【令和6年第Ⅱ回短答式反映】公認会計士試験受験者数の推移まとめ。増加傾向は間違いない!

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【令和5年第Ⅱ回短答式反映】公認会計士試験受験者数の推移まとめ。増加が止まらない!
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この記事は以下のような方におすすめ
・公認会計士試験の受験者数推移が知りたい方
・最新令和6年第Ⅱ回短答式の受験者数が知りたい方
とむやむくん
とむやむくん

会計士人気が復活し、受験者数の増加していることは間違いありません。

こんにちは!とむやむくんです。

公認会計士の受験者数は長年一定程度で推移していましたが、

近年会計士人気が復活しており、受験者数が目に見えて増加しています。

勉強する上ではあまり気にしない方がいいとはいえ、受験する立場なら絶対気になります(私もそうでした)

〇先に結論
・R6年第Ⅱ回短答式受験者数は近年最高人数16,678人
・増加傾向が依然続いていることは間違いない

今回は過去の会計士受験者数の推移と、合わせて過去の合格率も解説していきます。

☆この記事の信頼性について
筆者は公認会計士試験に合格しているため、試験に精通しており、データも公認会計士監査審査会の発表に準じています。

☆この記事を読むとわかること
近年の公認会計士試験の受験者数、合格率、ボーダーの推移がまとめてわかります。

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公認会計士試験受験者数の推移

公認会計士試験短答式受験者数推移

こちらが公認会計士試験の受験者数をグラフで表したものです。

今回(R6年第2回短答式試験)がH25年以降で過去一番高い受験者数になっているのがわかると思います(第1回短答式、第2回短答式通じて一番高い)

表では受験者数がわかりにくいので、見にくくて大変恐縮ですが、文字でも推移を書いておきます。

H25Ⅰ 9,984人
H25Ⅱ 9,477人
H26Ⅰ 7,689人
H26Ⅱ 8,156人
H27Ⅰ 7,207人
H27Ⅱ 7,637人
H28Ⅰ 7,030人
H28Ⅱ 7,968人
H29Ⅰ 7,818人
H29Ⅱ 8,214人
H30Ⅰ 8,373人
H30Ⅱ 8,793人
H31Ⅰ 8,515人
H31Ⅱ 9,531人
R2Ⅰ 9,393人
R2Ⅱ 10,191人
R3 14,192人
R4Ⅰ 12,719人
R4Ⅱ 14,958人
R5Ⅰ 14,550人
R5Ⅱ 15,883人
R6Ⅰ 15,681人
R6Ⅱ 16,678人(近年最高)

ご覧の通り、2024年令和6年第Ⅱ回短答式試験の受験者数が16,678人と一番高い人数になっています。

原因として昨今の公認会計士人気が影響しているとは思うのですが、

例えば2023年会計士合格者発表で、近年劇的に実績を上げてきた

CPA会計学院が合格者占有率50.9%を占めるという驚異的な数字を出し、(公式HPより引用)

難関試験だけどCPAに任せておけば自分でも合格できるのかな…と、考える受験者が増えたことは一因かも知れません。

興味はあるけどどうせ受からないからな…という層が一気に受験を開始した、というケースですね。

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社会全体の流れでいえば、昨今の働き方改革で激務と言われる監査法人の労働環境が見直され始めている事、

コロナ禍を経て、手に職を付けて専門職として働くことに注目が集まっている…等原因は色々あるとは思います。

※受験者数の推移、合格率等はこちらを参照しています
公認会計士監査審査会『公認会計士試験

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公認会計士試験短答式合格率・ボーダーの推移

会計士試験短答式試験合格率推移

こちらが短答式試験合格率の推移です。

例えば令和6年第Ⅰ回短答式試験の受験者数は15,681人でしたが(第1回としては近年最も多い受験者数でした)

その時の合格率は8.3%と、第Ⅰ回短答式の合格率がおよそ10%以上で推移していた中、かなり低い結果となりました。

令和5年第Ⅱ回短答式試験の受験者数は15,883人、合格率は5.8%です。

そもそも、第Ⅱ回短答式は合格率が低くなる傾向がありますから、

今回(令和6年第Ⅱ回短答式)についてもかなりシビアな戦いになると考えられます。

公認会計士短答式ボーダー推移

一方でこちらが短答式試験のボーダーの推移になります。

やはり令和6年第Ⅰ回短答式のボーダーは75と、第Ⅰ回短答式と最高水準になっています。

令和5年第Ⅱ回短答式のボーダーは69となっており、受験者数が多いとボーダーも上がる傾向にあります。

ただ、問題が難しくなればボーダーはもちろん下がりますから、この辺りはあまり気にしすぎなくても良いと思います、あくまで目安です。
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公認会計士試験論文式合格率の推移

