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超個人的に、公認会計士として独立する「前に」やっておいて良かったこと

この記事は以下の方におすすめ
・公認会計士として独立しようか考えている方
・独立前にやるべきことがあれば知りたい方
・リアルに独立した人の話が知りたい方
とむやむくん超個人的な話をしますが…、独立する「前に」やっておいて良かったこと、書いていきましょうか…。
・30代で働きながら公認会計士試験合格
・修了考査合格、公認会計士登録済、現在独立、転職エージェントとしても活動
・SNSフォロワー1万人超アカウントで情報発信中
独立公認会計士のとむやむくんです、どうもこんにちは。
さて、私が独立して感じたことをつらつらと書いていくこの企画、第二弾です。
ちなみに第一弾はこちらです。

上の記事でも書いてはいるのですが、ここではもう少し掘り下げて
独立した今だから感じる、独立前に「やっておいてよかったこと」、そして合わせて「やっておけばよかったこと」について書いていきます。
私個人のお話で需要があるのか、まったくもってわかりませんが、楽しそうなのでやってみましょう。
気楽な気持ちでお読みください。
公認会計士独立”前に”やっておいてよかったこと
早速ですが独立前にやっておいてよかったことを書いていきます。
あくまで私の話ですので、みなさんには当てはまらないかもしれません、参考程度にでお願いします。
当面の資金の確保していたこと
私の場合、独立後の収入があまり安定しないことはわかっていました。
(最低限の収入確保の目途はありましたが…)
なので、当面の資金については確保しておかないと普通に生活できないため、そこについてはしっかり確保するようにしていました。
じゃあどれ位用意したのか、と言われると…
私、貯金が割と趣味だったので実はあまり意識していなかったんですよね…(ごめんなさい)
ただ、よく半年~1年程度は資金を確保して独立すべき!なんて話は聞きますから、それくらいが目安になるでしょうか。
この資金があるのとないのでは、独立後の仕事をしていてプレッシャーが全く違います。
いや、これがなかったら多分独立後3か月くらいで転職活動して常勤で就職していたと思います。
俺は独立後の収入だけで生活するから関係ない!というお考えも素晴らしいと思います。
ただ、もしご家族や支えなければいけない人がいる場合、資金ショートはなんとしても避けたいです。
夢や理想はいったん置いておいて、落ち着いて生活費のシミュレーション、独立前に一回やってみてください。
いろいろなコミュニティに顔を出したこと
これは本当に良かったです、色んなコミュニティに顔を出すようにしていました。
公認会計士は結構参加できるコミュニティが多くあって
少なくても
・公認会計士協会の地区会(法人住所)
・公認会計士協会の地区会(住所地)
の2つにはみなさんすでに所属しているはずです。
(なんかいっぱいメールくるじゃないですか、あれですね)
この2つにはぜひ顔を出すようにしてください、私も積極的に顔を出していました。
最初は顔を覚えてもらうところからになってしまいますが、
その後は今度独立する予定なんですよーという話をしていくと、
大体いらっしゃる方は独立会計士の方が多いので、良いお話を聞けたりします。
(場合によってはお仕事を紹介してくれることもあるかもしれません)
ただ会計士協会内は営業の場ではないので、あからさまな営業はしないようにしましょう。なんだこいつ…と思われてしまってはその後の活動に支障でまくりますので(長い付き合いになると思いますので、良好な関係を保ちましょう…!)
とむやむくん私は独立にあたっての心構えだったり、注意点だったり、少しだけお仕事を紹介してもらったりしました。
他にも異業種交流会とか、士業交流会とかいろいろありますが、
中には得体のしれない商材を売り込まれることもありますから(私はありました)、
参加する会合はある程度選別したほうがいい、とは思います。
会計士協会関係のセミナーとか、研修会とかもおすすめです。「独立会計士支援セミナー」的なものをやっていることもありますから、ぜひ情報収集に行ってみてください。
家族の理解を得ていたこと
この記事、でも結構書いていますが、家族の理解を得ていたことは大きいです。
働き方、本当に変わります。
定時?なにそれ?
