・複数回短答式を受験されている方
・クレアールの学習法が知りたい方

クレアールを利用しての合格体験記ということで、参考にしたい方も多いかもしれません。
私のX(旧twitter)で募集を行っております、
『予備校を介さない本音ベースの短答式合格体験記』
本当にたくさんのご応募いただきありがとうございます。
今回は9回目の受験でレアールを利用して合格しました、短答式9回様の合格体験記を紹介いたします。
ペンネームの通り、短答式に9回挑み合格を勝ち取っていらっしゃいます。
確かに一発合格の方の勉強方法は参考になりますが、
受験回数を重ねた方こそ、悩み抜き、洗練された勉強方法を確立されているケースが多いです。
同じように受験回数を重ねている方、お悩みを抱えている方の参考に必ずなるはずです。
それでは、短答式合格体験記、お読みください。
(文中に出てくる、『吹き出し』『メモ』等は私とむやむくんが勝手に感じたことを書いているだけで、ご提供いただいた方の書き込みではありません)
☆この記事の信頼性について
筆者は公認会計士であり、自ら収集した合格体験記を掲載しております。
☆この記事を読むとわかること
CPA会計学院を利用して短期で短答式に合格した勉強方法がわかります。
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ステータス
ペンネーム:短答式9回
年代:20代後半
学生or専念or社会人社会人→専念
最終学歴(大卒or高卒or中卒)…大卒
大卒の場合、学科のおおよその偏差値(50程度、60程度等)…40
データ
利用した予備校…クレアール
通学or通信…通信
勉強期間…3500
受験回数…9
およその得点率(%)…6回目から70%前後
合格年(何年の第何回短答か)…2025/5
全体的な勉強法
講義一通り→落ちてた時は答練消化と復習
2024/12.2025/5は一問一答がメイン
科目別勉強法
企業法
答練→一問一答
答練で間違えた範囲をレックの市販一問一答で復習していました。
一問一答でも全然解けなかったら
テキストと基準集にてインプットのし直し→一問一答→答練問題
をしてました。
クレアールなので答練でのc論点はほぼないのですがC論点の間違いは無視しました。

他校の教材でも取り入れるところは取り入れる、判断が難しい所ですが私もLECの一問一答は企業法で使っていましたね。
管理会計論(計算)
計算:講義→問題集(2回目まで)→答練
多分1番参考になりません。
管理会計側は割と当たり前の計算なので講義と答練復習やれば取れるようになりました。
3回目以降はずっと2.3ミスなので十分だったと思います。

管理会計計算を苦手にする方が多い中すごいですね…、当たり前のことを当たり前に続けた結果ですね。
管理会計論(理論)
講義→問題集
色々やりましたが取れるようになりませんでした。
YouTubeの聞いて覚える原価計算基準はやった気になってしまうので、
耳で聞いて覚えるのが得意な人以外はやめましょう(常に20/40)
監査論
講義→答練→一問一答→法規集
基本的な考え方さえ身につければあとはメンタルだと思ってます。
2025/5も2024/12も捨て問がありそれを許容できる度胸が必要なので、自己肯定感上げれるだけ勉強することが大事だと思います。
(そこは個人差があるので人それぞれです)
企業法と一緒でレックの一問一答は優秀だと思います。
確か参照元も書いてあるので納得いかなかったら背景とかもネットで調べましょう
財務会計論(計算)
計算:一級講義→講義→コントレ→答練→基準
社会人受験にコントレは無駄でした。
時間がないので回転できず4周した時には買ってから3回受験してて解いても忘れた問題が多かった気がします。
クレアールの答練はA論点ばかりなので、
間違えた場所と関連して気になった場所をテキストに戻る又は会計基準から探して割と納得できるようになってから7割くらいになりました。
財務会計論(理論)
CPA短対→答練
講義が肌に合わなかったので速攻でcpaに課金しました。
財務理論毛嫌いしてましたが2024/12では全然取れなかったので
気合い入れて取り組み渡辺レジュメを3回転したあたりで取れるようになった気がしました。

