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会計士実務補習所の過去問はどこ?定期考査の勉強法と課題研究の進め方

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会計士実務補習所の過去問はどこ?定期考査の勉強法と課題研究の進め方
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この記事は以下の方におすすめ
・実務補習所の過去問をどこで確認できるか知りたい方
・会計士補習所の定期考査を効率よく対策したい方
・補習所の課題研究をどう進めればよいか不安な方
・追試や再提出をできるだけ避けたい方

とむやむくん

実は補習所の過去問は公式サイトで確認できます。ただし、過去問だけを暗記して終わり、では少し危ないです。

筆者(とむやむくん)プロフィール

・30代で働きながら公認会計士試験合格
・修了考査合格、公認会計士登録済、現在独立、転職エージェントとしても活動
・SNSフォロワー1万人超アカウントで情報発信中

公認会計士試験に合格したあとも皆さんご存じの実務補習所、そこでは講義、定期考査、課題研究が続きます。

特にJ1は仕事を覚えながら日程を回すことになるので、

「過去問ないんだけど…」「考査は何日前から勉強すればいいんだ…」「課題研究まで手が回らない…」となりやすいと思います。

先に結論をお伝えすると、該当講義を見る(これは既にみているはずです)→過去問で出題形式をつかむ→対象テキストへ戻るのが定期考査対策の基本です。

考査問題は、会計教育研修機構の公式サイトで過去5年間分が公開されていますが、一方、公式の模範解答は公開されていません。

この記事では、補習所の過去問の確認方法、会計士補習所の定期考査の勉強法、課題研究の進め方を、迷いにくい順番でまとめます。

単位要件、日程、費用、持ち物は変更される可能性があります。この記事の制度情報は執筆時点で確認した内容です。必ずご自身の入所年期の手引と最新の実施要領も確認してください。

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目次

補習所の過去問・定期考査・課題研究を先に整理

まずは、3つの違いと最初にやることを表で整理します。

スクロールできます
テーマやること
過去問公式サイトで直近年度から問題形式を確認し、現行教材と照合する
定期考査所属補習所の実施要領で対象科目・日時・持ち物を確認する
課題研究実施要領とマイページでテーマ・書式・提出先・期限を確認する

定期考査と課題研究は、それぞれの点数だけでなく、全体の単位要件を満たす必要があります。

「今回は60点を超えたから終わり」と一回ごとに切り離さず、補習生マイページで累計も確認しておきましょう。

補習所の過去問は公式サイトで過去5年分を確認できる

補習所の過去問は、会計教育研修機構の「考査問題」ページで確認できます。

公開されているのは過去5年間分の問題と答案用紙です。

監査総合グループと税務グループに分かれているので、自分が受ける実施回と年度を選びます。

過去問を確認する3ステップ

  1. 会計教育研修機構の「考査問題」ページを開く
  2. 監査総合グループまたは税務グループを選ぶ
  3. 受験する回の「問題」「答案用紙」、必要に応じて計算シートを確認する

公式ページで確認できるもの
・過去5年分の問題と答案用紙
・年度別、実施回別の出題形式
・回によっては計算シート

公式ページで確認できないもの
・公式の模範解答
・次回の出題を保証する情報

過去問は「答え」より出題の型を見る

いや、なんで答えないんだよ!

気持ちはわかります、わかりますよ。

結局自分で答えを探しに行かなければなりませんから、めんどうですよね。

答えを見つけに行くのも重要ですが、まずは次の3点を拾う方法もありです。

  • 繰り返し問われる論点:どの講義・教材に戻るべきか
  • 答案の型:計算、短い説明、まとまった論述のどれが多いか
  • 時間配分:1問に使える時間と、手書きで書ける分量

私が受けた考査では、過去問を土台にしたと感じる出題が多くありました(いやほぼ一緒じゃん…というのも多々ありました)

ただ!回によっては過去問だけでは対応しづらいこともあります。

(過去問未出題箇所ばかりで、60点取らせる気ないよね?という考査も、たまにあります。特に税務、あなたのことです)

直近3年分を優先して解き、余裕があれば公開範囲を広げる。最後は必ず現行テキストで答えを確認する。

この順番が現実的です。

問題と解答両方入手したい方は…

公式には解答は公開されていません。

ただ、考査を受験した方はその回の解答を持っています(受験者には後で公開されますからね)

何が言いたいのかというと、つまり、監査法人の先輩等は解答を持っているということです。

そういった方に見せてもらう方法もありますし、まあ正直、過去問と解答をまとめて共有してくれる大変優しい方々がいらっしゃることも認識しております。

ここで大々的に書く話でもないと思うので、後は自己責任でお調べいただけますと幸いです。

会計士補習所の定期考査とは?範囲と単位要件

定期考査とは、実務補習所の講義を理解できているか確認する試験です。

3年間で10回、J1で7回、J2で2回、J3で1回実施されます。

出題範囲は各回の実施要領で公表され、対象科目の講義と教材から出題されます。

(毎年ほぼ一緒ですが変わることも全然あります)

