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監査法人の非常勤完全ガイド|仕事内容・時給・年収・契約・求人の探し方

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監査法人の非常勤完全ガイド|仕事内容・時給・年収・契約・求人の探し方
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この記事は以下の方におすすめ
・監査法人の非常勤という働き方を、一通り知りたい方
・独立後の収入源や、家庭と両立できる働き方を考えている方
・時給だけでなく、契約や年間の仕事量も知りたい方
・試験合格後、学生や未経験から非常勤で働けるか気になる方

とむやむくん

監査法人の非常勤は、監査経験を活かしながら稼働を減らしある程度稼ぐことができます。興味がある方も多いのではないでしょうか。

筆者(とむやむくん)プロフィール

・30代で働きながら公認会計士試験合格
・修了考査合格、公認会計士登録済、現在独立、転職エージェントとしても活動
・SNSフォロワー1万人超アカウントで情報発信中

監査法人の非常勤は、勤務する日数や時間、関与する期間などを契約で決め、監査業務に参加する働き方です。

独立した会計士の収入源になるほか、育児や介護、ほかの仕事と組み合わせて働きたい方にとってはかなりいい選択肢になると思います。

時給の高い求人を見ると、やっぱり気になりますよね。

(私も意味なく非常勤求人を調べまくっていたことがあります…今も見ますけど)

「これなら週に3日働くだけでも結構稼げるのでは!?」なんて考えてしまうのは私だけではないはずです。

ただ監査非常勤をやるうえでも注意点は結構あって、

例えば実際に何日働けるのか、とか

勤務日以外にどんな対応があるのか、とかですね。

この記事では、経験者の非常勤勤務を中心に、試験合格者や学生の応募等、監査法人の非常勤について幅広く書くようにしました。

各項目に可能な限り別記事の詳細リンクもつけるようにしていますので、網羅的に調べたい時、ぜひ参考にしていただければと思います(リンクのないものは随時補完していきます)

知りたいところから読めるよう、主なテーマをまとめました。

【ストップ!!】現在の監査法人等でもう限界の方へ
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 ・ 年収上げて残業減らす
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目次

監査法人の非常勤とは?契約と仕事内容の基本

「非常勤」は「常勤でない」(そのままですね)ということですから、働く日数や時間等が常勤と違い柔軟性が高いです。

ただ、一口に非常勤と言っても、「雇用」と「業務委託」の2つのケースもあります、ここではこの2つについて、また、非常勤の仕事内容の基本についても解説していきます。

非常勤には、雇用と業務委託の募集がある

雇用か業務委託か、非常勤では大きく2つの働き方に分かれます。

ただ、これ実際どちらの話も聞いたことあるのですが…

少なくとも監査法人では、正直そこまで働いている体感としては違いがないんですよねえ…

(明確な違いを感じた事がある方がいればご連絡ください)

雇用だと当然保険関係とか福利厚生関係とか充実することにはなりますし、業務委託では多くのケースではそれらはありません。

でも、業務内容的にはほぼ同じなのでは…?と感じています。

一般的には勤務日数が多めだと雇用になりがちなイメージがあります。

とむやむくん

少なくとも募集要項や契約書にはきちんと明記されているはずですから、流し読みせずきちんと確認するようにしましょう。特に保険関係は結構面倒です。

担当するのは監査の実務。調書を出した後の対応もある

たとえばある勘定科目の監査を担当するなら、資料を照合し、不一致の理由を確かめ、実施した手続と結論を調書に残して…

まあ皆さんJ1からさんざんやってきたことだと思いますのでイメージは付くと思います、

やることは普通のスタッフ~シニアの業務が中心です。

(通常は主査業務やマネージャーロールを担当することはありません、通常は、)

ただ勤務日が少なかったとしても、この仕事の中身は大切です。

どうせこのクライアント1日しかアサインないしテキトウでいいやー

とは、いきません。

当然レビューも入りますし、必要な追加対応はすることになります。

逆に主査を経験したい!とか監査業務の幅を広げたい!ということであれば、非常勤よりも常勤の方が向いているかなあ、とは個人的には感じています。

監査法人の非常勤の時給・年収はどう考える?

