MENU
カテゴリー

独立会計士はどうやって仕事を取る?6つの方法と最初の契約までの進め方

当ページのリンクには広告が含まれています。
独立会計士はどうやって仕事を取る?6つの方法と最初の契約までの進め方
  • URLをコピーしました!

この記事は以下の方におすすめ
・独立を考えているものの、最初の仕事の取り方が分からない方
・監査法人非常勤とは別に、自分の顧客を増やしたい方
・知り合いに何を伝えれば紹介につながるのか迷っている方
・営業が苦手でも、無理なくできる行動から始めたい方

とむやむくん

独立会計士の仕事の取り方を、当サイトのアンケートとインタビューをもとに、最初の声のかけ方まで具体的にまとめました。

筆者(とむやむくん)プロフィール

・30代で働きながら公認会計士試験合格
・修了考査合格、公認会計士登録済、現在独立、転職エージェントとしても活動
・SNSフォロワー1万人超アカウントで情報発信中

独立したら、どうやって仕事を取るのか。

これ、独立を考えるときにかなり気になるところですよね。

監査法人時代は担当する仕事が決まっていたかと思いますが、自分の看板で依頼を受けるとなると、急に不安になるかと思います。

結論からいうと、まずは「何を手伝える会計士なのか」を具体的にして、今あるつながりや同業の方へ伝えるところからです。

そのうえで、案件紹介サービスや発信も組み合わせ、相談につながる入口を増やしていきます。

最初から全部の営業方法に手を出す必要はありません。

今回は、当サイトに掲載した「最初の直接契約」に関するアンケートと、独立会計士へのインタビューを元に、

紹介依頼の例文や、相談が来てから契約するまでの進め方も載せました。

単に「人脈が大事です」で終わってしまうと、じゃあ明日何をすればいいの?となるので。その先を考える記事にしています。

目次

独立会計士の仕事はどこから来る?まずは直接契約と非常勤を分けよう

仕事の入口として、まず確かめたいのは今あるつながりです。

ただ、非常勤の勤務先を探すことと、支援先の企業から直接依頼を受けることは分けて考えましょう。

当サイトの33票では、最初の直接契約は紹介・以前のつながりが中心

当サイト掲載のアンケートでは、非常勤や下請けを除く「最初の直接契約」の経路について、次の回答がありました。

この設問は独立会計士の方33人へご協力いただきました。

スクロールできます
契約につながった経路票数割合
知人・友人関係からの紹介15票45.5%
監査法人時代からのつながり10票30.3%
Webサイト・SNS経由4票12.1%
会計士協会・交流会など4票12.1%

既存の関係に当たる上の2項目は、合計25票でした。

ここから考えたいのは、新しい営業手法を探す前に、すでにつながっている方へ何を伝えたかです。

監査法人非常勤は収入の土台、自分の顧客づくりは別に時間を確保する

監査法人非常勤で収入を確保しながら、自分のサービスを育てる考え方もあります。

生活の見通しが立つと、条件が合わない仕事を焦って受けずに済むかもしれません。

大切なのは、非常勤の日数を増やすことで年収を上げようとしないことです。

予定が全部埋まってしまうと、あなたの本当にやりたい仕事の幅を広げたり、面談や提案書を作る時間がなくなります。

業務委託で同業の方の案件を手伝う場合も、誰と契約し、自分がどんな責任を負うかで立場が変わります。

契約の形を確かめたうえで、自分が増やしたい仕事の時間を残しましょう。

独立会計士が仕事を取る6つの方法

今ある経験やつながりに近い方法から試すのがおすすめではあります。

以下では考えられる仕事の取り方を6つ紹介します。

1.元同僚・先輩・知り合いへ、できる仕事を具体的に伝える

独立の報告をするなら、「独立しました。何かあればお願いします」と周りに伝えておきましょう。

(まあする前からふんわり伝えるのがいいとは思いますが)

例えば、どのような会社の、どの作業を手伝えるかまで伝えると、紹介する側も相談を思い出しやすくなります。

「会計全般」より、「月次決算の進め方を整理する支援」の方が、依頼する場面を想像できますし、印象にも残ります。

スケーレンス株式会社林さんへのインタビューでは、監査法人時代の先輩からの紹介と、前職との合意を経た案件の継続が独立時の仕事につながっていました。

これは、独立する前の仕事ぶりと関係が生きた一例です。

出典:当サイト「林さんの独立会計士インタビュー」(2026年7月30日公開)