判断の速さがすごいです、予備校を信じることが鉄則のケースもありますが、人それぞれ、見切りをどこで付けるか、思い切って判断ができるかが重要です。
各科目回した教材
企業法
レック一問一答(以下一問一答)
管理会計論
計:答練
理:原価計算基準、一問一答
監査論
一問一答
財務会計論
計:答練
理:渡辺レジュメ
学習時間
1日目安…3時間
1月目安…90時間
総勉強時間…3500時間
全体勉強時間を100%とした場合の各科目の割り振り
財務計算…25%
財務理論…20%
管理…25%
監査…15%
企業…15%
1日のスケジュール
平日
8時 起床 朝の家事
9時-17:30時 仕事
18時〜 勉強
20時 夕食
21時 勉強
22時〜 睡眠準備等
24時 就寝
休日・直前期・無職期
8時 起床 朝の家事
9時-12時 勉強&適宜休憩
12時-13時 昼休憩
13時-15時 勉強&適宜休憩
15時-15時半 昼寝
15時半-20時 勉強&適宜休憩
20時 夕食
21時 勉強(その日の復習)
22時〜 睡眠準備等
24時 就寝
土日どちらかは午前中にスーパーに行ったりで外出したりしてました。
ざっくりと分けると上記の感じで勉強してましたが、
朝答練をやって成績が悪いと午後集中出来なかったりしたので、このくらい勉強に向き合うつもりでもしっかり測ると7時間くらいになってました。
(だから短答合格に時間がかかった)
失敗した勉強法や後悔
・働きながらでコントレは回転させれないので無駄
・管理の理論でも書きましたが、聞いて覚える原価計算基準流すのも無駄寧ろやった感が得られる(やってない)のでマイナス
・講義を複数回聞くのも、よほど理解してないという認識のある箇所以外は無駄
これは良かった!という勉強法
・これを回して合格するぞという覚悟
・回すのもほとんどあっている分野は外して回す
・答練は勉強した範囲が問題として出てきて解けるだけ定着しているか確認するために使う
・管理は時間慣れのために答練を2週間以上(大体忘れる間隔)空けてから再度やる
分からないことは一旦AI(私はchat GPTを使いました)に聞いてみましょう
意味がわからなかったり納得いかなかったらテキストで探しましょう、
AIは何気に条文番号や監査実務指針や原価計算基準等の原文引っ張ってくるのでどこに書いてあるとかの当たりをつけるのにも便利です
また、一つ間違えると関連項目もイマイチな可能性が高いのでAIに聞くと似た項目や考え方の項目を教えてくれます。

AIの活用についても触れて下さっています。情報の正確性をきちんと確認する必要はもちろんありますが、有効に使えば時短のツールとしてかなり有効そうですね。
予備校感想(クレアール)
費用
神(セーフティーを選んでください試験代が返ってきます)
教材
分かりにくいかもしれないが書いてあることがちゃんと分かる又はある程度知ってる状態になったら7割近く取れるようになる
講師
質問待たされるのは基本短答直後だけなので困ったり相談したいことができたら質問対応時間に電話しましょう
校舎数
通信のみのはず…
雰囲気
孤独
サポート
講師のとこに記載
デジタル学習ツール
取り入れようとしてるがそもそも問題数が少ないので問題集として使える何かは必要
質問体制
講師のとこに記載
おすすめしたい方
社会人
会計士興味あるけどお金がない、又は「絶対に会計士になる!」という心はないが取り敢えず目指してみて無理そうなら諦める選択を持ちたい人
おすすめできない方(もしいれば)
「絶対会計士になる」と言う強い気持ちがあるなら大人しくCPA行ってください
私も論文ダメだったらCPAに移籍もありだなと思ってます
その他(もしあれば)
クレアールは講師がちゃんと話を聞きます。見下すこともありません。(ただ嘘もつけないので正論パンチが多く痛いです)
目指すなら講師にガンガン相談してこの試験に対する不満を解消しましょう(正論から逃げがちな人はAIに慰めてもらいましょう)
モチベーション管理(おすすめの気分転換方法等)
運動
定期的に頭が空っぽになるくらいの激しい運動をすると頭がスッキリします
短答式受験生へメッセージ
落ちてもいつか受かるというノリで受けてると一生受からない試験です(次からは分かりませんが)、本当に受かりたいと思うタイミングでちゃんと向き合う必要があります(私はそれで退職しました)。
その覚悟がないなら撤退して会計士以外の道を目指すのも一つの考えだと思います。(それも人生です。目指して諦めたと言う経験も一つの人生経験です。)
ただ、「本気で受かりたい」と思うタイミングが来たら、他のことを忘れて本気で向かえば点数や合格と言う結果が応えてくれるのでその時は頑張って下さい。応援しています。