収入は単価と稼働日数の掛け算、とってもわかりやすいですよね。

求人票の時給に加え、年間で依頼される見込み日数と、報酬の対象になる時間をしっかり把握しておきましょう。

時給は、資格・経験と任される役割によって変わる

今例えば全く何の恣意性もなく、非常勤の監査法人の求人を調べたところ、

ある準大手監査法人の非常勤が時給6,500円で掲載されていました。

(準大手では一般的~少し安めの部類でしょうかね、ちなみにBIG4→準大手→中小の順で一般的には時給が上がります)

この6,500円という数字だけ見て応募しないように気をつけましょう。

もしかして主査業務までやることになるかもしれません

もしかしたら年間アサイン日数が20日位しかないかもしれません

会計士試験「合格者」は5,000円かもしれません

このように任される役割、稼働日数、資格によって時給は変動する可能性があります。

しっかり求人票を確認するようにしましょう。

年収は、年間に確保できる日数で大きく変わる

ここでは先ほどの時給6,500円を使って、1日7時間を仮定してみましょう。

割増しとか全然なく、全ての時間に同じ単価が適用された場合の単純計算です。

スクロールできます
年間の有償稼働日数計算年間の受取総額
60日6,500円×7時間×60日273万円
120日6,500円×7時間×120日546万円
180日6,500円×7時間×180日819万円

いずれも手取り額ではなく、ここから各種税金などがひかれることになります。

なので生活費に充てる金額は、確保できる稼働日数を控えめに見積もり、そこから税金や保険料、経費を考えて決めるようにしましょう。

例えばこちらの仮定で年1,000万円を超えるには220日で1,001万円、高い時給でも、日数が増えれば空く時間は少なくなります。

年間の金額だけでなく、月ごとの入金予定も大事です。

春に仕事が集中して、夏は依頼が少ない契約なら、春の入金を毎月の生活費へどう回すかを考えておく必要があります。

とむやむくん

特に監査法人の場合、繁忙期に勤務が集中しやすいので、閑散期は稼働ゼロ…なんてことも結構あります、その場合、その月は非常勤の収入はゼロです。

日給の金額と、移動・研修・修正対応の扱いも見る

非常勤の中には、時給でなくて日給で提示される場合もあります。

その場合は、1日の所定の労働時間を確認するようにしましょう。

例えば同じ5万円でも、労働時間6時間と、残業まで含めて実は9時間くらいありました、では話は全然違ってきます。

また、遠方のクライアントへの移動や、事前研修、勤務日以外のレビュー修正がどのように扱われるかも大事です。

とむやむくん

特にクライアントへの移動時間はチャージできないケースも多いと思いますので、その場合拘束時間のわりに日給安い…なんてことにもなりかねません。

提示された単価の内容と、仕事に使う時間の両方がしっかりわかってから契約を結ぶようにしましょう。

勤務日数・繁忙期・在宅勤務は、どのくらい自由?

働ける日がある程度自由!とは言っても、当然監査の締め切りやクライアントの予定はあります。

実際監査非常勤がどんな働き方をするのかについて書いていきます。

週何日かに加え、繁忙期に出られる日を伝える

週1日、週2〜3日、繁忙期に集中して関与する形など、探したい働き方は人それぞれだと思います。

ここは法人によってもかなり募集内容がバラバラで、

「繁忙期だけ来てください!」

というところもあれば

「うちは週4日位がっつり入ってもらいたい」

なんてところもあります。

お分かりかとは思いますが、3月決算の監査であれば春の予定が重要になりやすいですが、

クライアント先の決算期や業種によっては必要な時期がずれることもあります。

面接などでアサイン希望を伝える際にも「年間100日働けます」だけでは、必要な日にアサインできるか伝わりません。

応募時は、通常期と繁忙期それぞれで働ける日、難しい日を伝えましょう。

家族の予定やほかの仕事で動けない日があるなら、契約前に相談した方が後から困りにくいです。

(大半の方は他にご自身の業務があるでしょうから、きちんと他の稼働ができる余地を残しておきたいですよね)

