対応機能がなければ止まり、確認できた範囲を報告してください。
ホームページ・ブログ|企画と投稿の間にある手間を減らす
ここは私の専門分野ともいえるところなので、しっかり書くととんでもなく長くなります。
が、
そこまでみなさん興味ないと思うので、短めにまとめました。
(需要があれば詳しい記事も書きます)
8. 記事テーマ・キーワード・見出しの候補を整理する
例えばホームページ経由で相談してほしいなら、記事テーマの候補をAIと整理していきます。
内部統制支援であれば、「内部統制支援を頼む人は何が気になっているのか」をAIと整理し、記事の候補を出していきましょう。
記事内の、タイトル・見出しの候補も出してもらうといいです。
内容を書いてもらうこともできますが…ここは自分で書くのが一番SEO(Google上位表示)的にはいいので、
書かせるとしても案までで、最終的には自分で修正していきましょう。
(記事を書く際は、既存記事の一覧もあわせて確認すると、同じ話を別の記事として増やすのを防ぎやすくなります)
大切なのは、自分の経験や見解で答えられる記事にすることです。
AIは候補を出せても、所詮AIなので自分が経験していない、データ上にないものは書けません。
あなた自身が経験した、あなたにしか書けないことを書く、これが読者にとっても、サイトにとっても最良です。
【使い分けの目安】
手元の材料からテーマを考えるならAI、公開サイトやSearch Console(Googleのツールです)のデータまで調べて優先順位を付けるならAIエージェントです。
ここでは、後者の調査込みの指示例にしてみます(WordPressを想定しています)
私のブログ[URL]の公開記事と、添付した記事一覧を確認し、[想定読者]向けの新規記事テーマを5つ提案してください。私が実際に経験した領域は[経験のメモ]です。読み取りを許可したSearch ConsoleのCSVがあれば、そのデータを優先してください。
各テーマについて、検索意図と既存記事との違いを説明し、仮タイトル・H2構成・本人の経験を追記したい箇所を示してください。既存記事のリライトで対応できるものは、新規案から分けてください。
検索ボリュームや難易度は、確認したデータがなければ「推定」としてください。まず計画をこの画面に出すだけにし、記事作成やWordPressの投稿・更新はしないでください。
9. 原稿の確認と、WordPressへの入稿を補助する
原稿ができた後は、重複した説明を指摘してもらったり、見出しと本文がかみ合っているか等、
公開するにふさわしい体裁になっているかをAIで確認できます。
記事の内容に沿ったメタディスクリプションやスラッグの案、関連記事の候補も整理可能です。
(メタディスクリプションはGoogleで検索された際にタイトルの下に表示される説明文、スラッグはURLのことです)
これをすることで独立した多忙な会計士が一人で更新する場合、本文以外の入力項目まで毎回考える負担を減らせます。
本文作成もAIに代行させて(あまりおすすめはしませんが)、連携環境を整えればAIエージェントを使って、
キーワード選定→記事作成→WordPress直接編集→公開直前(下書き保存)
まあ記事を書くまでの全てですね、それを組むこともできます。
記事の中身を決める工程と、入稿する工程を分けるのは重要です。
勝手に投稿までさせることもできますが、ちょっとリスクが高いので、おすすめしません。
ところで、ここでは書きませんがHPもAIエージェントに作らせることも可能です(少し複雑ですが)
そもそも独立会計士にHPいるの?という方はこちらもご覧ください。

【使い分けの目安】
文章の確認だけならAI、WordPressへの下書き入稿まで行うならAIエージェントです。
原稿を確認する前に、勝手にサイトへ反映されない指示にしておきましょう。
原稿を見直す場合の指示例です。
次の原稿を、私の文体を残して推敲してください。[原稿と文体の参考]。説明の重複や読みにくい文を見つけ、「修正前」「修正案」「理由」に分けて示してください。
結論や事実関係を変えず、体験談を作らないでください。根拠が足りない箇所は「要確認」と残してください。WordPressは操作せず、まず修正候補だけを出してください。
