働きながら公務員から公認会計士に転職した30代の私の合格体験記

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会計士なんてどうせ受からない、
まして30代で働きながらなんて絶対無理
とむやむくん
とむやむくん

私もそう思っていました。
全ての模試でE判定、でも合格できました。
そんな私の合格体験記です。

あまりにも受からなくて何度も心が折れかけました…

しかしこの記事にもあるテクニック、勉強方法に変え、そこから半年で合格できました!

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会計士を目指したきっかけ

新卒から私は公務員として働いていました。
そんな私がどうして会計士を目指そうと思ったのか?を書きます。

⇩受験時代の話まで飛びたい人はどうぞ!

公務員へ対する不満

夢にまで見た公務員、住民が少しでも住み易い環境のため人生をかける!
そんな私を待っていたのは

✕:住民からの理不尽なクレームの嵐
✕:安定と波風を立てないことに特化した職場風土
✕:誰もが面白くない、つまらないという仕事内容

ここで人生を終えてしまっていいのか?
死ぬときに後悔しないのか…?

『こんな所にいてはいけない、自分がダメになる』

転職を決意

『転職をするしかない』

同じ二の舞を演じる訳にはいきません、悩みに悩んで方針を固めました。

〇:プロフェッショナルとして仕事がしたい
〇:自分の好きなことで生きて行きたい
〇:できれば収入も安定させたい

私は簿記2級を趣味でとっていたので、税理士を目指すことにしました。

そこで公務員試験でお世話になっていたLEC資料をもらいに行きました。

資料コーナーには色んな資格のパンフレットが並んでいました(コンビニの新聞売り場のように)

そこで税理士のパンフレットの上の段に「公認会計士」という文字を見かけ

会計と付くんだからこれも似たようなものかな、ということで持ち帰りました。

どうやら公認会計士になれば税理士にもなれるらしい。

どうせならこっちを目指すか。

これが私が公認会計士を目指したきっかけです。

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勉強期


いよいよ、会計士講座に申し込み、勉強が始まります。

予備校ごとにやっていたことが違うのでそれぞれ書いていきます。

⇩合格時の勉強法まで飛びたい人はどうぞ!

その1:LECの時の勉強法


LEC東京リーガルマインド

まず短答式試験に合格する必要があると考え、短答合格コースを申し込みました

Q:短答合格コースって?
A:短答合格を目標にするため、経営学や租税法は勉強せず、短答科目の勉強のみを行う格安コースです。他の予備校にはあまりありません。

①とりあえず講義を全て倍速で消化
②復習は行わず問題集に着手
③問題集の反復を繰り返す

勉強を始めた当初は勉強開始できる時間が20時だったこともあり、時間がないことから最短で合格しようと考え問題集ばかりやっていました。

この勉強方法を取った結果、落ちまくりました。

教科書に戻って反復をすることもしなかったですし、問題集の回答を覚えただけでは受かるわけありません。

しかもこの事実に気付かず、5回位は短答に落ちたと思います。

その2:TAC、大原、CPA併用の時の勉強法

LECは引き続き受講していましたが、受からない原因は科目別での理解が弱いのではと考えました。

そこで大原で管理会計論、TACで財務会計論、CPAでコントレ(コンプリートトレーニング)を受講しました。

Q:コントレって何?
A:CPAオリジナル教材でHPでも最高の回転用教材』と銘打たれこれだけやっとけば合格できると評判の計算用教材です。私も合格時には計算はこれしかやっていません。

①講義を全て等倍で消化
②復習は行わず問題集に着手
③問題集の反復をしつつ疑問点はテキストへ戻る

散々不合格を重ねたことから、テキストで学習することの重要性に気付き疑問点は戻って確認するようにしました。

不合格でした。ただ、ボーダーまであと3%位のところまで達し、勉強方針は間違っていないと確信しました。
反省として、テキストに戻った時、いかに講義のメモを残してあるかが重要であるかを認識しました。

その3:TACの時の勉強法

全ての科目を一から、そして答練や模試まで同じ予備校に任せた方が学習方針がブレないと感じ、財務会計論がわかりやすかったTAC一本にしました。

基本的な学習は完了していたため、上級ストレート本科生を申し込みました。

Q:上級ストレート本科生って何?
A:短答から論文まで全ての科目、答練、模試がセットになっています。何も考えずこのカリキュラム通りやっていたら合格できます。事実、私もこれで論文まで合格できました。

