・高卒の方
・上位合格を狙いたい方
・CPA会計学院を利用している方

高卒という最終学歴から見事上位合格された勉強方法を紹介していただきました。
私のX(旧twitter)で募集を行っております、
『予備校を介さない本音ベースの短答式合格体験記』
本当にたくさんのご応募いただきありがとうございます。
今回は高卒から得点率84%を獲得し見事上位合格されましました、ピエロ様の合格体験記を紹介いたします。
高卒という点について取り上げさせていただき申し訳ございません、決して馬鹿にする等の意図はございません。
私が何度もブログ上で書いている通り、学歴に関係なく公認会計士試験は合格ができる、ということを強調したいためです。
(私も学歴には全く自信がありません)
学歴に自信のない方、また上位合格を狙われている方の参考に必ずなるはずです。
それでは、短答式合格体験記、お読みください。
(文中に出てくる、『吹き出し』『メモ』等は私とむやむくんが勝手に感じたことを書いているだけで、ご提供いただいた方の書き込みではありません)
☆この記事の信頼性について
筆者は公認会計士であり、自ら収集した合格体験記を掲載しております。
ステータス
ペンネーム…ピエロ
年代…20代後半
学生or専念or社会人…専念
最終学歴(大卒or高卒or中卒)…高卒(大学中退)
データ
利用した予備校…CPA会計学院
通学or通信…通信
勉強期間…3年
受験回数…7回
およその得点率(%)…84%
合格年(何年の第何回短答か)…令和7年第2回
※得点率については特定防止のため私(とむやむくん)の方で多少調整させていただきました。
全体的な勉強法
今回の短答式に向けて最も意識していたのは、「試験前日、当日をどう過ごすか」を逆算した学習計画でした。
つまり、本番で確実に得点できる状態に仕上げることがゴールで、そこから逆に必要な準備を考えていました。
最初の答練段階から、
「試験当日の復習時間は何に使うか」
「8:30-8:40は管理計算、9:00〜9:10は金商法」
といったように、復習スケジュールの設計と調整を繰り返していました。
この“当日の動線設計”は、知識の定着だけでなく、メンタルの安定にも効果がありました。
また、教材の使い方も徹底していました。
各科目ともに「1つに絞る」方針で、複数教材を併用するよりも、決めた教材を何度も回転させて理解を深めていくことに注力。
その際に重要だったのは、問題を解いた後のミスの記録です。
間違えた箇所は使っているテキストやレジュメ、コンサマにメモして試験直前にはそれだけを見るようにしていました。
通信での学習は孤独になりがちですが、スケジュールの習慣化とルーティン化によって毎日同じ時間に同じ科目に取り組むことで、自然と学習リズムができました。
「何時になったらこの科目」という自分なりの時間設計が、だらけないコツでした。
勉強の量ではなく、“どう合格に近づけていくか”を意識しながら、教材・時間・自分の癖すべてを客観的に見つめるよう努めていました。

最終的な目標をまず決めて、そこに向かって逆算で計画を練ることで、最短距離でゴールまで行けたのですね。
科目別勉強法
企業法
肢別問題集を1,2回転した後はテキストの回転
管理会計論(計算)
コントレ一周後IKB計算レジュメを回転。
コントレや計算レジュメ、答練で間違えた所はコンサマにメモして答練や試験直前に確認。
管理会計論(理論)
肢別問題集を1周した後はテキストの回転
監査論
松本レジュメの肢別問題を解いた後同レジュメの回転
財務会計論(計算)
コントレを回転。コントレや答練で間違えた所はコンサマにメモして答練や試験直前に確認。
財務会計論(理論)
肢別問題集を一周後折原レジュメの回転
各科目回した教材
企業法
テキスト
管理会計論
計算:コントレ、IKBレジュメ、コンサマ
理論:IKBレジュメ
監査論
松本レジュメ
財務会計論
計算:コントレ、コンサマ
理論:折原レジュメ
学習時間
1日目安… 平均10時間
1月目安… 平均250時間
総勉強時間… 7,000時間
全体勉強時間を100%とした場合の各科目の割り振り
財務計算…10%
財務理論…25%
管理…15%
監査…25%
企業…25%
1日のスケジュール
平日
9:00-10:00 財務計算
10:00-12:00 管理計算
12:00-12:30 昼食
12:30-13:00 管理理論
13:00-15:00 財務理論
15:00-15:30 昼寝
15:30-17:30 監査論
18:00-20:30 企業法
20:30-21:00 自由枠
休日
上と同じ
直前期
上と同じ
失敗した勉強法や後悔
初期は講義に頼りすぎてアウトプットが足りませんでした。
理解したつもりになっていても、実際に解いてみなければ分かりません。
早い段階で演習重視に切り替えるべきだったと感じています。
これは良かった!という勉強法
コンサマに「間違えた論点をメモする」方法が効果的でした。
自分だけの弱点集を作ることで試験直前に効率よく復習できました。
予備校感想
費用
特に不満はありませんでした。他校と比べても決して高くはないかと思います。
教材
計算系の教材(IKB計算レジュメやコントレなど)は質が良い。理論に関してはそこまでの恩恵を感じませんでした。
講師
選択肢が多く、自分に合った講師を見つけることができると思います。
校舎数
通信利用なので評価なし。
雰囲気
通信利用なので評価なし。
サポート
論点質問以外のサポートは特に受けませんでした。
デジタル学習ツール
音声の倍速再生やPDFテキストの閲覧など、スマホ学習との相性が良かったです。
質問体制
メールや電話での質問もでき通信でも十分なサポートを受けることができました。
おすすめしたい方
自己管理が得意で、自分で学習ペースを作れる方。
おすすめできない方(もしいれば)
定期的な対面指導が必要な方には不向きかも。
その他(もしあれば)
特になし
モチベーション管理(おすすめの気分転換方法等)
昼寝をうまく取り入れたり、クラシック音楽を聴いたりして思考の切り替えを意識しました。
短答式受験生へメッセージ
人と比べるのではなく、自分の理解と努力を信じてください。
模試の点数や勉強時間にとらわれすぎず、試験本番で自分の“解ける力”が出せるよう、地道な積み上げを大事にしてほしいです。
今回の合格者様ご利用の予備校本当に最近は一強ですよね…CPA会計学院。全体合格者の6割以上独占です。これは『CPA生が対策した問題を落としたら不合格』とほぼイコール、さすがに全受験生が意識した方がいい時期です。
⇒2024年合格者973名(予備校1位)
合格者占有率
⇒60.9%(6割以上がCPA生)
私が通った感想
⇒各予備校カリスマ講師が集結、教材も完璧
⇒受験を始める方は『まずCPA』で間違いない
⇒さすがに合格者の6割以上がCPAなので、他の予備校生も検討すべき
引用元:CPA会計学院公式HP
校舎等で開催されている無料説明会に参加すると、更に豪華なテキストをもらえます。
(割引クーポン・無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです)