公認会計士として独立して感じた「リアルな感想」をブログで公開

この記事は以下のような方におすすめ
・公認会計士として独立しようと考えている方
・独立した会計士のリアルな本音がブログで見たい方
・独立するにあたって成功したこと、失敗したことが知りたい方



私自身が独立して感じたリアルな感想を書いていきます。
・30代で働きながら公認会計士試験合格
・修了考査合格、公認会計士登録済、現在独立、転職エージェントとしても活動
・SNSフォロワー1万人超アカウントで情報発信中
公認会計士はとても夢のある職業です。
合格すれば大半の方が世界の超有名企業BIG4に就職でき、その後の転職でも引く手あまた…
そしてどこの業界でもある程度の収入を得ることができます。
さらに会計士の魅力的なキャリアの一つとして「独立」があります。
今回はそんな独立について書きますが、
本当に今回は私の個人的な感想をただただ書きまくっていくだけの記事になります。
(最近はそういった記事は少なくなっているので久しぶりです)
なので、あくまで私の感想、まあ参考程度に、それこそブログなので暇つぶし程度に読んでいただけたら幸いです。
かなりフランクに、思いのままに書いていきます。
会計士で独立した感想は「もう常勤には戻れない」
先に結論から書いてしまいますが、
私が会計士として独立して最も強く感じたのは、もう常勤には戻れない、ということです。
戻れない、というのは手段がないとか後がない、とかではありません。
戻りたくない、ということです、独立最高、ということです。
私の独立したタイミングについて
独立が最高という話をする前に、みなさん気になると思うので一応お話しておきます。
私が完全に独立したタイミングとしては、シニア2年目位の年次、です。
匿名で活動している関係上、あまり詳しいことが書けないのが申し訳ございません…
(それまでの所属も特に監査法人、非常勤等は言及できないのですが、ここから独立だ!と決めたのは年次でいうとその辺りになるかと思います)
おそらく周りからすると早いほう、年齢からするとまあ普通、くらいのタイミングかと思います。
他の独立した会計士の方とお話ししていても30後半~40前半位の方が多い印象ですから、まあ大体同世代ですかね。
ただもちろん20代で独立する方もたくさんいますし、50代から、という方もいらっしゃいます。
何が言いたいのかというと、独立したいと思ったタイミングで独立すればいいと思います。
会計士の独立が最高だと感じた理由
さて、常勤にはもう戻れない、独立最高と感じた理由についてですが、理由はいくつかあります、抜粋して書いていきます。
最高な理由1「自由な時間が超増える」
独立は自由に使える時間が圧倒的に増えます。
私はこれが最も大きな独立最高の理由と感じました。
平日週5日、朝9時から17時まで、そして残業…なんてしていた雇われ時代、とても戻れません。
私は明確に稼働する日、と決めているのは週4日まで、としています。
(週2,3日が理想ではありますが)
仕事もクライアント先に行くことはあまりありませんから、
10時位から作業を始めて15時位には終わるようにしています。
なんかこう書くと全然働いていないような感じがしますね。
後で書きますが、明確な稼働時間はこんな感じですが、プライベートの時間にも仕事をすることは多々あります
まあただ、こうやって自分が働く時間を自分で決められる、というのは本当に自分に合っていると思っています。



独立している方でもめちゃくちゃ忙しい人はたくさんいます。ただ私、あまり働きたくないタイプなので…(最低限のお金を最低限の稼働時間で稼ぎたい派です)
最高な理由2「好きなことを好きなようにやれる」
公認会計士として独立する方が多く選ぶのがまず「税務」かと思います。
収入が安定する、一人でも始めやすい、等の理由からのようです。
他には、IPO支援・会計コンサル・M&Aとか「THE会計士」みたいな独立をする方が多いです。
ただ!
別に独立するから会計士しかできないことをしないといけない!なんてことは全然ありません。
例えば極端に言えばYouTuberやTikTokerになる!みたいなものでも全然いいんです。
私みたいに趣味で始めたサイト運営やSNSの知見を活かしてそれを仕事にしてみてもいいんです。
独立したら一つのことだけをやる必要がありませんから、もしそれで食えないようだったら最低限の収入は固い仕事で押さえればいいんです。
(やっぱり監査法人の非常勤とか、人気ですよね。それだけでも十分生きていけますから…)
自分のやりたいことも一定期間突き詰めていけばそのうちある程度稼げるようになります。
私は自分でやりたいことがとてもたくさんあったので、独立して自分でビジネスを作れて本当に楽しいです。
好きなことを好きなようにやれる、こんなに素晴らしいことはないと思います。