長年の受験経験が実り、ここで勉強方法を確立させました。

①講義は全て等倍でひたすらメモとマーカーを引く
②復習は行わず問題集に着手
③テキストに問題集、答練、模試の情報を集約し反復(情報の一元化)

結果勉強法を確立させてから半年で短答合格。
5月短答合格だっため8月論文は働きながらだと間に合いませんでしたが次の論文で合格できました。

勉強法として実践した「情報の一元化」これが本当に効いたなと感じました。

通常であればこの手法をnote等で販売すれば少し儲かるのでしょうが、少しでも多くの方が見られるよう無料で掲載しています。

▶会計士全科目共通のテクニックを紹介!

また、予備校についてはこちらの記事でもまとめています↓

▶一番合格できる予備校を合格者が紹介!

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直前期


直前期だからと言って社会人の私には勉強時間を増やすことができません。

効率よく全ての科目に触れ、そして勉強時間を確保する必要がありました。

スケジュールについて

生活リズムを一定にし、1日5時間の勉強時間は必ず確保するようにしていました。

勉強時間を多く取ればいいというわけではありません

各時間どのように勉強し、また何の科目が効率よくできるかこちらで公開しています

直前期の勉強方法について

冒頭話した通り、全科目を効率的に回す必要があります。

方針として次の通り掲げていました。

①理論科目は1週間で1周
③計算科目は理論科目は2週間で1周
③1ヶ月で理論は4周、計算は2周

これに従ってスケジュールを組みました。

【短答時】
5:00~7:00  財務会計論・簿記
12:15~12:50 管理会計論(理論・計算)
18:00~19:00 監査論
20:00~22:00 企業法
【論文時】
5:00~7:00  租税法、財務会計論
12:15~12:50 管理会計論(理論)
18:00~19:00 監査論
20:00~22:00 企業法、経営学

ここで注意が必要なのは、じっくり読み込んでいては絶対に間に合わないということです。

直前期に回す範囲、内容を明確にしておくことが重要です。

※なお、【論文時】の簿記と管理(計算)は休日にたまにフォローする程度でした。

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本番


数々の本番を経験しているので、色んな話があります。

ただみなさんの参考になる『本番こうしたらうまく実力が発揮できた』ということについて書いていきます。

問題を解くにあたって

「なんだか知らない問題ばかりに見える…」そんな経験はないでしょうか。

私も何度となくありますし、実際知らない問題なのでしょう。

ただ、それはどの受験生にとっても知らない問題です。

私の当日の心構えを書いておきます。

①これだけ準備して初見の問題があったら、それは全員がそう思ってる
②電卓打ちまくっている人は解きまくっているんじゃなくて悩んでいる
③勉強した知識で必ず解ける

特に③について、意識することは精神的にもかなりラクになりました。

持ち物について

(これは参考程度の話です。)

持ち込めるものは限られていますが、
できる限り勉強していた時の環境に近づけることができれば試験にも落ちつついて挑めます。

私は勉強の時に使っていた座布団を持ち込みました。

この座布団を持ち込んだ瞬間短答に合格できました(たまたまだとは思いますが)

精神的に落ち着いていることは思ったよりも成績に影響します。

なにか自分にとってキーになるアイテムがあるなら持ち込むのもありです。

クッションは持ち込めるとも書いていませんが、特に注意は受けませんでした。自己責任でお願いします。
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合格発表


いよいよ合格発表です。

これは受験するにあたっては何の参考にもなりませんので、興味のない方は読まなくて大丈夫です。

運命の時

合格発表日は平日なので、私はもちろん仕事をしていました。

確か11時に合格発表だったと思うのですが、確認したのは12時の昼休みでした。

・明日からまた勉強の日々か
・TACに資料請求しないとな
・まだドラクエ終わってないんだけどな

等と考えながら、半ばあきらめ気味で番号を確認。

合格していました。

「マジで?」

と思わず声にでました(マスクの中で)

急いで親に連絡し、合格したことを伝えると、大号泣されました。

私がとんでもなく長い期間勉強ばかりやっている姿を知っていましたから、私以上に喜んでくれました。

合格したことはもちろんすごくうれしかったですが、

こうして恩返しできたことが何よりうれしかったです。

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さいごに

とんでもなく長い合格体験記になってしまいましたが、ご覧いただきありがとうございました!