在宅勤務と、往査・出張の予定を一緒に聞く

調書の作成を自宅で進められる案件でも、クライアントへの訪問や対面の打ち合わせが予定されることはあります。

(最近では対面推奨系が多いような気がしています)

求人票に在宅制度の記載があれば、週に何日在宅できるか、等

自分が担当するチームでどう使えるかを聞いておきましょう。

とむやむくん

絶対に出社ぁあああ!と、いうところもありますので。

出張があるかどうかも気になるところです。

非常勤は出張に行かない、ということもあるとは思いますが、

当然行くよね?みたいな感じで来られると困るケースもありますから、確認はしておきましょう。

非常勤のメリットと、始めてから困りやすいこと

やはり大きな魅力は、経験を生かしてしっかりした収入を得ながら、ほかに使う時間を持ちやすいことです。

一方、非常勤を始めてから困りやすいこともあります。

独立の立ち上げや、家庭との両立に使える

独立直後に新しい仕事だけで生活費を賄うのは、不安が大きいですよね。

本当にそのサービスで儲かるの?安定的に稼げるの?

これは始めてみるまではわかりません(今もわかりません)

ですが、非常勤の予定が決まれば、その収入を得ながら、自分の事業に取り組む時間を作れます。

独立でなくても育児や介護で毎週5日の勤務が難しい方も、非常勤という働き方はとても魅力的です。

よく聞くかもしれませんが、非常勤を受けすぎて自分のビジネスを開拓する時間が作れなくなる、という事態は避けましょう。

事業を始めたいのに、気付けば全ての平日が監査で埋まっていた、となると目的に合いません。

とむやむくん

まあ、監査の非常勤だけでも生きていけるので、それだけをメインに…というのもできなくはないのかなあと思っています(クビのリスクはありますが…)

収入の変動と、経験を広げる機会の少なさに備える

特定の勘定科目を繰り返し担当する働き方では、その仕事は進めやすくても、新しい業種や難しい判断に触れる機会が少なくなる場合があります。

非常勤だとこういった働き方になりやすいです。

(またこの科目か…慣れてるけど新鮮味はないなあ…なんてことは結構あります)

研修に関しても常勤程は充実していないケースが多いので、

必要な情報は自分でキャッチアップしていく必要が出てきます。

まあ非常勤ですから、法人としてもバリバリ育成しよう!というよりは、

本当に人手が必要な部分を業務として委託する(プロとして受託する)という感じですから、当然と言えば当然です。

なのでもし業務の幅を広げたい、新しい経験をたくさんしたい、ということであれば事前に相談するようにしましょう。

もし期待通りの働き方ができなさそうなら、他の職場を選ぶのも手です。

非常勤になれるのはどんな人?経験・資格別の考え方

採用条件は当然求人ごとに違います。

試験合格者でも可能、主査経験必須、監査経験5年以上など、注意してみる必要があります。

経験者は、「何を担当してきたか」を伝える

非常勤で一番多く目にするのが、監査経験者、特に「公認会計士登録済」の方の募集です。

(監査経験年数で言うと3年~5年以上というのが一番よく見ます。3年位が多いですかね)

応募書類や面接ではこれまでの監査のキャリアで何をどの程度担当してきたのか、主査としてチームを進めた経験があるか。

この辺りをアピールするようにしましょう。

非常勤を募集している法人では、即戦力を期待しています(なので入ってから任せられる仕事を明確にしておきたいのです)。

例えばパブリック分野の募集、みたいな形で特定の分野の経験を求める募集もあります。

上場会社の監査経験が長くても、初めての業種では学ばなくてはならないこともあります。

とむやむくん

私が支援してきた会計士の方々はみなさんその辺りきちんとした書類を作っていただいておりますし、今はAIもありますから、まあ大丈夫だとは思いますが…。

未経験・学生・試験合格者は、育成される募集かを見る

もし監査未経験であれば、試験合格者や学生を受け入れる募集を探しましょう。

会計士試験の受験中、論文式合格後、修了考査合格後、登録済みでは応募できる条件が変わります。

(圧倒的に登録済み、の募集が多いです)

