・論文の勉強法で悩んでいる方
・専念の方
・TAC、CPA会計学院利用の方

定期的な見直しを行う独自の勉強法を解説していただきました。
私のX(旧twitter)で募集を行っております、
『予備校を介さない本音ベースの論文式合格体験記』
本当にたくさんのご応募いただきありがとうございます。
今回は勉強専念で独自の定期的な見直し勉強法で合格されましました、U様の合格体験記を紹介いたします。
そこまで変わった勉強方法ではないですが、これをきちんと実行し合格したというのはさすがと言わざるを得ません。
勉強方法で悩んでいる方の参考に必ずなるはずです。
それでは、論文式合格体験記、お読みください。
(文中に出てくる、『吹き出し』『メモ』等は私とむやむくんが勝手に感じたことを書いているだけで、ご提供いただいた方の書き込みではありません)
☆この記事の信頼性について
筆者は公認会計士であり、自ら収集した合格体験記を掲載しております。
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ステータス
ペンネーム…U
年代…20代前半(既卒2年目)
学生or専念or社会人…専念
最終学歴…大卒
偏差値…60半ば
データ
利用した予備校…1度目の論文(ゴッパチ)までTAC。以降CPAへ移籍
通学or通信…通信
通信の場合講義は何倍速で見ていたか…1.5~2倍
勉強期間…約8,000時間
受験回数…短答2回、論文2回
各科目およその順位…
会計学:400~500位
監査論:1,100位前後
企業法:700~800位
租税法:800位前後
経営学:700~800位
合格年…R7年
全体的な勉強法
講義視聴(メモは適時取る)→問題集でアウトプット
基本的に計算科目はこの方法を一貫していました。
問題を解いた日付け、正誤は必ず記録し、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後など一定の期間を空けて再度解き直しをしていました。
この際に1度目で正解した問題も講義視聴後が故に正解できた可能性もあるためなるべくどの問題も複数回解くようにしていました。
理論科目はまずは納得感を重視し暗記は後回しにしていました。
講義は理解できるまで何回も聞き直す。
1回で理解できるとは思わない。
時間をかけて丁寧に取り組みました。
そうすれば自然と暗記は楽になると思ったからです。

計算、理論ともにしっかりした勉強方針を固められています。
A~C論点どこまでやったか
短答期:全く理解できないC論点を除いて全て
論文期:とにかくA,B論点を中心に。負担にならないものや攻めの科目はC論点まで
科目別勉強法
企業法
講義視聴後、メモや講義内容を元にレジュメを読み返しマーカー作業などを行う。
理解が曖昧だと感じるところは躊躇うことなく講義を再度視聴。
この段階で論証の暗記は全く力を入れてません。
全講義でこれが完了したら論証暗記にも力を入れます。
一言一句暗記することは絶対にしません。
条文番号も、よく引く番号や知ってないと引くのに時間かかる番号は覚えてしまい、大きく何番から何番までは〇〇だ。
というのも覚えておくと目次を見ることが少なくなり時短できます。
とにかく基本の型を覚えてそれを忠実に守って何かしら書く。
焦って基本の型から外れて書き殴らない。
これを守ることがとにかく大切だと思いました。