確認済み原稿を入稿する場合の指示例です。
対象は私のWordPressサイト[URL]です。確認済みの本文[ファイルの場所]とSEO設定[ファイルの場所]を読み、利用を許可した投稿手段で、新規下書きを1件だけ作成してください。送るstatusは必ずdraftです。
先に接続先と入力内容を確認してください。指定スラッグと同じ記事が既にある場合や、ファイルが空・不正な場合は止めてください。既存記事の更新、公開、予約公開、ファイルの削除はしないでください。
認証情報を表示せず、投稿エラー時は自動で再投稿しないでください。投稿後はID・実際のスラッグ・下書きの確認用リンクを報告してください。投稿手段や権限がなければ、そこで止めて不足を説明してください。
※WordPressへの下書きプロンプトは、多分これだけだとうまくいきません。AIエージェント側に追加の権限を求められることもあるかと思いますので、その場合はそれに従ってください。こんなこともできるんですよー、程度の話で聞いていただけると助かります。
SNS|自分の考えを、投稿に合う長さへ整える
SNSでは、新しい話を毎回ゼロから作るより、すでに持っている考えを短く伝える補助として使えます。
10. Xの投稿案や、記事・セミナーの告知文を作る
自分で書いた記事から、Xで伝えたい論点を一つ選び、短い投稿案を複数出してもらいます。
元の結論は同じでも、疑問から入る案、具体例から入る案、などなど、
どれがXで読まれやすいのか、確認しながらやってみましょう。
AIが担うのは、元の文の長さや切り口を変える再編集です、ブログを書いた後、SNS向けにもう一度白紙から文章を考える負担を減らせます。
(これはセミナーの告知文や、動画のタイトル案等にも使えます)
採用するときは、普段の自分ならこういう言い方はしないな…というものをしっかり直すこと。
普段めちゃくちゃ丁寧な口調なのに、急に高圧的な感じで投稿を始めたら違和感しかありません。

【使い分けの目安】
これはAIで十分です。
自分の記事を短く言い換えるだけなら、SNSへの接続は不要です。
複数案を見て「これなら自分も言いそうだな」と思えるものを選ぶところは、残しておきましょう。
次の記事をもとに、Xの投稿案を3つ作ってください。読者は[対象者]です。記事本文:[自分の公開記事、または入力許可のある原稿]。
1案につき伝える論点を一つに絞り、本文は100〜120字を目安にしてください。疑問から入る案と、具体的な気づきから入る案を含めてください。リンクを含む実際の投稿可能な長さは、私が投稿画面で確認します。
元記事にない経験や数字を足さず、煽る表現や過剰なハッシュタグは避けてください。案の作成だけにし、SNSへの投稿や予約設定はしないでください。
セミナー|企画から当日の進行までを見通す
セミナーは資料だけでなく、時間配分や質疑への備えにも準備が要ります。
AIを使うと全体の流れがつかみやすく、準備の漏れを探しやすくなります。
11. セミナーの企画・時間配分・想定質問を準備する
例えば、社内の監査体制を整える経理担当者向けの60分セミナー。
対象者と最終的な目標を自分で決めたうえで、AIに進行案と、参加者が疑問に思いそうな点を出してもらいます。
(これらが決まっていれば資料もAIである程度作れます)
受講者に最終的に何が残るかを基準に、何を増やして何を減らすか最終的な判断は自分で行いましょう。
先ほども書きましたが、AIはきれいに資料は作ってくれますが、何を訴求したいのか、最終的に何を参加者に届けたいのかは自分でしっかり見直しましょう。
終了後のアンケート項目や案内文のたたき台も作れます。
【使い分けの目安】
おすすめは、AIです。
企画のたたき台や時間配分を相談する段階なら、まずチャットで十分。
資料ファイルまで作るときは、6番(営業資料やセミナースライドの構成案を作る)のように構成を固めてからAIエージェントへ渡します。
[対象者]向けに、[テーマ]の60分セミナーを考えています。受講後にできるようになってほしいことは[到達点]です。私が説明できる内容は[経験・扱える範囲]です。
導入から振り返りまでの進行案を、合計60分になるように作ってください。演習と質疑の時間を含め、詰め込みすぎなら減らすテーマも提案してください。
