・簿記二級を取得している方
・公認会計士資格に興味のある方
簿記二級から公認会計士を目指す方は確かに多いです。
こんにちは!とむやむくんです。
簿記検定から公認会計士を目指す方は多く、
中でも簿記二級を取得した後、公認会計士の勉強を始める方がかなり多いです(私もそうでした)
実は公認会計士試験受験前に簿記二級を取得するのにはメリットがある一方で、実はデメリットもあります。
①確かに公認会計士受験前に簿記2級を取得することはアドバンテージにはなる
②ただ正直公認会計士に合格するまでの時間はそこまで変わらない
今回は、簿記二級から一体どれくらいで公認会計士になれるのか、について書いていきます。
☆この記事の信頼性について
筆者は自分自身も実際簿記二級から公認会計士試験に合格しているため、正確な情報を発信しています。
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公認会計士試験受験前から簿記2級を取得している人の割合
私のX(旧Twitter)内で「公認会計士試験受験前から簿記検定を取得していたか」という調査を行いました。
公認会計士試験合格者or受験生の方、受験開始時簿記は取得していましたか?
— とむやむくん (@jCsWLei5YAWlILi) May 8, 2024
282人の方にご協力いただき、結果としては
8.2%(23人)
簿記2級を持っていた
38.3%(108人)
簿記3級を持っていた
15.2%(43人)
簿記は持っていなかった
38.3%(108人)
となりました。
簿記2級から公認会計士試験を目指した方が最も多く、実に61.7%の方が簿記から公認会計士を目指しています。
公認会計士試験受験前の簿記検定(簿記2級)取得のメリット
公認会計士受験前に簿記検定(簿記二級)の勉強を始めることで
・管理会計論の基礎が習得できる
・抵抗感なく会計士の勉強を始められる
といったメリットがあります。
それぞれ解説していきます。
最も習得に時間のかかる簿記の時間を短縮できる
公認会計士試験の最も重要な科目は財務会計論という科目で、これはいわゆる簿記です。
公認会計士試験の短答式の配点は
管理会計論…100点
監査論…100点
財務会計論…200点
と財務会計論(簿記)は他の科目の倍の配点があります。
つまり最も勉強時間をかけなければいけない科目であり、それと同時に最も習得に時間のかかる科目です。
簿記二級を取得していることで、この最も時間のかかる簿記の勉強を短縮することができます。
簿記二級は三級とは違い、かなり具体的な会計処理を勉強することができますので、
公認会計士試験でも通用するところが多いです。
実際私も簿記二級の知識は公認会計士試験ではかなり助けられましたし、
なんなら簿記二級のテキストを読み返したことさえあります。
管理会計論の基礎が習得できる
簿記二級からは簿記に加えて工業簿記が範囲に入ります。
この工業簿記の学習範囲は公認会計士試験の管理会計論にあたります。
そして、この管理会計論はとにかくとっつきにくく、苦手とする受験生が多い科目です。
簿記二級を取得することで管理会計論の基礎を学習できる、という点で
簿記二級から公認会計士を目指すメリットはあると思います。
抵抗感なく公認会計士の勉強を始められる
公認会計士試験を何の予備知識もなく目指す場合、
・自分はどれ位会計のセンスがあるのか?
・本当に合格できるのか?
こういった不安がある中での勉強開始、となります。
ですが簿記二級を取得していれば、
公認会計士試験の財務会計論、管理会計論についてはある程度知識がある状態ですから、
抵抗感なく公認会計士試験の勉強を始めることができます。
公認会計士試験受験前の簿記検定(簿記2級)取得のデメリット
簿記二級から公認会計士を目指すことはメリットがある一方でデメリットもあります。
・簿記二級取得までに時間がかかる
それぞれに分けて解説します。
簿記ができた気になってしまう
簿記二級を取得していることで、
自分は簿記の基礎は大丈夫、改めて勉強の必要はない!
このように、
というケースがあり得ます。
予備校の公認会計士講座も、簿記の基礎があるかないか、でコースが異なる場合もあり、
更に料金も少し安くなっていたりするので、ついつい基礎のインプットは飛ばしてしまう方もいます。
簿記二級の知識が本当に全て見についていればいいのですが、取得が数年前…では知識があやふやなことは間違いないでしょう。
さらに公認会計士試験と簿記検定では出題傾向や出題形式がかなり違うため、
公認会計士講座の中で一から学び直した方が結果的に効率的に合格することができます。
私も簿記二級は持っているから基礎講座は受けなくていいか…となってしまい、失敗したケースでした。
これのせいで合格が遅れた、まであると考えています。
以前記事にまとめていますのでご覧ください。
簿記2級取得までに時間がかかる
既に取得している方は問題なのですが、
公認会計士を目指すにあたり、まずは簿記二級を取得しよう、と考えている場合は
最近の簿記二級は難易度も高く、勉強時間がかなりかかります。
だいたい簿記二級取得に200時間、期間としては1~3ヶ月位かかります。
以前公認会計士試験と簿記検定などの難易度を比較しているのでこちらもご覧ください。
そのため、初めから公認会計士を受ける気なのであれば、
簿記二級を取得するための勉強時間を公認会計士の勉強にあてる、という選択もありです。
先程も書いたように、出題傾向も出題方法も違うため、勉強方法がまったく変わってきます。
簿記二級の知識も公認会計士講座で網羅的に学習することができますので、安心してください。
簿記2級から公認会計士合格に必要な勉強時間
公認会計士試験合格までの勉強時間としては3,000時間あれば、ある程度勝負できるようになっていると思います。
それが簿記2級を持っているとどうなるかというと…
正直、合格までの時間はあまり変わらないと思っています。
2,950時間になる、とかそれ位のイメージです。
簿記2級が簡単というわけではありません、もちろん難しいです。
ただ、2級取得には1か月あれば十分と言われますし、
先程も書いたようにむしろ簿記を持っていたとしても、会計士講座の基礎から受講した方が結果的に短期合格できると私は考えています。
すでに簿記二級を取得している方は別として、
公認会計士を最初から目指すなら、改めて簿記を取得する必要はないかな、と私は考えています。
公認会計士を目指すのであれば予備校は現状CPA会計学院がおすすめです。
⇒2023年合格者786名(予備校1位)
合格者占有率
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引用元:CPA会計学院公式HP
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私は簿記2級すら何回も落ちた
ちなみに、
公認会計士試験に合格する人は簿記二級くらい余裕で受かったんでしょう?