前の勤務先の顧客へ自由に営業してよい、という話ではありません。

前職の契約や守秘義務を確認し、監査の関係がある相手には独立性の確認も必要です。

勤務中に知った非公開情報を営業の材料にしないように注意しましょう。

2.独立会計士・他士業と、紹介や協業ができる関係を作る

同業の方は、必ずしも競争相手とは限りません(会計士の場合、大体みんなそんなことはありません)

ある部分は得意でも、別の部分は他の専門家へ相談したいことがあります。

自分が何をすることができるのか、周囲の独立会計士などに伝えておきましょう。

ここで大切なのは、紹介してほしい仕事だけでなく、自分が相手を手伝えることも伝えることです。

結構独立会計士同士で仕事の融通というか、手伝ってほしい!みたいなものはあるので、しっかり伝えておくといいことがあります。

川上公認会計士事務所川上さんへのインタビューでも、FPや弁護士などとの関係が仕事の紹介につながっていました。

一方、何でも対応すると伝えていた独立初期を振り返り、紹介してほしい仕事を具体的に伝える大切さを話されています。

出典:当サイト「川上さんの独立会計士インタビュー」(2026年9月1日公開)

顧客情報の共有は、本人の同意や守秘の取り決めを先に確認します。

紹介料が生じる場合も、金額だけでなくしっかり内容まで詰め、口約束で進めないようにしましょう。

3.業務委託の案件紹介サービスで、募集と自分の経験を照らし合わせる

つながりが少ない段階では、業務委託の案件紹介サービスなどで、どのような支援が募集されているかを確認する方法もあります。

案件を見るときは、タイトルより実際の担当範囲を読みます。

「IPO支援」と書かれていても、業務フローを整理する案件なのか、決算実務を担う案件なのかでは必要な経験が変わります。

案件紹介サービスを実際に利用することがなくても、

今どんな仕事が需要としてあるのか?を見ておくことはめちゃくちゃ重要です。

何だその領域なら自分にもできる!から、自分の仕事の代表的なサービスになるかもしれません。

話を戻して、案件紹介を使う場合は

  • 週・月の稼働と、出社が必要な日を確認する
  • 誰と契約し、報酬から何が控除されるかを確認する
  • 契約期間と、更新・終了の条件を確認する

以上のことに注意しましょう。

登録後も本気で案件を取りに行く場合は、プロフィールを定期的に直したり、案件をこまめに検索するようにしましょう。

4.交流会・勉強会は、次に話す約束ができる場所を選ぶ

人脈を作ろうと思うと、とりあえず交流会にたくさん参加したくなるかもしれません。

ただ、会う数を増やすほど仕事が増えるとは限らない…んですよね。

自分が支援したい業界の勉強会や、同業の方と実務の話ができる場など、話す目的があるところを選ぶといいでしょう。

(人脈で収穫がなくても知識が増えるからです)

目標にしたいのは、名刺の枚数ではなく、もう一度具体的な話ができる関係です。

名刺を配って次へ、配って次へ、よりも、相手がどこで困っていて、どんな需要があるのかをじっくり聞く人数を増やす方が、

後々の関係へつながることが多い気がしています。

参加後のお礼も、「先ほどのお話で出た決算体制の件、もし整理が必要であれば一度お話を伺えます」のように、実際に話した内容を入れておきます。

(テンプレートの営業メールでは返信はまず来ません)

営業禁止の会では勧誘せず、連絡先の利用も相手の意向に合わせるようにしましょう。

とむやむくん

まず「何をやっている会計士なのか」を名刺交換時に短くわかりやすく伝えることが重要だと思います。私の場合は少し周りとやっていることが違うので、ここはかなり気を遣うようにしています。