参加者から出そうな質問を5つ挙げ、私に確認が必要な回答には「要確認」と付けてください。専門的な結論や事例を作らず、今回は企画案だけにしてください。募集ページの公開や会場予約は不要です。
取材・インタビュー|準備と、話した後の整理を補助する
AIを使えるのは、聞く前の準備と、聞いた内容を整理する段階です。
相手の話を受け止め、その場で質問を変えたりする判断は、当然ですが現場にいる自分自身で行いましょう。
12. 取材相手に合わせた質問リストを用意する
公開プロフィールと取材テーマをもとに、質問の候補を出してもらいます。
例えば私がやっているような独立会計士へのインタビューなら、「独立した理由」を聞いた後に、何を具体的に知りたいのかまで整理できます。
(実際結構AIに聞きながら質問項目は作りました、カットしているものも多いですが)
AIには話題の重複や聞き漏れを探してもらったりできますが、最終的に聞く内容は自分で判断しましょう。
【使い分けの目安】
公開プロフィールを自分で用意するならAIがおすすめです。
事前調査から頼むならAIエージェントですが、まずは相手に聞きたいことを絞る相談からで十分です。
ちょっとこれは適切なものが思い浮かばなかったので、独立会計士インタビューのプロンプトを掲載しています
(実際に使ったプロンプトではないですが、例ですからね)
独立5年以内くらいの公認会計士に、堅苦しくないインタビューをします。確認済みの公開プロフィールは[プロフィール]、今回聞きたいテーマは[テーマ]、取材時間は45分です。
導入から締めまでの質問を8つ作り、各質問に、話が抽象的だった場合の掘り下げ質問を一つ添えてください。プロフィールから確認できる事実と、当日初めて確認する内容を分けてください。
経験していないかもしれない苦労を決めつけず、答えづらい資金や収入の話は、答えられる範囲を尋ねる聞き方にしてください。想定回答や本人の発言は作らないでください。
13. 文字起こしから論点や記事の構成を整理する
録音した音声を文字起こししたもの(文字おこしに特化したAIもたくさんあります)を、AIに整理してもらう使い方です。
(今すごく便利な「Plaud」っていうAIボイスレコーダーがありまして、これ録音してAIで要約して…って全部やってくれるんですよ、別にスポンサーとかじゃないです、個人的に使って感動したので書いただけです)
例えば、先ほどの独立会計士インタビューであれば、時系列で話された内容を「独立のきっかけ」「仕事の作り方」「今後の方針」に分け、記事の構成案を作ってもらいます。
【使い分けの目安】
文字起こし1本を要約するならAI、質問リストとの照合から記事・確認メモの保存まで進めるならAIエージェントが向いています。
今回は、複数の資料を照らし合わせる使い方の例です。
録音・外部AIでの処理について必要な許可を確認済みの文字起こし[ファイル]と、事前質問リスト[ファイル]を読んでください。主な根拠は文字起こしにし、H2・H3の構成案と確認メモを作ってください。
構成案の各項目には、根拠となる発言の時刻または行番号を付けてください。時刻がない場合は、元テキストの行位置で示してください。原文引用と編集した要約を区別し、質問リストにあっても回答がないものは【要確認:追加質問】へ分けてください。
聞き取れない固有名詞や数値を補わず、要約を本人の直接の発言にしないでください。[出力専用フォルダ]へ新規ファイルとして保存し、元ファイルの変更、外部共有、WordPress投稿は行わないでください。同名ファイルがあれば止めてください。
事務・管理|小さく繰り返す作業を整える
事務作業も、一人で積み重ねていくとかなり時間を使います。
まずは、自分の管理用メモとか、ファイル名の管理とか試せる作業を選びましょう。
14. 議事録等から決定事項とタスクを整理する
打ち合わせメモから、決まったこと、まだ決まっていないこと、次にすることを分けてもらいます。
整理したタスクを見れば、次の面談までに何をするかが分かり、メールをさかのぼる手間も減らしやすくなります。
予定表やタスク管理ツールへ登録する場合は、連携設定必要ですが、そこまでAIエージェントでさせることもできます。