「60点未満なら追試」とは限らない

ここは誤解しやすいところです。

考査の修了要件は次のように整理されています。

・全10回の合計で60単位以上(600点以上)
・監査総合グループ第1回〜第8回の合計が480点以上
・税務グループ第1回〜第2回の合計が120点以上
・全10回それぞれが40点以上

つまり、平均としては60点が必要ですが、各回の最低ラインとグループ別合計も同時に満たす必要があります。

なので一回だけ60点を下回ったから自動的に追試、という単純な仕組みではありません。

一方で40点未満の回がある場合や、合計点が不足する場合は、下位学年の考査や追試験で単位を補う必要があります。

追試験や下位学年の考査は1回15,000円です。うーん高い(ですよね?)、できれば一回で突破したいところです。

この単位の考え方、課題研究でもそうですが、ほんとーーーーーにシビアなので、集計をミスすると修了考査が受けられなくなります、きちんと最新情報を確認し、確実に達成できるようにしましょう。

定期考査の効率的な勉強法

公式のFAQでも、「対象講義を受けたうえで、教材と過去問題を使って学習」と案内されています。

(あまり公式のFAQを見る方もいないかとは思いますが…)

さて、仕事と両立するなら、すべての講義を最初から見直すより、出題範囲と過去問から優先順位を付ける方が進めやすいです。

  1. 実施要領の公開後:対象科目、配点、日時、会場、持ち物を確認します。
  2. 7〜10日前:直近3年分の過去問を見て、現行テキストの該当箇所をチェックします。
  3. 4〜6日前:過去問を解き、分からなかった部分を対象テキストで確認します。
  4. 2〜3日前:論述の骨子と計算手順を、答案用紙を意識して回答してみます。
  5. 前日:間違えた論点、持ち物、集合時刻等を再確認します。

講義は1コマが長く、範囲を全部見直すとかなりの時間がかかります。

さらにテキストも講義によってはとんでもない量があるので全て精読は非効率です。

なので、過去問で優先順位を付けるのは有効です。

ただし、過去問の答えらしきものを覚えるだけでは、問い方が変わったときに崩れます。

根拠となるテキストの箇所まで戻り、「なぜその答えになるか」を短く説明できる状態にしておきましょう。

(完全に同じ場所が出なくても、論点としては同じようなところが出るケースも結構あります)

とむやむくん

私が最初に考査を受けたときは、会計士試験よりも論述を書いたように感じました(疲れました)。読むだけでなく、答案を手書き…までしなくてもいいですが、書く覚悟だけは持っておきましょう。

定期考査で起きやすい失敗と対策

定期考査は、知識不足だけでなく、確認漏れや書く練習の不足でも点を落とします。

よくある失敗を、対策とセットで整理すると次のとおりです。

  • 過去問の文言だけを暗記する:問い方や前提が変わると答えにくいため、根拠となる現行テキストまで戻ります。
  • 読む勉強だけで終える:時間内に答案をまとめられないため、骨子だけでも手書きします。
  • 実施要領を直前まで見ない:範囲、持ち物、会場、集合時刻を誤らないよう、公開時と前日に確認します。
  • 累計単位を見ない:成績公開ごとにマイページを確認し、グループ別・全体の不足を早めに把握します。
とむやむくん

過去問しかやらなかった!という方も結構な数いると思います。ただ過去問ベースで出なかったとき、普通に終わります(15,000円コースです)なので、できるだけテキストも見ておくといいです。

補習所の課題研究とは?回数と単位要件

課題研究とは、補習所が指定するテーマについて、論文形式の研究報告書を提出する課題です。

3年間で6回、J1で3回、J2で2回、J3で1回実施されます。

・全6回の合計で36単位以上(360点以上)
・全6回それぞれが40点以上
・テーマ、書式、提出方法、提出期間は実施回ごとの案内を確認

内容が良くても、指定テーマや提出先を間違えると採点されない可能性があります。課題研究は「何を書くか」と同じくらい、「指定どおりに出すか」にも気を付けましょう。

課題研究の進め方を6ステップで整理

  1. 実施要領を読む:テーマ、対象者、書式、提出先、期間を確認します。
  2. ガイダンスを見る:マイページに作成上の留意点や解説動画があれば、先に確認します。
  3. 結論と構成を作る:結論、理由、根拠、留意点の順に骨組みを作り、設問の全てに答えているか確認します。
  4. 根拠を集める:法令、基準、公式資料、専門書を優先し、出典を後からたどれる形で記録します。
  5. 本文を書く:結論と根拠をつなぎ、引用と自分の説明を区別して指定書式に合わせます。
  6. 提出前に確認する:内容、誤字、ファイル名、提出先、期限、アップロード完了まで確認します。