状態です、良くも悪くも。
朝4時から仕事することもありますし、朝10時に仕事が終わることだってあります。
休みはもしかしたら多いかもしれませんが不規則、収入も不安定です。
このあたりのことをしっかり話し合わないでいきなり独立すると、家庭的には結構負担が大きくなると思います。
とむやむくん私の場合はかなり前から話をしていましたから理解を得ることはできていました(ただそれでもゴタゴタすることはあります…)
オフィスを用意しておいたこと
ご自身の自宅で集中して仕事をできる環境があるのであれば問題ありません。
ただ私の場合は必ずしもそうではなかったため、オフィスは独立する前から準備して借りていました。
なんで独立する前から?と思われるかもしれませんが…
結構自分の条件に合うオフィスを探すの、時間かかるんです(私だけですかね、数か月かかりました)
独立してからやっていたらその間落ち着いて仕事できないですし、オフィス探しに余計な時間がかかるところでした。
もちろん独立直前に契約するようにはしていましたが(賃貸料かかりますから)、これはやっておいてよかったですね。
ツールをばっちり用意しておいたこと
会計士が独立する場合、特に税務などをやる予定がない場合は、ツールとして用意するものは少ないかもしれません。
最悪パソコンが一台あれば十分ですからね。
そう、このパソコン、しっかりしたものをできれば用意しておきましょう。
私は独立に向けてデスクトップパソコンを自作し、ノートパソコンを新調しました。
…これはやりすぎかもしれませんが、やってよかったと思っています。
(趣味でもあるのですけどね)
特に最近はAIを使って仕事をする機会も多いと思いますし、持ち運ぶとなるとバッテリー、重さ、サイズなどなど…
余計なストレスを抱えないためにもスペックが高いに越したことはないと判断したためです。
とむやむくんオーバースペック?私にとっては誉め言葉です(と思うようにしています)
仕事のアテをつけていたこと
現実的なところで、独立後の仕事にある程度目安をつけていたこと、
なんといってもこれが一番やってよかったことです。
特に、毎月安定して収入がある仕事を確保しておいたこと。
これがあるとかなり生活が楽になります。
独立会計士の一定数が監査法人の非常勤をやられるかと思いますが、収入が安定しないうちは重要な資金源になります。
まあ仕事を全く確保しないで独立する会計士の方はあまりいないかとは思いますが…しっかり独立前に準備をしておきましょう。
公認会計士独立”前に”やっておけばよかったこと
先ほどは独立前の準備で成功したことについて書きましたが、
今になって、あー独立前にやっておけばよかったな…と思うこともありますので、そちらについても書いていきます。
絶対入る収入をもっと確保しておけばよかった
先ほど仕事のアテをつけて独立した、と書いたものの…
もっとたくさん収入の見込みを確保してから独立すればよかったです。
さらに言えば
絶対に収入になる案件を増やしてから独立すればよかったです。
・多分契約できる
・おそらくこのサービスなら需要がある
・連絡が来る予定になっている
みたいな、
不安定なもので独立後の見込みを立てていると、危険かもしれません。
私は完全にこれで、
独立前の見込みではかなり売り上げが立つはずだったのですが
独立してから連絡してみたら
「あ、ほかの人に決まってしまいました」
「ごめんなさい、実はお願いできるような状況になくて…」
「いやそのサービスを導入するのはちょっとハードルが高くて…」
「もしお願いするとなったら連絡しますね」(その後連絡なし)
これ、結構ありまして。
独立当初からまったく売り上げが伸びない期間が続いてしまいました。
なので、確実に受注できるものをもっと増やしておけばよかった…、と痛感しております。
もっといろんな経験をしておけばよかった
これは雇われている間に、という話なのですが
監査以外のことをもっともっと、もっと体験しておけばよかったな、と感じております。
独立したときに何か始めようと思っても、経験なし、実績なしでは誰も発注してくれませんし、何より自分自身に自信が持てません。
言い方はあれかもしれませんが、
企業にやとわれているリスクが低い状態で、周りからのフォロー、組織のナレッジを使って業務を経験できる機会はとんでもなく貴重だったな、と痛感しています。
