令和4年度(2022年度)修了考査合格発表を分析!合格率は?【公認会計士】

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令和4年度(2022年度)修了考査合格発表を分析!合格率は?【公認会計士】
この記事は以下のような方におすすめ
・令和4年度(2022年度)修了考査合格発表の内容が知りたい方
・公認会計士修了考査の合格率、推移が知りたい方
とむやむくん
とむやむくん

令和4年度(2022年度)修了考査合格発表の内容(合格率等)を分析します。

2023年4月8日(金)令和4年度(2022年度)修了考査の合格発表が行われました。

合格された方、本当におめでとうございます。

今回は残念だった方、また、令和5年度(2023年度)の修了考査を受験予定の方に向けて

今回は、令和4年度(2022年度)修了考査合格発表を分析します。

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令和4年度(2022年度)公認会計士修了考査合格発表:合格率

まず、令和4年度(2022年度)公認会計士修了考査の合格発表の内容です。

受験願書提出者数 2,181名
受験者数     2,000名
合格者数     1,392名
対受験願書提出者提出者数合格率
63.8%
対受験者数合格率
69.6

こちらが合格発表の内容になります。

さらに詳細になりますと

願書提出者数 2,181名のうち男性1,702名、女性479名(女性比率22.0%)

受験者数 2,000名のうち男性1,543名、女性457名(女性比率22.9%)

合格者数 1,392名のうち男性1,068名、女性324名(女性比率23.3%)

合格者平均年齢は29.8歳、最高年齢は67歳、最低年齢は22歳となっております。

さらに、合格率(対受験者数合格率)の推移です。

修了考査合格率推移

みづらいですが、文字に起こすとこのような形です。

2013年度(H25)67.6%
2014年度(H26)70.8%
2015年度(H27)71.8%
2016年度(H28)69.6%
2017年度(H29)69.3%
2018年度(H30)56.1%
2019年度(R1)48.8%
2020年度(R2)49.5%
2021年度(R3)64.6%
2022年度(R4)69.6%

R1年度にがくっと合格率が落ちた後、

R3年度にかなり持ち直した合格率ですが、R4年度もその傾向が続いています。

これはR1年度の合格率低下を受け、

受験生全体で「対策しないと受からない」という風潮ができたためだと考えられます。

確かに問題が易化した、等の影響は考えられますが、

それでも受験生の中での勉強の時間数等が向上した結果だと思われます。

そして、修了考査の問題が極端に難化したりしない限りは、この傾向は続いていくと考えています。

合格率が回復傾向にあるとは言っても、依然として対策をしないと修了考査突破が厳しいのは間違いありません。
※データはこちらを元に作成しています
日本公認会計士協会『修了考査について
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修了考査対策はしないとやばい?(予備校:CPA会計学院、TAC、資格の大原の利用)

修了考査の内容は基本的には過去に実務補習所で学習した内容から出題されます。

一時は大半の受験生が容易に突破していく試験でしたが、

近年の修了考査の難化を受けて、どの受験生もかなり気合を入れて対策をするようになりました。

やはりその対策で一番重要になってくるのは予備校の利用になります。

従来はTAC、資格の大原の修了考査対策がメインとなっていましたが、

数年前よりCPA会計学院も本格的に修了考査対策に乗り出しており、

SNS等を見ても、現状はCPA会計学院とTACの修了考査対策どちらかを利用している方が多い印象です。

(資格の大原の方もいるのでしょうが、私はあまり見かけませんでした)

さらに、予備校の答練だけやっていれば大丈夫!と言われていた時代もありましたが

最近では答練だけにとらわれず、しっかりテキストベースでも対策をする受験生も増え、

より修了考査対策に時間をかけている印象です(やはり近年の難化の影響です)

なので、修了考査に確実に合格したいのであれば、予備校の利用は必須、と考えます。
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修了考査合格者・受験生が監査法人から転職するのはなぜなのか

監査法人に勤めていらっしゃる方は肌で感じているかと思いますが、

修了考査合格後転職する方が本当に多いです。

(もしくは、修了考査受験要件の実務要件3年を達成した後の転職も多いです)

・監査法人よりも、もっと自分の好きなフィールドで公認会計士のキャリアを進めたい。
・今の監査法人の働き方ではとても合格できない、合格後の事も見据えて転職しておきたい。

修了考査合格後、シニアに昇格できる監査法人が多く、責任も業務量もさらに増えていくことを考えると

ワークライフバランスや自分のやりたいことを優先して転職していく方が多い印象です。

監査法人に残るのももちろん選択肢としてはありですが、

何も監査法人だけにしばられる必要は全くありませんし、今の法人に留まる必要もありません。

『やりたいことをやれる』それが会計士最大の魅力だと思います。

転職活動をするにあたってはやはり転職サイトや求人サイトへの登録が手っ取り早いです

(自力で探すのはなかなか厳しいですし、給料交渉等もできません)

転職サイトはどこも無料なので、どこでもいいのですが、もしお悩みならヒュープロがおすすめです。

業界ではトップクラスの実績があり、会計士や会計士補向けの求人が大量にあります。

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まとめ

改めて、今回合格なさった方、本当におめでとうございます。

公認会計士として正式に登録されることで、活躍できるフィールドは益々広がります。

また、残念だった方も、公認会計士試験と違い何度でも挑戦できる上、

万全な対策をすれば合格は可能ですので ぜひ諦めずに挑戦を続けて下さい。

参考になれば幸いです。

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