5.ホームページ・SNSで、紹介後に確認できる情報を用意する

WebやSNSは、新しい相談を増やすだけでなく、紹介された方が「何を依頼できるのか」を確認する場所にもなります。

誰かから名前を聞いて検索したのに、何をしている方なのか分からない。

これでは、せっかくの紹介が面談につながりにくいですよね。

最初に整えたいのは、サービス内容を読んだ後、どこから相談すればよいか分かる状態です。

立派なデザインより、相談の対象と連絡先がはっきりしていることを優先しましょう。

発信も、難しい会計論点を解説するだけでなく、「月次決算が遅れるとき、最初に何を整理するか」のように、相談前の疑問へ答える内容だと、その後の相談に繋がりやすくなります。

すぐに検索流入や問い合わせが増えるとは限りません。

発信だけで今月の仕事を確保しようとせず、紹介や面談と並行して育てる考え方です。

6.最初の顧客への対応を、継続依頼や次の紹介につなげる

すでに顧客がいる方は、新しい営業先を増やす前に、今の依頼への対応を振り返ってみてください。

納品物を渡して終わるのではなく、どう使えばよいかを説明する。

次の担当者でも迷わないよう、引き継ぐ情報を残す。

こうした対応も、次に依頼を検討してもらう材料になります。

継続の相談がしやすいように、プランを分けておくことも重要です。

例えば、決算スケジュールを整理した後に運用確認が必要なら、別の業務として内容と費用を提案します。

とむやむくん

独立後の継続的な依頼(収入)というのは本当にありがたいので、ここはしっかりとれるようになりたいですよね…。

紹介をお願いする前に用意したい3つのこと

もし誰かに紹介をお願いしたい場合は、相手に説明できるサービス、その裏付けになる経験、受けられる条件をしっかり用意しておきましょう。

誰のどんな困りごとを手伝えるのか、一文で伝える

専門用語が並ぶ経歴だけでは、紹介する側が困ってしまいます。

紹介先の会社でどのような場面が起きたら声をかけてほしいのかを伝えましょう。

「何でもできます」より、「このような相談があれば声をかけてください」です。

まずは、実際に経験していて、責任を持って対応できる範囲に絞ります。

紹介をお願いする文面の例

独立し、月次決算の進め方を整理する支援を始めました。決算が遅れる原因を整理し、担当者ごとの作業とスケジュールを見直すご相談に対応しています。

○月から月○日程度、新しいご相談に対応できる予定です。こうした課題のある企業をご存じでしたら、まず私のサービス説明をお伝えいただけるとうれしいです。

お話を伺い、対応できる範囲とお見積りをご案内します。すぐに該当するご相談がなくても、今後思い出していただければ幸いです。

これは説明用の例文です。

実際の経験と稼働に置き換え、得意ではない仕事まで載せないようにしましょう。

関係の近い方なら、もう少し普段の話し方に寄せても大丈夫です。

実績は、担当した役割と説明できる成果で示す

独立前の経験を紹介するときは、所属していた組織の実績と、自分が担当した役割を混ぜないようにします。

例えば、チームで関与した上場準備について、会社名を並べて「IPOを成功させました」とするのは避けたいところ。

開示準備のどの工程を担当したのか、話せる範囲で具体化します。

実績の見せ方で優先したいのは、その依頼に近い仕事を、どこまで担当できるかが伝わることです。

顧客名や資料の掲載許可がないなら、匿名化だけで十分かも含めて確認してください。

  • 主な支援対象と、引き受ける業務を短く書く
  • 担当した役割を、開示できる範囲で説明する
  • 相談の窓口と、初回相談後の流れを載せる

以上が1枚や1ページにまとまれば、紹介する方も渡しやすくなります。

とむやむくん

私は自分自身のプロフィールや実績をまとめた1枚資料を用意し、必要に応じてお渡ししています(先方の稟議の際にも使いやすい、と評判頂いております)

