監査法人を辞めたい3年目の会計士へ。後悔しない転職・独立戦略

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監査法人を辞めたい3年目の会計士へ。後悔しない転職・独立戦略
この記事は以下の方におすすめ
・監査法人に入社して3年目で、インチャージを任されて疲弊している方
・深夜残業や休日出勤が続き、ワークライフバランスが崩壊している方
・修了考査が終わり、今後のキャリアについて真剣に悩んでいる方
・転職や独立を考えているが、大手エージェントにいきなり相談するのは気が引ける方
とむやむくん
とむやむくん

3年目の会計士の方、後悔しない転職戦略をしっかり練りましょう。

筆者(とむやむくん)プロフィール
・30代で働きながら公認会計士試験合格
・修了考査合格、公認会計士登録済、転職エージェントとしても活動
・SNSフォロワー1万人超アカウントで情報発信中

転職エージェントとして活動する中でよく見る現象、それが

監査法人3年目会計士がめちゃくちゃ辞めていくこと。

これは監査法人にいる方なら誰もが目にする光景でもあると思います。

終了考査受験、もしくは合格したタイミング、12月~4月にかけて来る

お世話になりました一斉配信メール、定番ですよね。

さて前置きは良いとして、今回は、監査法人をやめたい3年目会計士が、後悔しない転職・独立戦略ということで書いていきます。

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監査法人を辞めたい3年目のあなたが抱えるリアルな悩み

入社3年目という時期は、公認会計士としての基礎が身につき、現場の最前線で活躍し始めるタイミングです。

しかし同時に、監査法人特有の理不尽さや激務に直面し、心身ともに限界を感じる時期でもあります。

・インチャージやり始めたら今までと世界が変わった(悪い意味で)
・ワークライフバランス元から悪かったのに更に悪くなった
・そもそも監査に飽きてきた

こんな思いをしたことはないでしょうか?

ここでは、なぜ3年目で監査法人を辞めたくなるのか、現場のリアルな理由を整理します。

ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

インチャージ(主査)の重圧と割に合わない給与

3年目になると、一部の科目だけでなく、現場全体のマネジメントを担うインチャージを任されることが増えてきます。

後輩スタッフの指導、クライアントとの折衝、そしてマネージャーやパートナーからの厳しい調書レビュー。

業務量と責任は爆発的に増大します。

しかし、その重圧に対して給与が劇的に上がるわけではなく、スタッフ時代と比べて割に合わないと感じる方が大半です。

スタッフからシニアに上がったり、職階が上がると給与がドンッと上がるのが監査法人のいいところですが、

いくら主査をやったからといって特に何もありませんし(通常は)、え、じゃあやらなくてよくない?というのが正直な感想かもしれません。

(経験としてはもちろんやったほうがいいのですが…)

とむやむくん
とむやむくん

転職エージェントの立場からすれば「主査は必ず経験したほうがいい」と言いたいですが、あまりにも労働環境が変わるため、やりたくない、という気持ちはよくわかります

ワークライフバランスの崩壊と将来への絶望感

期末監査などの繁忙期に忙しいのはどこの監査法人、何年目でも変わりません。

特に3年目ともなると、休日も自宅でPCを開いて調書を作成する日々が続いているのではないでしょうか。

ふと周りを見渡すと、5年上、10年上のマネージャーやシニマネが自分以上にそれこそ身を削って仕事をしている姿が見えたりします。

今でさえこんなに大変なのに、この先にあるのがあの状況なのか…

そう考えたとき、「自分には到底無理だ」「もっと人間らしい生活がしたい」と悟り、退職を決意する大きなトリガーとなります。

私自身もこの法人に長く勤務するのは無理だな…(というか嫌だな)と感じて退職しています。

やはり上を見た時の絶望感というか、あんな風に働くことはできないな…というのは大きかったです。

(残るならパートナーを目指す、ということにもなりますし社内政治にも辟易としていましたし、理由はたくさんありますが)

監査業務そのものへのマンネリと成長実感の欠如

入社1年目は見るものすべてが新しく、知識を吸収する楽しさがあったはずです。

(ありました、よね…?)