30代になってしまいましたが、無事社会人合格者になることができました。

あまり詳しくは書きませんでしたが、本番直前まで全ての模試はE判定(最低評価)でしたが、

あきらめなければ働きながらだって絶対合格できます!

これからも皆さんに少しでも役立てるような情報を発信していけたらと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします。

とむやむくんでした。

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【全受験生へ】試験に合格しても、会計士になれるのは4年後です

最短で会計士になるためには

①最短で試験に合格する
②最短で会計士登録要件を満たす

この2つが必要になります。

①最短で会計士試験に合格するためには

・確実に点数の取れる知識の習得
・十分な勉強時間の確保

この2点が何より重要です。

②合格後最短で会計士登録するためには

・実務経験の3年を少しでも早く満たす

これが必要です。

まず①「会計士試験合格」について

会計士試験は簡単な試験ではありません。

『解答を暗記しただけの上辺の知識では合格できません』

『勉強時間は社会人は平日5時間、専念生は10時間は必要です』

恐らく大半の方は、思ったように勉強が進んでいないのではないでしょうか。

勉強内容のイメージが全く付かない!
仕事が忙しくて勉強ができない!

そんな声を何度もお問い合わせで頂いております。

次に②「会計士に必要な実務3年」について

合格後3年たった次の年で公認会計士登録が可能になるので(更に修了考査突破が必要)

合格後最低4年は会計士登録までにかかると考えて下さい。

合格してから4年は長い!と感じられるかもしれません。

そもそも合格までに3年かかったら会計士登録は7年後…なんてことになりかねません。

さて、この①会計士試験最短合格②実務要件3年の問題を両方解決する方法があります…

それは、合格前から監査法人へ就職することです。

実はあまり知られていませんが、監査法人には勉強中でも就職できます。

〇社会人の方は前職の経験
〇受験生の方は簿記知識や会計士の受験経験

これらで監査法人に就職できる可能性が十分にあります。

試験休暇(数か月)、潤沢な収入(年収500万以上)、会計士登録に必要な実務要件さえ満たします。

実際に監査を経験することで
⇒勉強の理解を圧倒的に高めます。

試験休暇中は仕事をしなくていいので
⇒数ヶ月勉強時間を確保ができます。

合格前に実務経験を満たすことで
⇒なんと1年目から修了考査を受験することができます(通常3年)

つまり合格前から監査法人に就職することで、『最短で会計士になることが可能です』

そしてたとえ不合格でも『好待遇で』働き続けることができるのも魅力です。

実は求人情報は一般的には公開されておらず、監査法人のHPにもあまりなく、

『監査法人とつながりの深い転職サイト』を通じて紹介しているのみとなります(どこにでも掲載してしまうと会計や監査に全く無関係の方の応募が殺到してしまうようです)

なので応募するには、『監査法人とつながりの深い転職サイト』へ登録する必要があります。

そうすることでBIG4全ての求人を閲覧・紹介してもらえるようになり、

さらに、登録後は給料交渉や勤務形態(残業無など)の交渉も『全て』やってくれます。

(登録さえすれば求人は見れますので求人を『見るだけ』というのももちろん可能です)

その中でも私はBIG4の求人を多く掲載し、業界トップクラスの実績があるということで、こちらのサイトを使っていました↓↓(今は特に受験生向け求人が大量にあるそうです!)

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ちなみに、早めに登録しておくとこんなメリットがあります。

・現状でも就職できる法人が知れる
・必要なスキルが明確になり勉強の指針になる
・合格後の定期採用と並行して行動することができる

登録や利用自体に時間はかかりませんから、勉強の合間の数分で可能です。

このブログを読んでいらっしゃる方は、そもそも予備校や周りの意見だけでなく、ご自分で動こうという強い意志を持っている方です、私は予備校の言いなりでしたから、本当に尊敬します。

残業が多くて勉強する時間が作れない、収入も増やしたい!

少しでも早く合格して、早く公認会計士になりたい!

その願望は『行動』を起こせば叶えることができます。

そのためにはまず、選択肢を増やさなくてはなりません。

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