料金の前に、対応範囲と使える時間を決めておく

相談が来てから全部考えると、断りにくさから無理な条件を受けてしまいがちです。

まず、今の予定でどこまで責任を持って対応できるかを整理しておきます。

見積りでは、作業時間だけでなく、確認・打ち合わせ・修正に使う時間も見込むことが必要です。

紹介料などが発生する案件なら、支払条件も確認して考えます。

金額の出し方は業務によって異なりますが、総額だけを伝えず、その金額に含める仕事の範囲をセットで説明します。

相手の予算と合わないときは、価格だけ下げるより、依頼の範囲や実施時期を調整できないか相談しましょう。

独立直後だから安くすればよい、とは限りません。

期限付きの初回プランを設けるとしても、いつ通常条件へ戻るのかを先に合意しておく方が、後から話しやすくなります。

問い合わせを、無理のない契約につなげる進め方

相談が来たら、すぐにサービスを売り込むより、相手の課題と自分の支援が合うかを確かめます。

ここが曖昧なままでは、契約後に双方が困ってしまいます。

初回面談では、相手が変えたい状態から聞く

「どのような支援をお探しですか」だけでは、相手具体的に思いつかないことがあります。

今どの作業で止まっていて、いつまでにどうしたいのかを聞いてみましょう。

まず確認するのは、自分の商品を買ってもらえるかではなく、何を解決する必要があるかです。

例えば、月次決算が遅いという相談でも、処理の難しさと資料が集まらない問題では支援が変わります。

初回面談で聞いておきたいこと

・今、どの作業や判断で困っているか。

・いつまでに、どのような状態にしたいか。

・依頼範囲と予算は、誰と相談して決めるのか。

面談の最後には、理解した課題を短く言い直します。

そのうえで、「資料を確認して見積りを出す」など、次の行動と期限を決めて終えましょう。

初回相談と、実際の分析・助言の提供は分けておきます。

(なんとなくやってしまいがちなんですけどね…)

資料を何時間も読み込まないと答えられない内容まで、その場で無料対応を約束する必要はありません。

見積りと受任判断では、やること・やらないことを明確にする

見積りは金額を知らせるだけのものではなく、「どこまで任せられるのか」を相手と確かめるためのものでもあります。

業務範囲と追加対応の扱いを合意してから着手すると、期待のすれ違いを減らせます。

「決算支援一式」のような大きな言葉だけでは、相手とイメージが合っているか分かりません。

  • 納品するものと、今回含めない作業
  • 依頼側に用意してもらう資料と、双方の日程
  • 報酬・支払時期と、追加作業が発生した場合の扱い
  • 契約を終える条件と、情報の取扱い

その前提として、専門能力や受けられる資格・登録の範囲、利益相反を確認します。

監査・保証業務に関係する場合は、独立性も確認が必要です。

詳しくない業務を、契約後に何とかする前提で引き受けないようにしましょう。

おなじみの日本公認会計士協会の倫理規則にも、専門業務の受任や秘密保持に関する定めがあります。個別案件への適用が分からなければ、協会や適切な専門家に確認してから判断してください。

出典:日本公認会計士協会「倫理規則」セクション320・サブセクション114、独立性に関する規則(2025年7月23日改正・2025年7月31日公表)

人脈が少ない方は、最初の4週間で何をする?