しかし3年目ともなると、ある程度一通りの手続きを経験し、業務がルーティン化しがちです。

基本的には去年の調書をベースに内容をアップデートし、論点があれば検討して、クライアントに資料依頼して…

自分は本当にプロフェッショナルとして成長しているのか、これ独立したとして食っていけるスキルは身についているのか、という焦りを感じる会計士は非常に多いです。

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入社3年目で監査法人を辞めるのは「逃げ」なのか?

結論から申し上げますと、3年目で監査法人を辞めることは決して「逃げ」でも「甘え」でもありません。

むしろ、公認会計士のキャリア戦略において、市場価値が最も高く、選択肢が豊富にあるベストなタイミングの一つと言い切れます。

転職市場における「監査3年経験」の圧倒的な強み

転職市場において、監査法人での3年間の経験は

「一連の監査手続きを理解し、自己完結できる能力がある」

という強力な証明になります。

若さと体力があり、かつ実務の基礎が固まっている3年目の会計士は、

事業会社の経理・財務部門、FAS、コンサルティングファーム、ベンチャー企業のCFO候補など、

あらゆる業界から引く手あまたの状態です。

各業界、人手不足と言える状態ですし基礎力がある会計士は本当に求められています。

もちろん転職対策などはきちんとする必要がありますが、

きちんと対策をすれば十分に好待遇で転職をすることが可能です。

ポテンシャル採用と即戦力採用の両方の枠を狙える、非常に恵まれたポジションにあると言えるでしょう。

修了考査を終えた絶好のタイミング

3年目といえば、ちょうど修了考査を受験し終えた、あるいは合格発表を控えているタイミングでもあります。

働きながらの過酷な試験勉強からようやく解放され、精神的な余裕が生まれます。

目の前の試験ではなく、自分の人生やキャリアと真正面から向き合えるようになる時期だからこそ、

次のステップを真剣に考えるのは極めて自然な流れです。

私の周りでもやはり修了考査のタイミングで転職、という方は多かったです。

実務要件の年数もありますし、会計士なら監査を一通り経験しないと、というところもあり、それが満たされるベストなタイミングと言えます。

とむやむくん
とむやむくん

ただ転職エージェントの立場から言わせていただくと、転職に際して「会計士登録まで終わっていること」を条件にしてくるところもありますから、行きたい法人がどういう募集要項になっているかは事前に確認しておいた方がいいです。

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監査法人を辞めた後のキャリア選択肢とリアルな実態

では、実際に監査法人を飛び出した後、どのような道があるのでしょうか。

よくある転職先とその実態について、大手転職サイトには書かれていないリアルな視点から解説します。

FAS(財務アドバイザリー)・コンサルティングへの転職

監査で培った会計知識を活かしつつ、より前向きなビジネス支援に携わりたい方に人気の選択肢です。

M&Aのデューデリジェンスやバリュエーションなど、刺激的な業務に関わることができます。

給与水準も監査法人と同等かそれ以上を狙えます。

(増えるケースが多い気がします)

ただし、労働時間は監査法人の繁忙期レベルが1年中続くような激務のファームもあるため、

ワークライフバランスを求めて転職する場合は事前のカルチャーリサーチが必須です。

私が話を聞いた中で印象的だったのが

「勤務時間は9時5時です」

という方がいたので、あーコンサルでもそんなホワイトな所もあるんだ、と思っていたら

9時から翌朝5時だった、という出来事です。

いやそれは身体壊す…(当然会社に泊まっているそうです)