あともう一つどうしても伝えたいのが、どんなことをやるにしても「会計士×〇〇」になれる、ということです。会計士と掛け合わせることで唯一無二の存在になれる、これ本当に強いです(会計士×ブロガー、も多くはないと思います)
最高な理由3「収入(年収)が青天井になる」
良くも悪くも雇われている状態であれば、あなたの収入は会社の給与テーブルの通りに支給されます。
急に年収が500万から2000万になったりすることは普通ありません。
さて、独立するとどうでしょうか。
年収が500万から2000万になることは、あり得ます。
(まあゼロになることもありますけどね)
独立は自分が頑張った分だけ収入が増えます。
この「頑張った分」というのは何も労働時間のことだけではありません。
「頑張ってビジネスを考え仕組化する」ことで労働時間はかけずに収入を増やすことができます。
(人を雇うとか、人のつながりで仕事をするとかそういうこともあります)
雇われていれば将来の自分の年収がどのくらいになるかは想像つくと思いますし、それを大幅に超えるようなことはありません。
圧倒的に稼ぎたい、と思ったらまず独立という選択は必ず出てくると思います。



ちなみに私の年収がどうなったかですが…増えました(爆発的にではないですが)。ただ今後伸びる見込みは十分にあり、期待しています。
会計士の独立で成功したこと、やってよかったこと
公認会計士で独立する、となると最強の資格とはいえ不安は多いかと思います。
ここでは私が独立するにあたってやってよかったこと、成功したことについて書いていきます。
成功したこと1「退職前から準備をした」
独立する方の多くはそうだと思うのですが、
退職前から独立後の事業について着々と準備をしておくことをおすすめします。
・事業の内容の精査
・見込み顧客を確保
・HPやオフィス等の準備
・当面の資金確保などなど…
退職前からやれることは割とたくさんあります。
まあ退職してから、さあ何をしようかな?なんて方は真面目な会計士には少ないと思いますが、
できることはやっておいて、できるだけ早く事業を開始できるようにしておいた方がいいです。
私も先ほど書いたようなことは一通り準備しておきましたし、やっておいてよかったと思います。
特に重要だと思ったのは、『当面の資金確保』ですかね…
退職すると普通に収入がゼロになるので、資金を確保しておくこと、収入源を確保することは超重要です。
(生活できなくなります)
成功したこと2「いろいろなコミュニティに顔を出す」
先ほどの退職前の準備と似ていますが、
退職前・退所後問わずできる限りいろいろなコミュニティに顔を出してみた方がいいです。
メリットとしては
・横のつながりを広げることができる
・受注につながることがある
・新たな事業を思いつくことがある
・スポット案件等を紹介してもらえることがある
などなど、結構いろんなメリットがあります。
(デメリットとしては、必ずしも収穫がある会合ばかりではないので、無駄足になることも結構あることです…)
大体想像がつくようなメリットかと思いますし、私もそれを見越して色々参加していました。
ただ一つ『新たな事業を思いつくことがある』というのは意外と盲点でした。
「こんな事業をやろうと思っているんですよー」とか「私こんなことが得意なんですよー」なんて話をしていると
「それって事業になるんじゃないですか?」「その分野で仕事をお願いできないですか?」
なんてこともよくありました、私が想定していた事業以外で、です。
例えば私がこの完全に趣味でやっているブログ運営等のスキルを利用して、仕事をしようなんて全く考えていませんでした(全然すごいこととも思っていませんでしたし)
まあなので色々なメリットがあるので、可能であれば様々なコミュニティ(会計士に限らず)に顔を出すというのはおすすめです。