よくある最初の4週間で何をする?というのをまとめてみました。

以下は行動を決めるための例で、4週間で受注できるという目安ではありませんのでご注意ください。

最初の1週間は、できる仕事と連絡先を整理する

まず、これまで自分が担当した作業を振り返ります。

その中から、外部の立場でも責任を持って引き受けられる仕事を一つ選び、説明文を作ってみてください。

誰に連絡するかを考えるときも、いきなり知り合いの経営者だけを探すのではなく、自分の経験や仕事ぶりを知っている方から思い出すと、相談の糸口を作れます。

独立後の業務につながる知り合いが見当たらない場合は、自分の経験に合う案件募集を調べたり、実務を学べる同業の勉強会を探したりします。

参加するなら、聞きたいことと手伝えることを先に整理しておきましょう。

2〜4週目は、少数の相手に伝えて内容を直す

2週目には、関係のある方への近況連絡や、条件の合う案件への相談から始めます。

返信を催促するような一斉送信はせず(これは結構ばれます)、相手ごとに理由が伝わる連絡にしましょう。

失敗したら何がよくなかったのかを検討し、次の相手には改善したものを伝える。

この繰り返しです。

3〜4週目には、面談で聞かれた内容をサービス説明へ反映し、必要なら対象や対応範囲を見直します。

その間に、紹介後に見てもらえるプロフィールのページも整えます。

発信を始めるなら、面談で実際に出た疑問のうち、守秘に触れず一般化できる内容を一つ選ぶと、読者の悩みから離れにくくなります。

受注がまだなくても、どの説明で会話が進んだかは残せます。結果が出るまでの期間は、経験や既存の関係によって違います。

とむやむくん

私も最初は全然わかりませんでしたが、失敗する中でだんだん内容を固めていき、今はある程度テンプレート化した対応ができるようになりました。

うまく進まないときは、止まっている場所を見つける

仕事が決まらないからといって、すぐに価格を下げたり、資格を追加したりする前に、一度どこで止まっているかを見てみましょう。

振り返るのは、接点がないのか、話はできるが提案に進まないのか、提案後に決まらないのかです。

同じ「受注ゼロ」でも、直す場所は違います。

  • 連絡しても反応がないなら、相手の課題と説明が合っているかを見る
  • 面談から提案へ進まないなら、依頼したい範囲を聞き直す
  • 提案後に止まるなら、時期・条件・社内での判断状況を確かめる

断られた理由を聞ける関係なら、負担のない範囲で教えてもらいます。

答えをもらえないときに、「高すぎたからだ」と決めつけないことも大切です。

一方、手元資金や稼働に余裕がない状態で営業だけを続けるのも負担になります。

必要なら非常勤などの働き方も含めて、生活を維持できる計画へ戻して考えてください。

まとめ|仕事を取る第一歩は、頼める内容を具体的に伝えること

独立会計士の仕事の取り方に、一つだけの正解はありません。

紹介が合う方もいれば、協業や発信から接点を作る方もいます。

共通して準備したいのは、「この方に、何を頼めるのか」が伝わる状態です。

経験を盛ることでも、何でも引き受けることでもありません。

まずはこの3つから
・責任を持って対応できる仕事を、一文で説明する
・その仕事を相談できそうな相手を、一つの経路から探す
・面談で分かったことを、次の説明や提案に反映する

今日すぐに仕事を取ろうと焦らなくても大丈夫です。

まずは、以前お世話になった方に何を伝えるか、考えてみましょう。

それなら手を付けやすいのではないでしょうか。

受注後の収入管理や事業運営まで含めて見直したい方は、独立後ガイドもあわせてご覧ください。

よくある質問|独立会計士の営業・仕事の取り方

独立会計士は、最初の顧客をどうやって探せばよいですか?

まず自分が提供できる仕事を具体化し、仕事ぶりを知っている方や同業の方へ伝える方法があります。つながりが少なければ、経験に合う案件募集や勉強会から接点を作ります。資格があるだけで依頼が来るとは限りません。

人脈がなくても、公認会計士として独立できますか?

人脈だけで可否は決まりませんが、契約につながる接点は必要です。案件への応募や同業との交流を小さく始め、仕事が決まるまでの資金計画も用意してください。

営業が苦手でも仕事は取れますか?

押しの強い営業だけが方法ではありません。相手の課題を聞き、自分が対応できる範囲を説明するところから始められます。過去の関係を生かす場合も、何を依頼できるかは伝えておきましょう。

監査法人非常勤をしながら、自分の顧客を増やせますか?

両方を組み合わせる考え方はあります。勤務条件や独立性を確認したうえで、営業・面談に使う時間を残してください。非常勤の日数だけが増えている状態とは分けて考えましょう。

SNSやホームページだけで集客してもよいですか?

それだけで必要な仕事が集まるとは限りません。紹介後の確認先としても活用しながら、直接話をする機会と並行して育てる考え方がおすすめです。

独立直後は、料金を安くしないと仕事を取れませんか?

安さだけで選ばれる必要はありません。経験に合う範囲へ依頼を絞り、確認や修正も含めて無理なく提供できる条件を考えます。初回限定の条件を設けるなら、その期限も先に説明しましょう。

前の勤務先の顧客に、独立後の仕事をお願いしてもよいですか?

一律には判断できません。前職との契約や守秘義務、利益相反、監査・保証業務に関係する場合の独立性を確認し、必要な合意を得て判断してください。非公開の顧客情報を無断で営業に利用しないでください。

単発の仕事から継続につながらないときはどうすればよいですか?

まず依頼された仕事への評価と、次に必要な支援があるかを確認します。継続の必要がなければ無理に契約を勧めず、別の相談が出たときに連絡できる関係を大切にしましょう。

目次