と言われることがありますが
私は簿記2級に相当落ちています。回数は正確ではないですが3・4回落ちたと思います。
それでも公認会計士試験には合格できました。
そんなことはありません、努力次第でいくらでも合格はできます。
学歴もそうですが、会計士受験はそれまでの経歴・実力すべて関係なく受験でき
誰でも合格して人生逆転できる最高の資格です。
簿記すら受からないから…と悲観的にならず、勉強を積み重ねれば必ず合格できます。
簿記2級から公認会計士を目指すなら先に実務経験を充足するのもあり
簿記二級を取得しているのであれば、
公認会計士試験合格後に必要になる実務要件(3年)を先に充足してしまうことが可能です。
これによって最速で公認会計士になることができます。
その方法は監査法人等に先に就職してしまう、という手段です。
え、会計士試験に合格してなくても就職できるの?と思われるかもしれませんが、
公認会計士試験受験生を応援するために
・試験休暇(数ヵ月)などを取得可能
・勉強のため残業無しなどの働き方
こういった制度を用意している監査法人は結構多いです(監査トレーニー等)
こういった求人は倍率が高くなりがちですが、
簿記二級取得者であれば会計士合格の見込みが高いと判断され、採用率が高くなります。
求人情報などは監査法人特化の転職サイトに載っていますので、よろしければご検討ください。
(こちらのサイトが結構乗っていますので、よろしければ登録してみて下さい)
まとめ
近年は簿記資格取得のハードルがあがり、合格しにくくなっています。
資格をどう活かしていくかは人それぞれですが、
会計士試験を受験して、最高の国家資格を得てみてはいかがでしょうか。
合格までの道のりは長いですが、本当におススメです。
参考になれば幸いです。
【全受験生へ】試験に合格しても、会計士になれるのは4年後です
最短で会計士になるためには
②最短で会計士登録要件を満たす
この2つが必要になります。
①最短で会計士試験に合格するためには
・十分な勉強時間の確保
この2点が何より重要です。
②合格後最短で会計士登録するためには
これが必要です。
まず①「会計士試験合格」について
会計士試験は簡単な試験ではありません。
『解答を暗記しただけの上辺の知識では合格できません』
『勉強時間は社会人は平日5時間、専念生は10時間は必要です』
恐らく大半の方は、思ったように勉強が進んでいないのではないでしょうか。
仕事が忙しくて勉強ができない!
そんな声を何度もお問い合わせで頂いております。
次に②「会計士に必要な実務3年」について
合格後3年たった次の年で公認会計士登録が可能になるので(更に修了考査突破が必要)
合格してから4年は長い!と感じられるかもしれません。
さて、この①会計士試験最短合格②実務要件3年の問題を両方解決する方法があります…
それは、合格前から監査法人へ就職することです。
実はあまり知られていませんが、監査法人には勉強中でも就職できます。
〇受験生の方は簿記知識や会計士の受験経験
これらで監査法人に就職できる可能性が十分にあります。
実際に監査を経験することで
⇒勉強の理解を圧倒的に高めます。
試験休暇中は仕事をしなくていいので
⇒数ヶ月勉強時間を確保ができます。
合格前に実務経験を満たすことで
⇒なんと1年目から修了考査を受験することができます(通常3年)
つまり合格前から監査法人に就職することで、『最短で会計士になることが可能です』
そしてたとえ不合格でも『好待遇で』働き続けることができるのも魅力です。
実は求人情報は一般的には公開されておらず、監査法人のHPにもあまりなく、
『監査法人とつながりの深い転職サイト』を通じて紹介しているのみとなります(どこにでも掲載してしまうと会計や監査に全く無関係の方の応募が殺到してしまうようです)
なので応募するには、『監査法人とつながりの深い転職サイト』へ登録する必要があります。
そうすることでBIG4全ての求人を閲覧・紹介してもらえるようになり、
さらに、登録後は給料交渉や勤務形態(残業無など)の交渉も『全て』やってくれます。
(登録さえすれば求人は見れますので求人を『見るだけ』というのももちろん可能です)
その中でも私はBIG4の求人を多く掲載し、業界トップクラスの実績があるということで、こちらのサイトを使っていました↓↓(今は特に受験生向け求人が大量にあるそうです!)
ちなみに、早めに登録しておくとこんなメリットがあります。
・必要なスキルが明確になり勉強の指針になる
・合格後の定期採用と並行して行動することができる
登録や利用自体に時間はかかりませんから、勉強の合間の数分で可能です。
このブログを読んでいらっしゃる方は、そもそも予備校や周りの意見だけでなく、ご自分で動こうという強い意志を持っている方です、私は予備校の言いなりでしたから、本当に尊敬します。
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