募集要項の資格欄を読み、分からないところは採用担当者へ聞くようにしましょう。

未経験から始めるなら、どんな感じで仕事を教わり、どんな仕事から担当するかも重要です。

学生の方は授業・試験や実務補習の予定も伝え、繁忙期に働ける日を相談しておきましょう。

USCPAやブランクのある方は、求人ごとの対象を確かめる

USCPAや海外の監査経験を生かしたい方は、その資格・経験を対象にする募集を探します。

日本の公認会計士資格を必須とする募集もあるので注意が必要です。

ブランクがある場合は、最後に監査を担当した時期と、現在対応できる業務を伝えてください。

(たまに「直近の監査経験」「〇年以内に監査をした経験」みたいな形で書かれている求人もあります)

ブランクがあることを変に隠したりすると契約後面倒なことになるかもしれないので、

その辺りは隠さずに伝え、しっかり情報をキャッチアップして業務に臨むことをアピールしていきましょう。

監査法人の非常勤求人はどう探す?

紹介、直接応募、専門の紹介会社など、経路はいくつかあります。

良い求人に出会った時のために、

まず自分が働ける時期や担当できる業務を明確にしたうえで探すようにしましょう。

知人の紹介と、公式の募集・紹介会社を使う

元の勤務先や知人に相談すると、

「うちの法人全然人足りてないからやってくれない?」

なんてことは、割とよくあります。

しかも大体は一般的な公募よりは待遇がいいことが多いです、なのでラッキーです。

ただ、あなたの人柄を知った上での紹介だからこそ、しっかり堅実に取り組む必要はあります。

(急にアサイン変更をしてみたり、テキトウな調書を作っているようでは信用を失ってしまいます)

つながりが少ない方は、監査法人の採用ページや、会計士に特化した紹介会社も検討しましょう。

会計士同士の勉強会や交流の場で非常勤案件がないかどうか聞くのも結構いい手だと思います。

とむやむくん

ただそういった会であんまり露骨に「非常勤ないですか?非常勤ないですか?」と聞いて回るのは避けましょう、初対面ですし。何回か出席して顔を覚えてもらった位で、「そういえば…」みたいな形で切り出すのが自然かな、と思っています。

私自身も転職エージェントで非常勤案件持っていることもありますし、よろしければDMでお気軽にご相談ください。

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応募・面談では、稼働できる日と担当範囲を具体的に話す

たとえば

「平日は週2日、4〜5月は週3日対応できます。上場会社の製造業監査で在庫を担当し、現場主査の経験もあります」

という伝え方なら、担当者(私もですが)が案件との相性を考えやすいです。

面談時には、履歴書や職務経歴書を作っておくと話がスムーズに進みます。

あとはご自身の中で希望する働き方や収入の目安、出張の可否などを明確にしておきましょう。

エージェントとの面談は面接ではないので、伝えたい要望はすべて伝えておきましょう。

とむやむくん

私も面談していて、たまーーーにですが、本心を隠されてお話される方にお会いします。突っ込んで聞いていったり、求人を実際紹介したりすると、「実は…」という感じですね。要望は遠慮せず、しっかり伝えて大丈夫です。ただ「どんな人なのかな…?法人に紹介して大丈夫かな…?」という目線では見られているので、社会人としてのマナーみたいなものは必要です。

契約前に聞きたい条件と、更新・仕事が減る場合の備え

時給と勤務日数が合っても、細かな対応で行き違うことは、まあまああります。

初めて契約する場合、普段の連絡方法や支払いの流れ等、細かいところも聞いておきたいところです。

契約前に、勤務日以外の対応と支払条件を聞く

  • 契約する法人と契約形態、期間、更新の判断時期
  • 担当業務と役割、レビュー修正・追加作業の扱い
  • 最低日数の有無、日程の確定時期、変更・中止時の対応
  • 在宅・往査・出張の場所と、移動時間・費用の扱い
  • 単価、税込・税抜の別、請求方法、締日と支払日
  • 研修、会費、端末・ソフト等の費用負担
  • 勤務日以外に連絡が必要なときの窓口と対応方法
  • 責任の範囲、損害賠償条項、保険がカバーする範囲