他の合格者の方もおっしゃていますが、論証すべて暗記は難しいです。型を覚えて対応できるようにしていくことが重要ですね。
管理会計論(計算)
とにかく論文用の問題集を解きまくる。
1周目はルーズリーフに回答過程を残して解きます。
間違えたものは正しい回答過程を書いておきます。
2周目以降は1周目で残した回答過程をなぞるように書くことはせず電卓だけ叩いて周回します。
あとは答練で時間配分に気をつけることをとにかく意識します。
計算に関しては解き方を身に染み込ませる、時間配分に気をつける。
これだけでかなり成長できます。
管理会計論(理論)
論証集をロジカルフローにそってただひたすらに暗記する。
この時に負担にならないように納得感を持って理解しながら暗記できると望ましい。
典型論証さえ書き負けなければあとはアドバンテージになる。
監査論
監査の全体像を掴む。
などよく言われるが自分はまずはとにかく暗記に力を入れた。
暗記箇所がどこか分からなければ、この問題は法令基準集を引かないと解けないものなのかどうか分からない。
そのためまずは暗記箇所がどこなのかを徹底的にインプット。
財務会計論(計算)
論文期には講義は見ていない。
個別計算は答練で思い出しを行っていた。
第5問対策はコントレと答練をやり込む。
財務会計論(理論)
講義を納得感を持って見たあとはただひたすらに論証集を暗記する。
答練ででた箇所は論証集にメモをし、他の論証よりも重点的に暗記をする。
租税法(計算)
講義視聴後に問題を解く。
解けない問題は「全体的な勉強法」で記載した周期で解き直す。
一通り解き終えたら目解きに以降して高速周回。
租税法(理論)
租税法の法令基準集は1つ1つの条文の中身が長く難解な内容が書かれているため、
法令基準集を中心に勉強し、予めこの条文はつまりこうゆう事が言いたいのか。
と納得感を持って一通り目を通す。
よく見る条文や全体を通してどこに何が書いてあるかは暗記しておく。
経営学(計算)
速習レジュメをメインに、問題含めレジュメ全体を3分割くらいのペースで周回。
答練ででた計算は難しいもの含め、暗記してもいいから必ず解けるようにしていた。
経営学(理論)
キーワードは重要性に関わらず予備校から提供されたものは全て覚える。
キーワードの意味や流れも覚える。
文章問題は前文に書いたことができてくれば特段力を入れずとも勝手に覚えていく。
とにかく暗記がものを言うので固まった時間をとると言うよりも毎日30分~1時間など少ない時間を取るようにする。
試験一週間前の勉強方法
企業法
論証の暗記。よく見る条文番号の暗記。
管理会計論(計算)
ほとんどやっていない。
管理会計論(理論)
論証集を暗記。この時はA論点を重点的に。
監査論
論証の暗記のみ。
財務会計論(計算)
ほとんどやっていない。
財務会計論(理論)
論証集の暗記。この時はA論点を重点的に。
租税法(計算)
ほとんどやっていない。
租税法(理論)
これまで加工してきた法令基準集の読み込み。
答練の解き直し。
経営学(計算)
ほとんどやっていない。
経営学(理論)
キーワードを中心に暗記を継続。
各科目回した教材と、およその回転数
企業法
青木レジュメ、論証部分10周、その他3~5周
管理会計論(計算)
論文対策集 5~7周
管理会計論(理論)
論文対策集 20周
監査論
松本レジュメ、論証部分10周、その他3~5周
財務会計論(計算)
総合コントレ 4集
財務会計論(理論)
ポケ論 20周
租税法(計算)
冨田レジュメ 10周
租税法(理論)
冨田レジュメ 2周、法令基準集 3周
経営学(計算)
速習レジュメ 5周
経営学(理論)
速習レジュメ 20周
学習時間
1日目安…8~11時間
1月目安…250~300時間
総勉強時間…8,000時間
全体勉強時間を100%とした場合の各科目の割り振り
企業… 14%
管理計算… 12%
管理理論… 5%
監査… 13%
財務計算… 17%
財務理論… 15%
租税計算… 10%
租税理論… 4%
経営計算… 6%
経営理論… 4%
1日のスケジュール
平日・休日・直前期
6:00 起床、朝食
7:00~12:00 勉強(間に適宜休憩)
12:00~13:00 昼食、昼寝
13:00~17:00 勉強(間に適宜休憩)
17:00~18:00 筋トレ
18:00~20:00 風呂、夕食、自由時間
20:00~22:00 勉強(間に適宜休憩)
22:00~23:00 自由
23:00~ 就寝
失敗した勉強法や後悔
論文対策講義という重い講義を沢山取ってしまったことから、講義の消化がメインになってしまい後々理解が乏しいことに焦り講義を2周したものもあること。
講義はゆっくりでもいいから理解を伴って丁寧に受講すべきだった。
これは良かった!という勉強法
会計学第5問の強化のために連結を解きまくる。
財理の暗記は早いうちからたくさん時間を使って暗記する。
管理計算の目で解く方法はとても良かった。
予備校感想
費用
特になし
教材
糊付けが甘いものがありバラバラになるのはどうにかしてほしい。
補助レジュメをpdfで載っけるくらいなら最初から冊子レジュメに記載しておいてほしい。
何のための講師レジュメなんだよ。
講師
特になし。
校舎数
通信のため不明
雰囲気
通信のため不明
サポート
利用していないため不明
デジタル学習ツール
利用していないため不明
質問体制
メール対応はたまに遅いこともあったが概ね良かった
この予備校をおすすめしたい方
受験生全員(適当ではなく真面目に)
この予備校をおすすめできない方
合格者占拠率高いしとりあえずCPA入っておけば合格できるっしょ、と甘い考えの方(そもそもこのような方はどの予備校でも合格は無理だが…)
モチベーション管理
日常の食事や歯磨きと同じような感覚で勉強をしていたためモチベーションが変化することは特になかった。
専念生がモチベなんかでうだうだ言ってる余裕はない。

食事や歯磨きのような感覚で勉強。この言葉私とても好きです。本当にそうなんですよね、それ位の域に達しないと続かないんですよね。
論文式受験生へメッセージ
論文は短答と大きく違い、正しい努力が成果に反映しやすい試験です。
逆を言えば、苦手科目がたまたま跳ねるということはあまりなく、基本的には偏差値は低いままです。
そのためこのような科目を如何に偏差値50に近づけるかが重要です。
とは言いつつも苦手科目の偏差値50は中々簡単なことではありません。
そこで攻めの科目を作り、この科目だけは安定して60前後取れるな、というくらいまでやりこんでみましょう。
そうすれば苦手科目の偏差値が45でも全然耐えます。
繰り返しになりますが、「試験勉強」という見方をすると論文は短答よりもかなり大変ですが、「試験そのもの」で見ると短答よりも実力が反映されやすく努力が実を結びやすいものです。
今は大変な時期かもしれませんが、まだ時間はあるので自分はなにが苦手で何が得意なのか。
各科目どれくらいの偏差値で総合合格するのか。
そのために苦手科目はこれくらいまで許容できる。
得意科目はこれくらい目指したい。
こういったことを明確にすることでモチベーションの浮き沈み防止、過度な不安に襲われず、安定した精神状態で試験に望めると思います。
皆さんの合格、心より応援しています!