事業会社(経理・経営企画)への転職

第三者の立場からではなく、当事者としてビジネスを動かしたい、

企業の内側から成長に貢献したいという方に適しています。

上場企業の経理財務部門であれば、監査法人時代よりもカレンダー通りの安定した生活を送りやすくなりますから、

ワークライフバランスとしては改善される傾向にあります。

給与面では一時的にダウンしてしまう可能性がありますが、長い目で見れば安定して働けるのでどこを重視するかだと思います。

一方でベンチャー企業の場合は、IPO準備などで監査法人時代と同等以上の熱量が求められることもありますが、

ストックオプションによる大きなリターンを狙える魅力があります。

中小監査法人への転職という選択肢

監査の仕事自体は嫌いではないけれど、

BIG4ならではの手続きの多さや激務が辛いという方には、準大手や中小監査法人へのスライド転職がおすすめです。

クライアントの規模が小さくなる分、経営者と直接コミュニケーションを取る機会が増えてやりがいもありますし、監査と並行して幅広い業務に携わることが可能です。

また、法人によってはBIG4よりもワークライフバランスが整っており、自分の時間を確保しやすくなるケースが多いです。

とむやむくん
とむやむくん

準大手や中小の方に話を聞くと「もう大手には戻りたくない」「居心地良すぎて転職する気にならない」そんな声をよく聞きます

独立・非常勤という新しい働き方(フリーランス的キャリア)

監査法人を辞めるイコール「どこかの会社に転職する」だけがもちろん正解ではありません。

公認会計士の資格と3年の実務経験があれば、独立して個人の会計事務所を立ち上げたり、

非常勤監査や業務委託で複数の案件を掛け持ちしたりする働き方が十分に可能です。

時給換算で1万円を超える案件も珍しくなく、週3日だけ働いて監査法人時代と同等の収入を得ながら、残りの時間を家族や自分のために使う。

そんなワークライフバランスを極めた生き方も選べるのが、会計士の最大の特権です。

私がエージェントとして活動している感覚では、監査法人の非常勤の時給は6,000円~10,000円程度、

最近は一般的に賃上げの風潮がありますが、監査非常勤の時給は横ばいな印象です(上げてほしいですよね)

ただ、スポット的に入る非常勤求人の中には10,000円を超えるものもあり、本当に夢のある資格だなあと感じます。

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後悔しないために!退職を決意する前にやるべき3つのステップ

今の過酷な環境から一刻も早く逃げ出したい気持ちは痛いほどわかります。

しかし、勢いだけで辞表を出すのは危険です。

後悔しないキャリアチェンジのために、在職中に必ず以下のステップを踏んでください。

ステップ1:自分にとっての「絶対に譲れない条件」を明確にする

なぜ辞めたいのか、次は何を重視するのかを言語化しましょう。

「年収を下げたくない」
「絶対に定時で帰りたい」
「将来独立するためのスキルが欲しい」
「とにかくインチャージのプレッシャーから解放されたい」

など、優先順位をつけることが転職活動の軸になります。

ここがブレると、転職先でも同じ悩みを抱えることになります。

なぜ辞めたいのか、何がしたいのか、これは転職するうえで大前提の話ですが、

転職エージェントで面談を私がしていると、ここについてあまり明確に答えられない方が結構います。

その時の感情も大事ですが、長期的に見てどんなキャリアプランを描いていきたいのか、しっかり考えたうえで転職活動をしましょう。

ステップ2:市場価値とリアルな相場を把握する

自分の3年間の経験が、外の世界でどれくらい評価されるのか、客観的な市場価値を知る必要があります。

ただし、ネット上にある一般的な年収データなどは実態とかけ離れていることが多いです。

実際に独立している先輩や、業界のリアルな転職市場に詳しいプロから、単価感や労働環境の「生きた情報」を収集してください。

とむやむくん
とむやむくん

別に私の所じゃなくてもいいので、転職エージェントにどこか登録してみてください。どんな経験があれば年収が伸びるのか、監査法人にいる間に何をしておくべきなのか、これが知れるだけでも大きいです。