ちなみに…、私基本的には社交性はめちゃくちゃ低い方です。飲み会もほぼ行きませんし、遊びに誘われても家でブログやっていたいタイプです。ただ、仕事と割り切って参加するようにしていました。でも、意外と楽しいですよ(美味しいごはんとか食べられますし)
成功したこと3「家族の理解を得ていた」
ご結婚されていたりお子様がいらっしゃったりする場合、
独立するにあたってご家族の理解を得ることはとても重要です。
後でも書きますが、仕事時間がかなり不規則になったり、お金の面で苦労をかけたり、結構協力してもらうことが多いからです。
独立するよーとだけ言っておいて、具体的な話を何もしておかないと
夫婦仲がギクシャクしてきたり、子供に相手にされなくなったり…そんなこともあるかもしれません。
以下の内容については話し合っていた方がいいと思います。
・いつ仕事をするのか
・どこで仕事をするのか
・お金に関してはどう考えているのか
・家族の時間をいつ確保するのか
・稼げなくなったらどうするのか
・扶養、保険関係等はどうするのか
・今後のキャリアについて
この辺りについては時間を取ってしっかり話しておいた方が後々面倒なことになりません。
また、話し合いをする中で自分自身の考えを整理することでも来ます。
あれ、なんか勢いで独立するとか言っちゃったけど、結構家族的には心配なんだな…とりあえず非常勤の仕事取るか…
みたいな感じです。



私は結構前から独立することは家族の中で話していましたので特に問題にはなりませんでした。よかったです。
会計士の独立で失敗したこと、後悔したこと
さて、成功したことばかり書いていても面白くないと思うので、
最後に独立するうえで失敗したこと、後悔したことについて書いていきます。
失敗したこと1「プライベートとの境があいまいになる」
仕事とプライベートの境がなくなる。
これは独立した先輩方から聞いていましたが、私はプライベートはしっかり確保したいタイプだったので
いやいやそんなこと言っても、自分でしっかり管理していれば大丈夫でしょ?と思っていました。
さて、実際独立してみるとどうでしょう。
時間関係なく送られてくるクライアントからのメール
↓
意外と緊急で対応しなくちゃいけない案件だった
↓
家族の出かけ先からノートパソコンで対応
↓
返信を待って、それにさらに返信…(inフードコート)
こんなこと、日常茶飯事です。
この記事の上の方でも書きましたが、私の稼働時間は基本的に週4日以内で15時以降も仕事をしません。
ただ、これは私が自発的に仕事をしないだけであって、こうして対応が必要な件があれば対応せざるを得ません。
24時間、起きている間で対応可能なら極力対応しています。
もちろん急ぎでないならすぐ対応しなくてもいいのですが…、
なんとなく仕事を抱えたままにしておくのも嫌なのでやってしまうことが多いです。
なので、雇われていた時のように、「仕事モード」「プライベートモード」みたいな切り替えはほぼありません。
まさに仕事とプライベートの仕事との境がなくなった状態。
これのことかあ、とつくづく感じます。
ただそれを苦じゃなく続けられるようじゃないといけないなあと思っています。
まあ自分で始めた事業ですから、楽しいですしダイレクトに収入に影響しますからやる気も出ます。
仕事とプライベート何が何でもきっちり分けたい!という方は独立は少し向いていないかも、しれません。
(やり方はいくらでもあると思いますけども)
失敗したこと2「想定していた事業はうまくいかなかった」
私が、当初これで稼ごう!と思っていたものは実はうまくいきませんでした。
これは少し想定外で、普通に困りました。
もっと受注が入ると思ったのに問い合わせも全然来ない…
さて、どうやって生活していこう?
この解決策としては収入の柱を複数用意しておいて、どれかがダメでも最低限の生活資金を確保することです。
もちろん私は自分で考えた事業が必ず成功すると考えていましたから(生意気ですね)、そんなことは全然考えていませんでした。
なので急いで他の収入源を確保しようとしました。