もし口頭等でなにか条件交渉をして決まったものがあれば、しっかりメールや契約書等で残しておきましょう。

「あれ、そんなこと言いましたっけ…?」なんてことは言われないとは思いますが、念のためです。

更新の予定と、稼働が減ったときの生活費を考える

来年も同じ日数の依頼があるかは、監査先や法人の人員体制によって変わります。

契約上の更新条件と、次年度の依頼日数の見込みは聞いておいた方が良いかもしれません。

非常勤の場合、1年契約で都度更新、というケースが多いです。

1年後も再び更新されるのか、それともされないケースが多いのか(更新上限があるのか)、この辺りは結構重要です。

とむやむくん

まあただお聞きしていると、契約が終わるというよりは、会計士の方から他の業務をやりたいので今回限りで…というケースが多いようですね。

また、「年間このくらいお願いしたい」という話と、具体的な日程の日数が、違うことも…あります。

(「年間このくらいお願いしたい」、というのが上限位の感覚ですかね。実際は減るケースもあります)

予定が減った場合や、急に働けなくなった場合に、どの程度の生活費を確保しておくかも考えておきましょう。

掛け持ち・副業は、日程と独立性の両方に注意する

複数の法人で働く、非常勤と自分の事業を組み合わせる、といった働き方を考える方も多いと思います。

非常勤といえどもこの辺りは法人のルールには従う必要があります、確認が必要です。

法人を増やすほど、繁忙期の日程調整が必要になる

仕事の依頼元を増やせば、一つの契約に頼り過ぎる状態を減らせます。

ただ、監査法人であれば繁忙期は被りやすいもので…体は一つしかありませんし、その辺りの調整は必要です。

(多くの監査法人では繁忙期(4、5月)というのは多く入ってもらいたいですからね…)

監査法人に限らず、他の非常勤も受けすぎるとスケジュール調整がきつくなりがちなので、しっかり管理するようにしましょう。

ほかの仕事を受ける前に、独立性の確認を受ける

監査に関与する場合、非常勤でも監査人としての独立性が当然に求められます。

自分の事務所で記帳代行や税務の仕事を受けるとき、社外役員に就くとき、金融資産を保有するときなどは、監査先との関係が問題になる場合があります。

関係会社や家族に関する確認が必要なこともあります。

(監査法人で働いたことがある方ならわかるかと思います、あの面倒な独立性の確認系のやつは、非常勤でも必要です)

仕事を受けてから報告するのではなく、関係する情報を法人の独立性担当者へ事前に申告するようにしましょう。

担当する会社や業務内容を変える場合も、自己判断で「大丈夫」と済ませず、必要な確認を受けることが重要です。

とむやむくん

結構多いのが、「監査法人の非常勤の兼務禁止」です。大きい監査法人程このルールがあったりするので、気をつけましょう。

非常勤を長く続けるには?CPDと将来のキャリア

非常勤を続ける場合も、監査の知識を更新し、相談できる相手を持つことも大切です。

働き方は一度決めたら終わりではなく、家族の事情や仕事の希望に合わせて見直すことも検討しましょう。

CPDと監査の知識を更新する時間も予定に入れる

登録公認会計士としての継続研修や会費などの管理は、常勤を離れた後も必要です。

(面倒なんですよね…)