ステップ3:在職中に「次の道」の目星をつけておく

精神的に限界を迎えてドクターストップがかかるような状況であれば、まずは休職や退職をして心身を休めることが最優先です。

しかし、まだ動ける余力があるのなら、必ず在職中に情報収集や準備を進めてください。

無収入の期間ができると、焦りから妥協した転職先を選んでしまうリスクが高まります。

また、空白期間があると転職上も不利に働くことの方が多いです。

会計士は真面目な方が多いですから、そんなことはないと思いますが計画的に転職活動は勧めましょう。

(在職中から情報収集することは何にも悪いことではありません)

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失敗しない転職活動の進め方:大手エージェントの落とし穴

転職活動を始める際、とりあえず大手の総合転職エージェントに登録する人が多いですが、ここに大きな落とし穴があります。

担当者が「会計士のリアルな業務」を理解していない

一般的なエージェントの担当者は、インチャージの辛さや、修了考査のプレッシャー、調書レビューの過酷さを本当の意味では理解していません。

(もはや知らない可能性もあります)

「公認会計士=ハイスペック」という表面的なラベルだけで、

とにかく内定が出やすい、あるいは紹介手数料が高い求人を機械的に紹介してくるケースが散見されます。

ちなみに、会計士専門の転職エージェントだとしても対応してくれる方は会計士ではありません(たまーーーーーーにいますけど)

真の意味で会計士のことを理解してくれるエージェントを探したいなら

会計士がやっている(面談までしてくれる)転職エージェントを選びましょう。

本当に必要なのは「求人票」ではなく「キャリアの壁打ち相手」

3年目で悩んでいるあなたに必要なのは、大量の求人票を送りつけられることではありません。

「今の辛い状況をどうやって抜け出すか」
「将来どういうライフスタイルを送りたいか」

という根本的な悩みに寄り添い、会計士としての実体験ベースでアドバイスをくれる存在が必要です。

大手転職エージェントに登録すると、

面談もそこそこに矢継ぎ早に求人を大量に送ってきて、「とりあえず面接受けてみて考えたらどうですか」みたいな方針を取りがちです。

向こうからするとどこかに入ってくれればいいわけですから、数打てば当たる作戦です。

あなたのキャリアを真剣に考え、必要なければ転職することすら勧めない、そんなエージェントを選ぶようにしましょう。

(大量に求人情報だけほしいなら大手でいいと思います)

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まとめ:3年目の決断があなたの人生を大きく変える

監査法人での3年間、本当にお疲れ様でした。

深夜まで残業し、土日もPCに向かい、厳しいレビューに耐えてきたあなたの努力は、間違いなく外の世界で高く評価されます。

今の環境がすべてではありません。

公認会計士の資格は、あなたが自分らしく、人間らしい生活を送るための最強のパスポート、同じ会計士として本当にそう思います。

限界を迎えて心が折れてしまう前に、ぜひ一歩外の世界へ目を向けてみてください。

まずは一人で悩まず、気軽に相談してみませんか?

もし今、

「監査法人を辞めたいけれど次が不安」
「自分の経験でどんな道があるのか知りたい」
「とりあえず誰かに今の愚痴を聞いてほしい」

と悩んでいるなら、ぜひ一度お話ししませんか?

私自身も監査法人の激務に悩み、もがきながらキャリアを切り拓いてきました。

無理に求人を押し付けるようなことは一切しません。

同じ会計士として、あなたの現状をフラットにお伺いし、最適な次の一手を一緒に考えます。

少しでも現状を変えたいと思ったら、以下のリンクからお気軽にご連絡ください。あなたの勇気ある一歩を、全力でサポートします。

(DMにキャリア相談希望、とご記載ください!)

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最近システム障害でDMがうまく送れない方がいるようです。私から数日たっても返信がない場合はお手数ですが、私のXのどのツイートでもいいのでそこに返信で「DMしたのですが返信がきません」とご連絡くださればすぐに対応いたします。
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