今から考えれば、独立前から複数のしっかりした収入源を確保しておくべきでした…。
失敗したこと3「収入は超不安定になる」
毎月数十万のお金が一定額決まって入って夏と冬にはボーナスがあって…
そんな生活は独立とともにグッバイです。
税務顧問などの継続的に入るような顧問契約は別ですが、
スポットで受注するような仕事をメインにした場合、毎月一定額が入ってくる、なんてことはまずありません。
継続的な契約だとしても契約が終われば収入は途端にゼロです。
1ヶ月で100万円以上入る月もあれば、10万円くらいの月もある…そんな感じです(数字は参考です)
先ほどの考えていた事業がうまくいかなかったこともあり、私の収入は超不安定になりました。
幸い、貯金がある程度ありましたから生活は問題なかったのですが、
収入がないときは精神的にかなり追い詰められました。



収入の波はあるよーという話は聞いていましたが、これか…という感じでした。普通にまた就職しようかと思いました(しませんでしたが)
公認会計士の独立はやっぱり最高
色々長々書いてきましたが…(特に最後は失敗した話でしたが)
それでも私は会計士として独立してよかったな、と思います。
一番の理由は『自分のやりたいことを、自分のやりたい時に、好きなようにやれる』ということですかね。
(まあ緊急の対応等はありますけど、それでも自分の好きなことなのである程度目はつぶれます)
独立を考えている会計士の方の中には躊躇される方も多くいらっしゃると思います。
無責任なことは言えませんが、結構、なんとかなります(先輩方もみんなそう言っています)
そしてだいたい年収1000万位は最低でも稼げる、とみなさん口をそろえて言っています。
まずはいろいろなコミュニティに顔を出して、なんとなく独立を考えていることを話してみたりして、温度感をつかむだけでもいいと思います。
なんにしても、会計士という資格は本当に自由にキャリアが歩めると思いますので、
好きなように生きましょう、楽しく過ごしましょう。
みなさんのご活躍を、心よりお祈りしております。
(もし独立やキャリアについてお悩みであれば、以下からお気軽にお問い合わせください。特に勧誘とかは一切しないので、フランクにお話しできればと思います。)
\ キャリア相談希望!とご記載下さい /
公認会計士の独立についてよく頂く質問
- どんなタイミングで会計士として独立したのですか?
-
シニア2年目くらいの年次です。公認会計士登録も終わり、ある程度業務の経験もできたと判断したので踏み切りました。周りの方を見ていてもその位の年次の方は多い印象です。独立のタイミングとしてはシニア昇格後というのはおすすめです。
- 会計士で独立して収入は上がりましたか?
-
収入は上がりました。大幅に、ということではないですが…。周りの方も概ね上がったと話しています。ただ想定していたよりも稼げていないので、今後頑張ろうと思います、ええ頑張ります。
- 会計士で独立して失敗だったなと思うことで一番大きいのはなんですか?
-
一番大きいのはやはり「想定していた事業がうまくいかなかった」ことです。思ったよりも顧客がつかなかった、受注できなかったです。ただ、収入源を複数持つようにすることでそのリスクは抑えられますし、今はなんとか生活できているので、その失敗を元にどれだけ軌道修正できるかが重要だと思います(なんか成功者っぽい語り口調ですが、まだまだです)
- 逆に会計士で独立して成功だったなと思うことで一番大きいものはなんですか?
-
一番大きな成功は「色々なコミュニティに顔を出す」ということです。雇われている状態だと、どうしても社内のネットワークがメインになってしまって、視野も狭くなりがちです。外の方と接すると、リアルなビジネスの話や悩みなどを聞けて、自分の事業を考えるうえでもすごく有益でした。会計士協会関係のイベントも実は結構いっぱいあるので、参加してみるといいと思います。





