・公認会計士と税理士どっちを目指すか迷っている方
・公認会計士と税理士の違いが知りたい方
こんにちは!とむやむくんです。
公認会計士に合格しても、「え、税理士と何が違うの?」と言われることがあるくらい
公認会計士と税理士の違いについては理解されていません。
勉強を開始するにあたって結構疑問に思っている方が多いのではないかと思い、今回は
税理士と会計士、目指すならどっち?ということで書いていきます!
目指すなら公認会計士がおすすめ!理由は
①公認会計士は税理士登録も可能
②短期間で取得可能
③稼げる可能性が公認会計士の方が高い
☆この記事の信頼性について
筆者は公認会計士試験に合格しており、公認会計士、税理士の両面の情報に触れる機会が多く、信頼した情報を提供できます。
☆この記事を読むとわかること
公認会計士と税理士の違い、どっちのほうが稼げるのか、難易度や将来性について把握することができます。
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公認会計士と税理士の仕事内容の違い
まずは公認会計士と税理士はどんな仕事をしているのか、それぞれの特徴について解説します。
先にまとめると
⇒「会計のプロ」クライアントは大企業が多い
税理士
⇒「税務のプロ」クライアントは個人から法人まで様々
となります。
公認会計士の仕事内容
公認会計士の独占業務はずばり「監査」です。
これは公認会計士でなければおこなうことができません。
監査って何?という方は少ないかもしれませんが一応解説すると
企業が世間に公表する情報が本当に正しいのかどうか見てあげる仕事です。
そのためには会計知識や監査のスキルが必要なのはもちろん、企業に対する理解も徹底して行う必要があります。
また、監査以外にもその知見を活かして、コンサルティング・社外役員・CFO・各種アドバイザリーなど、
活躍できるフィールドは無限大です。
どんな仕事でも必ずお金が絡んでくるので、「会計のプロ」である公認会計士はどこ業種でも活躍することが可能ということです。
監査が上場企業などに義務付けられていることから、クライアントは大きな企業が多いです。
税理士の仕事内容
税理士の独占業務は「税務の代理」「税務相談」「税務書類の作成」の3つです。
「税務のプロ」として、税金回りの業務について行うことができます。
公認会計士と違い、税金関係は個人の生活に直結しますから、税理士の業務に触れる機会は多いと思います。
(普通に生活していて監査に触れる機会はそうないと思います…)
他にも税務の知見を活かして企業に対する経営アドバイスをしたりすることがあります。
なので、税理士のクライアントは個人から法人まで幅広いです。
どっちが難しい?公認会計士と税理士の難易度比較
よく混同されがちな公認会計士と税理士ですが、試験内容は大きく異なります。
こちらも先にまとめると
⇒合格率10%以下、短期勝負
税理士試験
⇒合格率20%程度、科目合格制、長期勝負
それぞれについて詳しく書いていきます。
公認会計士の難易度
・勉強時間 約4000時間
・勉強期間 3年
公認会計士試験は短答式試験4科目(合格率約10%)、論文式試験6科目(合格率約30%)に合格する必要があり、
論文式試験は3回まで受験することができます(3回落ちると短答式からやり直しです。三振、と言われています)
そのため、短期間で長時間の勉強を重ねる必要があります。
論文式試験のみ科目合格性を採用していますが、これも3回落ちると無効になってしまいます。
会計系で最高難易度の試験であることは間違いありませんが、
早い方であれば2年程度で合格できることもあることや、受験要件が特にないので、
人生一発逆転が可能な試験となっています。
税理士試験の難易度
・勉強時間 3000時間
・勉強期間 3年以上
税理士は11科目の中から5科目の合格が必要であり、合格した科目については生涯有効となります(期限なし)
そのため、今年は簿記論、来年は財務諸表論、と1年に1科目ずつ合格していくことを目指すことができ、
勉強時間の確保が難しい社会人の方でも目指す方が多い試験です。