会計士試験論文式試験合格率推移

さて、これはオマケ程度ですが、

受験者数が増えて場合の論文式試験の合格率はどうなっているのか見てみますと

あまり変わっていないのがわかるかと思います。

論文式合格率はおよそ35%程度推移しており、受験者数増加の波を受けにくいです。

このことからも、短答式試験の合格者数である程度絞り込みをかけ、

論文式合格率は変動させないという姿勢が考えられます。

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受験者数が増加したらどうすればいい?

さて、それでは受験者数が増加している会計士試験において、

どんな対策をとればいいのか?ですが

今までにも増して以下に注意する必要があります

・A論点を絶対に落とさない
・出題可能性が高い箇所を落とさない

え、それだけ?と思われるかもしれませんが

結局受験者の半数が正答できる問題を落とさなければ、合格はできます。

それは過去の模試や答練を分析してみればわかるかと思います。

正答率50%を超えている問題を全て正解できていれば、合格圏内だったのに…

ということはよくありませんでしたでしょうか。

BC論点や、見たこともない問題は誰も解けません、マークシートですから運も多分にあります。

受験者数が増加したからと言ってもやることは一緒、

今までやってきた勉強をより丁寧に確実に積み上げ続けるだけです。

ここまで書いておいてなんですが、受験者数に過剰に振り回されないでください、あくまで参考です。

ご自分の勉強のペースを崩すことが一番よくありません。

勉強法についてはこちらに記事をまとめていますので、ご参照ください。

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まとめ

過去の受験者数や合格率から学べることはあります。

ですが先ほども書いたように、

大事なのは誰もが正解できる問題を落とさない事、自分の勉強ペースを崩さない事です。

それができれば必ず合格できます、必ずです。

公認会計士は夢のある素晴らしい資格です、合格して本当にそう思います。

絶対合格して、夢を掴みましょう!

参考になれば幸いです。

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【全受験生へ】試験に合格しても、会計士になれるのは4年後です

最短で会計士になるためには

①最短で試験に合格する
②最短で会計士登録要件を満たす

この2つが必要になります。

①最短で会計士試験に合格するためには

・確実に点数の取れる知識の習得
・十分な勉強時間の確保

この2点が何より重要です。

②合格後最短で会計士登録するためには

・実務経験の3年を少しでも早く満たす

これが必要です。

まず①「会計士試験合格」について

会計士試験は簡単な試験ではありません。

『解答を暗記しただけの上辺の知識では合格できません』

『勉強時間は社会人は平日5時間、専念生は10時間は必要です』

恐らく大半の方は、思ったように勉強が進んでいないのではないでしょうか。

勉強内容のイメージが全く付かない!
仕事が忙しくて勉強ができない!

そんな声を何度もお問い合わせで頂いております。

次に②「会計士に必要な実務3年」について

合格後3年たった次の年で公認会計士登録が可能になるので(更に修了考査突破が必要)

合格後最低4年は会計士登録までにかかると考えて下さい。

合格してから4年は長い!と感じられるかもしれません。

そもそも合格までに3年かかったら会計士登録は7年後…なんてことになりかねません。

さて、この①会計士試験最短合格②実務要件3年の問題を両方解決する方法があります…

それは、合格前から監査法人へ就職することです。

実はあまり知られていませんが、監査法人には勉強中でも就職できます。

〇社会人の方は前職の経験
〇受験生の方は簿記知識や会計士の受験経験

これらで監査法人に就職できる可能性が十分にあります。

試験休暇(数か月)、潤沢な収入(年収500万以上)、会計士登録に必要な実務要件さえ満たします。

実際に監査を経験することで
⇒勉強の理解を圧倒的に高めます。

試験休暇中は仕事をしなくていいので
⇒数ヶ月勉強時間を確保ができます。

合格前に実務経験を満たすことで
⇒なんと1年目から修了考査を受験することができます(通常3年)

つまり合格前から監査法人に就職することで、『最短で会計士になることが可能です』

そしてたとえ不合格でも『好待遇で』働き続けることができるのも魅力です。

実は求人情報は一般的には公開されておらず、監査法人のHPにもあまりなく、

『監査法人とつながりの深い転職サイト』を通じて紹介しているのみとなります(どこにでも掲載してしまうと会計や監査に全く無関係の方の応募が殺到してしまうようです)

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