実務補習所を1年間経験した感想【公認会計士試験】

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この記事は以下のような方におススメ
・これから補習所に通う方、通い始めた方
・公認会計士試験受験中の方
とむやむくん
とむやむくん

補習所での1年間は結構濃密でした…

こんにちは!とむやむくんです。

会計士試験合格後に通うことになる実務補習所。

補習所でやることは思いのほか色々あり、結構大変でした。

そこで、補習所に通って1年たった感想について今回は書いていきます。

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講義について(eラーニング)

補習所では3年間で取らなければいけない単位の数が決まっており、

そのうち、1年目で取得する単位がダントツで多いです。

1年目の講義の数としては60講義程、それぞれ3時間となっています。

結構な数ではないでしょうか、これを監査法人等で働きながら、夜の時間帯等に受講しなければなりません。

コロナ禍とういこともあり、ほぼweb(eラーニング)で済むのでまだいいですが、

これが通学するとなると本当にきついです。

以前補習所の講義について記事を別で作っていますのでこちらもご覧ください。

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定期考査について

補習所の講義の内容を確認するために、定期考査が実施されます。

1年目の考査は全部で7回、点数が悪ければ追試(有料)です。

勉強期間としては1週間あれば十分ですが、それでも負担であることは間違いないです。

次に書く課題研究と合わせて

仕事→講義→勉強→考査→課題研究→仕事→講義→勉強…

と、しばらくこのサイクルを繰り返すことになります。

監査法人の繁忙期(4・5月)には補習所の講義などは基本入ってこないですが、

その後の6月から怒涛のように上のサイクルを繰り返すことになり、

せっかく繁忙期が終わったのに全然休みがない状態が続きました(考査は休日に開催されます)

考査の勉強方法についてはこちらの記事を参考にしてください。

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課題研究(論文)について

テーマは監査について、税についてなど様々ですが、

1年目では3つの課題研究を提出する必要があります。

文字数は数千文字、論文に慣れている方ならそこまで多くはないと思います。

ただ、参考文献を基本は記載する必要があるので、準備の段階で本を読まなければなりません。

テキトーに書いて出せばいいか…

と、思っていた時期もありましたが、この課題研究ももちろん採点されます。

点数が悪ければ考査同様追試です。

最初のうちはまだよかったのですが、だんだんとテーマが専門的で難しくなって書きづらくなった印象です。
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まとめ

補習所は1年目が勝負です。

2年目以降は講義、考査、課題研究どれもがグッと減ります。

ただ、会計士試験に合格したみなさんなら全く問題なく過ごせるはずです。

あまり悲観的になりすぎず、講義の内容的には本当に身になるものばかりですから

専門家として、知識を付けていってください。

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【全受験生へ】試験に合格しても、会計士になれるのは4年後です

最短で会計士になるためには

①最短で試験に合格する
②最短で会計士登録要件を満たす

この2つが必要になります。

①最短で会計士試験に合格するためには

・確実に点数の取れる知識の習得
・十分な勉強時間の確保

この2点が何より重要です。

②合格後最短で会計士登録するためには

・実務経験の3年を少しでも早く満たす

これが必要です。

まず①「会計士試験合格」について

会計士試験は簡単な試験ではありません。

『解答を暗記しただけの上辺の知識では合格できません』

『勉強時間は社会人は平日5時間、専念生は10時間は必要です』

恐らく大半の方は、思ったように勉強が進んでいないのではないでしょうか。

勉強内容のイメージが全く付かない!
仕事が忙しくて勉強ができない!

そんな声を何度もお問い合わせで頂いております。

次に②「会計士に必要な実務3年」について

合格後3年たった次の年で公認会計士登録が可能になるので(更に修了考査突破が必要)

合格後最低4年は会計士登録までにかかると考えて下さい。

合格してから4年は長い!と感じられるかもしれません。

そもそも合格までに3年かかったら会計士登録は7年後…なんてことになりかねません。

さて、この①会計士試験最短合格②実務要件3年の問題を両方解決する方法があります…

それは、合格前から監査法人へ就職することです。

実はあまり知られていませんが、監査法人には勉強中でも就職できます。

〇社会人の方は前職の経験
〇受験生の方は簿記知識や会計士の受験経験

これらで監査法人に就職できる可能性が十分にあります。

試験休暇(数か月)、潤沢な収入(年収500万以上)、会計士登録に必要な実務要件さえ満たします。

実際に監査を経験することで
⇒勉強の理解を圧倒的に高めます。

試験休暇中は仕事をしなくていいので
⇒数ヶ月勉強時間を確保ができます。

合格前に実務経験を満たすことで
⇒なんと1年目から修了考査を受験することができます(通常3年)

つまり合格前から監査法人に就職することで、『最短で会計士になることが可能です』

そしてたとえ不合格でも『好待遇で』働き続けることができるのも魅力です。

実は求人情報は一般的には公開されておらず、監査法人のHPにもあまりなく、

『監査法人とつながりの深い転職サイト』を通じて紹介しているのみとなります(どこにでも掲載してしまうと会計や監査に全く無関係の方の応募が殺到してしまうようです)

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