【使い分けの目安】
決定事項を整理するだけならAIがおすすめです。
AIエージェントを使うのは、確認済みのタスクを管理ツールへ登録したい段階から。
次の打ち合わせメモを「決定事項」「未決事項」「次のタスク」に分けてください。[入力許可を確認し、必要に応じて匿名化したメモ]。
各タスクには、実際に決まった担当者と期限だけを書いてください。記載がないものは「要確認」とし、「来週あたり」など曖昧な表現を勝手に特定の日付へ変えないでください。
それぞれの根拠となるメモの一文を付け、解釈が分かれる点は別に示してください。今回は整理案だけにし、予定表への登録や関係者への連絡はしないでください。
タスク登録も頼む場合の指示例です。
私が確認済みの次のタスクを、[指定の管理ツール・プロジェクト]へ登録する準備をしてください。[確認済みタスク]。
登録先と担当者を照合し、既存タスクとの重複を確認してください。登録予定の内容を私に見せ、承認を得るまでは書き込まないでください。担当者や期限が未確定、または通知が送られるか不明なら、その点も確認して止めてください。
15. Excelの一覧や、ファイル名を整理する
例えば、自分で管理している記事一覧のテーマ名がばらばらなとき。
AIに分類案を出してもらったり、同じ分類ルールを繰り返し適用する処理を作ってもらったりできます。
セミナー資料のファイル名を「日付・テーマ・版」にそろえる作業にも使えます。
件数が多ければ、変更前後の対応表を作り、確認したものだけ反映する形にします。
一回だけの整理なら、相談して自分で直す方が早いこともあります。
毎週同じ作業が発生するようなら、決まった手順にして定型的に行わせることもできます。
【使い分けの目安】
実際に一覧ファイルを整えたり、多数のファイル名を変更したりするならAIエージェントがおすすめです。
分類方法の相談だけならAIで十分。
ここは失敗すると逆に大変になるので、「まず変更案だけ」がいいかもしれません。
Excelの一覧を整理する場合の指示例です。
入力を許可した事務用の記事一覧[Excelファイルの場所・対象シート]を読み、テーマ名の表記をそろえる案を作ってください。対象は[列名]です。帳簿や税額計算のファイルは扱わないでください。
最初に変更前後の対応を見せ、曖昧な分類や重複候補は確認事項として残してください。数式・リンク・行の対応関係を保ち、重複候補の行を勝手に削除しないでください。
私の承認後に、[出力専用フォルダ・新しいファイル名]へ別ファイルとして保存してください。元ファイルは上書きせず、件数と変更箇所を照合して報告してください。機能を保てない場合や同名ファイルがある場合は止めてください。
ファイル名をそろえる場合の指示例です。
[対象フォルダ]のセミナー資料だけを読み取り、ファイル名を「日付_テーマ_版」にそろえる変更案を作ってください。指定フォルダの外やサブフォルダは対象にしないでください。
変更前後の対応と、同名になるものを示してください。資料から確認できない日付や版番号は推測せず、変更対象から外してください。まずは提案だけで、改名・移動・削除は一切しないでください。
AI活用の5段階|相談から、限定した作業の自動化まで
最初からいろんなツールをつないだり、プログラムを書いたりする必要はありません。
先ほどの15項目も、最初は相談や下書き、といった感じで小さいところから試せます。
以下は、使い方を整理するための5段階です。
| 段階 | AIに渡す範囲 | 独立会計士の利用例 | 人が確認するところ |
|---|---|---|---|
| 1. 相談する | 選択肢や論点の洗い出し | 研修テーマを一緒に考える | 相手のニーズに合うか |
| 2. たたき台を作る | 一回分の下書き・構成案 | 営業メールの文面を作る | 内容と表現を直して送る |
| 3. 定型作業に使う | 同じ指示・形式を繰り返す | 毎回同じ項目で面談メモを整理 | 抜け・誤り・例外を確認する |
| 4. ツールを連携する | 入力から下書き保存などをつなぐ | 確認用タスク案を管理ツールへ登録 | 接続先・権限・反映内容を見る |
| 5. 自動処理を組む | 条件を限定した処理を繰り返す | 指定フォルダの原稿を下書きへ登録 | テスト・実行記録・異常時の停止 |