法人内の研修を受けられるか、そしてそれがCPDの対象になるか、参加する時間や費用はどう扱うかを聞いてください。

とむやむくん

親切な法人だと法人内の研修でCPD要件が満たされて、しかも研修時間も時給が発生する…なんてこともあります。

皆さんご経験されているとは思いますが、研修って見るだけでも結構時間かかるんですよね…

気づいたらCPDの期限過ぎてた!なんてことにならないように、あらかじめ予定に入れておくようにしましょう。

年齢だけでなく、担当できる仕事と次の選択肢を持つ

「何歳まで非常勤を続けられるか」、これは法人によります。

長く続けたいなら、面接時等に契約の更新についても聞いておきましょう。

仕事を受け過ぎて身動きが取れない場合は日数を減らす。

逆に、もう少し組織の中で経験を積みたいなら常勤への応募を考える。

独立業務を伸ばしたいなら、そちらに使う日を増やす。

状況に合わせて変えてよいと思います。

続けたい働き方に合わせて、勤務日数と担当業務を定期的に見直しましょう。

とむやむくん

先ほども少し書きましたが、大体は会計士の都合で非常勤を辞めることが多い印象です。まあ稀に更新限度がある場合もありますが…。

まとめ:ほしい収入と、残したい時間から働き方を選ぶ

監査法人の非常勤は、監査経験を生かしながら、自分の時間の使い方を考えられる働き方です。

高い時給だけで決めず、年間の仕事量と契約条件が生活に合うかを見てください。

最初に、生活に必要な金額と、監査以外に使いたい日をしっかり決めておく。

そのうえで、担当できる仕事と働ける時期を採用担当者へ伝える。

具体的な条件を聞くと、自分に合うか、なんとなく見えてきます。

非常勤で得る収入を支えに、別の仕事へ挑戦することもできます。独立後の仕事全体を考えたい方は、こちらも参考にしてください。

みなさんが希望する働き方を実現できますよう、お祈りしております。

監査法人の非常勤に関するよくある質問

監査法人の非常勤とは、どんな働き方ですか?

勤務する日数や時間、期間などを契約で決め、監査業務に参加する働き方です。雇用と業務委託の募集があるため、契約形態と担当する仕事を見てください。

監査法人の非常勤だけで生活できますか?

必要な生活費と、年間で確保できる仕事量によります。時給だけで判断せず、稼働が少ない時期や税金・保険料、毎月の入金も考えて決めましょう。

非常勤で年収1,000万円を目指せますか?

単価と稼働日数によって計算上は届きますが、その量の仕事を確保する必要があります。今回の記事の仮定では時給6,500円×7時間×220日で1,001万円、税金・保険料・経費を引く前の金額です。

週1日や繁忙期だけの勤務もできますか?

その条件を受け入れる募集があるかによります。通常期と繁忙期それぞれの稼働可能日を伝え、最低日数や日程の決め方を相談してください。

監査未経験でも非常勤に応募できますか?

未経験者や試験合格者を育成する募集かを確かめてください。経験者向けの募集は即戦力を求める場合があるため、担当業務と指導体制も見ます。

学生や、公認会計士登録前の合格者も働けますか?

学生・試験合格者を対象とする募集が候補になります。必要な資格の状態を確かめ、学業や実務補習の予定と両立できる勤務日を相談しましょう。

非常勤の時給はいくらですか?

法人と担当業務、経験で変わります。6,000円~8,000円程度が多いかと思います。

複数の監査法人の掛け持ちはできますか?

各法人の契約と承認・申告のルール、独立性を確かめてください。繁忙期の予定が重なることもあるため、確定した稼働日を管理して受ける必要があります(ただ、大きい法人ほど、できないところが多い印象です)

非常勤でも在宅勤務はできますか?

法人の制度と担当する業務・チームによります。在宅可の募集でも、クライアント訪問や出張の予定、情報管理のルールを聞いてください。

非常勤でもCPDを受ける必要がありますか?

基本的にはあります。登録公認会計士として、年度ごとの履修義務と法定監査への従事状況を確認してください。法人内研修を受けられるか、時間・費用の扱いも契約先へ聞いておくと進めやすくなります。

非常勤はずっと続けられますか?常勤へ戻れますか?

継続は契約更新や担当業務、本人の希望によります。常勤への復帰も求人と選考によるため、今の契約先や以前の勤務先へ希望する役割を相談してください。

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