年度によっては書き方のガイダンスがある場合もあります。対象年度で利用できる案内があれば、最初に見ておく方が手戻りを減らせます。

課題研究は先に「骨組み」を作る

いきなり本文を書き始めると、調べた内容を全部入れたくなったり、結局何が言いたかったんだ?となり設問への答えがぼやけます。

「結論」「その理由」「根拠となる法令や基準」「例外・留意点」等を箇条書きにし、その後に文章へ広げる方が書きやすいかもしれません。

参考文献は、検索結果で見つけた解説だけに頼らず、法令、会計・監査基準、官公庁や公的団体の資料、専門書へたどることを意識しましょう。

とむやむくん

私は課題研究ごとに参考文献として本を1冊は買うようにしていました。最初の頃は1日で書き終わることもありましたが、内容が実務的になるにつれ、参考文献を読み込んでいたら1か月弱かかったこともあります。

定期考査と課題研究を仕事と両立するコツ

両立のコツは、空いた時間にやろうとせず、締切を確認したら先に予定へ入れることです。

例えば以下の通りです。

  • 通勤・昼休み:実施要領、過去問、テキストの該当箇所を読みます。
  • 平日の夜:過去問1問、課題研究の見出し1つなど、小さな単位で進めます。
  • 休日の午前:手書き答案、計算問題、課題研究の本文作成に使います。
  • 締切・試験の前日:提出先、持ち物、弱点だけを確認し、新しい作業を増やしません。

「休日に全部やる」と決めると、仕事や予定が入った瞬間に崩れていきますし、モチベーションも上がりません。

平日に少しずつ材料を集め、休日で補う、という感じのほうがうまくまとまる気がしています。

補習所の先にある修了考査・会計士登録・キャリア

定期考査と課題研究で必要な単位をそろえるのは、修了考査を受けるための準備です。

補習所を通り切った先には修了考査があり、実務経験などの要件も満たしたうえで、公認会計士登録へ進みます。

目の前の考査だけでなく、修了考査、会計士登録、その後のキャリアまで一本の道として考えておくことが大切です。

よくある質問(FAQ):補習所の過去問・定期考査・課題研究

補習所の過去問はどこで見られますか?

会計教育研修機構の公式サイトにある「考査問題」ページで確認できます。過去5年間分の問題と答案用紙が、監査総合グループ・税務グループ別に公開されています。

補習所の過去問に解答はありますか?

公式の考査問題ページでは、問題と答案用紙は公開されていますが、模範解答は公開されていません。対象講義・教材へ戻り、自分で答案の根拠を確認する必要があります。

会計士補習所の定期考査は過去問だけで大丈夫ですか?

過去問だけに絞るのはおすすめしません。過去問で出題形式と頻出論点を確認したうえで、最新の実施要領と対象テキストへ戻るのが基本です。

定期考査は60点未満だと必ず追試ですか?

一律に「60点未満なら必ず追試」という仕組みではありません。現行の公式FAQでは、全10回合計600点以上、監査総合480点以上、税務120点以上、各回40点以上の全てを満たす必要があります。自分の入所年期の要件を確認してください。

補習所の課題研究は何回ありますか?

公式FAQでは3年間で6回、J1で3回、J2で2回、J3で1回です。現行要件では合計360点以上に加え、各回40点以上が必要です。

追試や課題研究の再提出にはいくらかかりますか?

2025年期の公式案内では、考査・追試験、課題研究・追論文はいずれも1回15,000円です。費用と申込方法は変更される可能性があるため、最新の実施要領で確認してください。

まとめ:過去問を入口に、範囲と締切から逆算する

補習所の過去問、定期考査の勉強法、課題研究の進め方をまとめました。

・過去問は公式サイトで過去5年間分を確認できる
・過去問だけで終わらず、最新の実施要領と対象テキストへ戻る
・定期考査は合計、グループ別合計、各回の最低点を全て確認する
・課題研究は内容だけでなく、書式、提出先、期限も採点前提として守る
・成績公開ごとにマイページで累計単位を確認する

会計士試験に合格したあとまで、講義と試験と課題が続くのは正直めちゃくちゃ大変です。

ですが、一度に全部を片付けようとせず、過去問から今日やる範囲を決め、課題研究は締切から逆算すれば、やることはかなり見えやすくなります。

補習所も、修了考査も、会計士登録までの大切な一段階です。

仕事と重なると本当に大変ですが、一つずつ終わらせていきましょう。

この記事が、定期考査と課題研究を無理なく進める一助になれば幸いです。

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