段階3は、毎回自分で指示を送って使うだけでも構いません。
段階4・5では設定と動作確認が増えるので、作業の頻度が低ければ段階2のままでも十分です。
AIエージェントを使うと、繰り返す処理の仕組みも作れる
先ほどから紹介していますが、CodexなどのAIエージェントは、コードを書いたり、ファイルを扱う処理を作ったりする際の補助に使えます。
最近は、OpenAI社のGPT-6 Astraという最新モデルがCodexやChatGPT Workで使えるようになり、それはそれはAI界隈をざわつかせています(性能がすごすぎて)
AIエージェントは便利ですが、万能ではありません(お分かりかとは思いますが)
最終的な判断はかならずご自身で行うようにしましょう。
AIに任せない方がよいこと
AIを使えば使うほど、なんでもAIでよくない?となりがちですが、注意も必要です。
特に、情報を渡してよいかという判断(顧客の情報等)や、個人情報等については細心の注意を払いましょう。
顧客情報を入力してよいかの判断と、事実確認
営業メモや取材記録も、自由に入力してよい、とは限りません。
(相手の個人情報や未公表の事情が含まれていることがあります)
入力してよいか判断できない情報は、AIへ渡さないのが基本方針です。
顧客との取り決めに加え、利用しているAIの学習利用などのデータ管理条件を確認します。
氏名を消しても、内容の組み合わせから相手が分かる場合もあります。
専門家としての判断、重要な説明、自分の経験や意見
今回は専門的な業務については言及していませんが、
専門家としての責任を伴う判断を、AIのもっともらしい回答だけで済ませることはできません。
顧客に対する重要な説明や、契約を受けるかどうかの判断も同じです。
論点を整理する補助に使えても、相手の状況と自分の対応力を踏まえて結論を出すのは自分です。
独立会計士の仕事は、相手から「この人に任せよう」と思ってもらって続いていきます。
だからこそ、準備にAIを使っても、最後には自分の言葉で説明できる状態で、責任をもって出すことが大切だと考えています。
まとめ|毎週時間がかかる作業を、一つだけ試してみる
独立会計士は、専門実務のほかにも幅広い作業を担います。
AIは、その中の情報整理やたたき台作り、繰り返す作業の補助に使えます。
まずは「毎週やっていて、少し面倒な作業」を一つ、AIに任せてみましょう。
専門知識や経験を置き換えるのではなく、それを使う時間を残すために活用する。
私は、そのくらいの距離感から始めるのがよいと思います。
今後、実際の使い方についても反響を見ながら記事にしていきたいと思います。
(反響あれば、ですが)
まずは、ご自身の仕事で試せそうなものを一つ探してみてください。
皆様、良いAIライフをお過ごしください。
よくある質問|独立会計士のAI活用
- AI初心者の独立会計士は、何から始めればよいですか?
-
毎週繰り返している作業を一つ選び、公開情報や架空データを使って、要約や文章のたたき台を作るところから始めてください。修正する時間も含めて、続けやすいかを確かめましょう。
- AI活用にはプログラミングの知識が必要ですか?
-
相談や文章のたたき台作成なら、コードを書かずに始められます。ツール連携や自動実行へ進む場合は、権限設定や動作確認が必要なので、不明な点を確認できる範囲で進めてください。
- AIだけで営業資料やブログを完成させてもよいですか?
-
構成や文章、ファイル作成を補助する使い方はできますが、事実や数字、実績、表現、最終的な見た目は本人が確認します。専門家としての見解や、実際に経験した内容をAIに作らせないようにしましょう。
- 顧客の情報や取材の録音を、そのままAIへ入れてよいですか?
-
顧客との取り決めや、録音・外部サービス利用についての確認、サービスのデータ管理条件を先に確かめます。判断できない情報は入力せず、練習には公開情報か架空データを使ってください。
- 自動化するなら、送信や公開まで任せるべきですか?
-
最初は返信案の作成や下書き保存で止め、本人が確認する形がおすすめです。どこまで任せるかは、誤りがあった場合の影響と、自分で確認できる体制を踏まえて決めます。