監査だけでは食っていけない、とは言いませんが、
監査以外ができると業務の幅がとんでもなく広がることをかなり感じています。
もし、今監査法人等に所属していて、挑戦できる環境があるなら、ぜひやってみてください。
独立しなかったとしても世界が広がることは間違いないです、必ずプラスになると思います。
何に強みがあるかを固めておくべきだった
いざ独立して名刺を作って配っていると…
「何をメインでやられているんですか?」
という話には必ずなります。
例えば「税務です」と答えるとします。
でも、そんな人山ほどいるわけです。
「あ、そうなんですね、この時期大変ですよね…」
みたいな会話が終わったら、結局すぐ忘れ去られてしまいます。
例えば
「監査法人時代から海外駐在が長くて、今は国際税務なら任せてください、ということで活動しています」
となれば、イメージはかなり残せると思います(あくまで例ですが)
そこまでずば抜けた経歴がなかったとしても、
この領域なら任せてください!言えるもの、それをしっかり見つけておけばよかったと感じています。
(それがわかっていれば今まで名刺交換をした多くの人と、もっとつながりがあったかもしれません)
名刺に書いてしまってもいいと思います。
何しろ、自分がどんな人物なのか、端的に示せるキャッチフレーズみたいなものは、営業でも交流会でも結構重宝します。
周りの独立会計士はどんな感じ?
私の話はツラツラと書いてきましたが、
周りの独立会計士が実際にどんな感じなのかについて、よく聞く話を書いておきます。
独立会計士インタビューというものも行っていますので、よろしければこちらもご覧ください。
仕事のアテをつけている人は多い
独立前から仕事のアテをつけている方はやはり多いです。
しかも私みたいにフワッとした感じではなく、もはや受注する一歩手前くらいまで進めている状態です。
それで安定して月50万は余裕、みたいな感じですね。
私の見込みが甘すぎたのはあると思いますが、みなさん賢いですよね…。
そしていきなり受注できる実力があるのもさすがだと思います。
なんでもやります!で後悔している人も多い
会計士として独立!独立前の早いうちから営業だ!
と意気込んで
「なんでもやりますので、何かあったら連絡してください!」
と営業して後悔している方も一定数います。
これ結果としては
仕事が来ない、か
変な仕事ばっかり来る、か
のどちらかが多いようです。
(めちゃくちゃ激務で単価安い、リスク高い、みたいな)
幸い私はこういう営業の仕方はしていませんでしたが、
やはり自分の専門性をきっちり売り出して、しっかりしたフィーをもらうような設計がお互い気持ちよく仕事ができますよね。
生活費のシミュレーションはしっかりやっている
ここはさすが会計士、というところではありますが、
独立してからの生活費のシミュレーションはみなさん結構しっかりやっている印象です。
そこで今後しっかり採算が取れそう、今よりもっと豊かな生活ができそう、
という見通しが立ったから独立、ということですね。
とむやむくんわ、私もシミュレーションしましたよ?ただ少し収入の見込みが甘かっただけです…
うまくいっている人が多い(羨ましい)
私が話を聞いた方がたまたまなのですかね、
監査法人時代より圧倒的に稼いでいる、という方がとても多いです。
しかも独立直後から。
羨ましい(ごめんなさい)
監査法人でしっかり実力をつけて、しっかりした人間関係を築いていれば、仕事は結構なんとかなる、というお話をよく聞きます。
営業なんてしたことない!という方もチラホラ。
とむやむくんそういう方はやはりお話を聞くと、監査法人で幅広くしっかりがっつり経験を積んで、準備も入念にして、という方が多いですね。
まとめ:独立の形は人それぞれ
正直、いつ独立するか、何で独立するか、いくら貯金があるのか、などなど
いろんな要素で本当に人によってやっておくべきことは違ってくると思います。
ただ、今回私のリアルな話を聞いて
あーとむやむくんこんな失敗してるんだ、ばかだなあ、俺は気を付けよう
とか
じゃあこういう風にしておけばもっとうまく稼げるかもな…
なんて感想をこの記事を読んで持ってくれたら、書いた甲斐があります。
みなさんの独立ライフが実りあるものになりますように。