一方で5科目合格まで時間がかかることから、長期間勉強し続けなければいけない傾向にあります。
公認会計士と税理士どっちを目指すべき?将来性について
勉強時間が確保できるのであれば、私は公認会計士をおすすめします。
将来性という観点から、公認会計士の活躍できるフィールドの広さは税理士に比較して多岐に渡り、
どんな業種に転職したとしても一定以上の待遇で採用しくれますし、50代まで転職することが全然可能です。
(50代で転職なんて普通の職業じゃ考えられませんよね…)
(逆に税理士は公認会計士になることはできません)
そういった理由から、今から目指すのであれば公認会計士がおすすめ、となります。
ただ、社会人の方などで勉強時間が短期間で確保しづらい、ということであれば税理士でも全然いいと思ます。
実際公認会計士試験に合格して思う事
私自身公認会計士試験に合格し働いていますが、
最初は税理士を目指すつもりで予備校にパンフレットをもらいに行きました。
ですが税理士の横に公認会計士のパンフレットが置いてあり、
聞いたことあるけど何するんだろう…、とみて見たらどうやら税理士にもなれみたい
ということで目指し始めたきっかけがあります(少し不純ですね)
ですが帰ってからよくよく調べてみると会計系の最強の資格であることや、合格後のキャリアの広さからどんどん引き込まれました。
税理士の方とも会う機会は多いですが、やっぱり自分は公認会計士でよかったな、と思っています。
(税務の仕事の方がはるかに大変そうです、そしてストレスが凄そうです…)
お金の話になってしまいますが、合格後に入る監査法人でも年収600万円くらいはいきなりもらえますし、数年頑張れば1000万円は余裕で到達します。
金銭的にも、将来性にしてみても、実体験から、私はやはり私は公認会計士を推したいです。
さいごに
こうして比較してきましたが、
私は最終的には関与できる仕事の幅から会計士を選びました。
税理士として登録しようと思えばできることも魅力でした。
皆さんはいかがでしょうか、ご自分のキャリアと重ねてみて
ベストな選択をして下さい!
【全受験生へ】試験に合格しても、会計士になれるのは4年後です
最短で会計士になるためには
②最短で会計士登録要件を満たす
この2つが必要になります。
①最短で会計士試験に合格するためには
・十分な勉強時間の確保
この2点が何より重要です。
②合格後最短で会計士登録するためには
これが必要です。
まず①「会計士試験合格」について
会計士試験は簡単な試験ではありません。
『解答を暗記しただけの上辺の知識では合格できません』
『勉強時間は社会人は平日5時間、専念生は10時間は必要です』
恐らく大半の方は、思ったように勉強が進んでいないのではないでしょうか。
仕事が忙しくて勉強ができない!
そんな声を何度もお問い合わせで頂いております。
次に②「会計士に必要な実務3年」について
合格後3年たった次の年で公認会計士登録が可能になるので(更に修了考査突破が必要)
合格してから4年は長い!と感じられるかもしれません。
さて、この①会計士試験最短合格②実務要件3年の問題を両方解決する方法があります…
それは、合格前から監査法人へ就職することです。
実はあまり知られていませんが、監査法人には勉強中でも就職できます。
〇受験生の方は簿記知識や会計士の受験経験
これらで監査法人に就職できる可能性が十分にあります。
実際に監査を経験することで
⇒勉強の理解を圧倒的に高めます。
試験休暇中は仕事をしなくていいので
⇒数ヶ月勉強時間を確保ができます。
合格前に実務経験を満たすことで
⇒なんと1年目から修了考査を受験することができます(通常3年)
つまり合格前から監査法人に就職することで、『最短で会計士になることが可能です』
そしてたとえ不合格でも『好待遇で』働き続けることができるのも魅力です。
実は求人情報は一般的には公開されておらず、監査法人のHPにもあまりなく、
『監査法人とつながりの深い転職サイト』を通じて紹介しているのみとなります(どこにでも掲載してしまうと会計や監査に全く無関係の方の応募が殺到してしまうようです)
なので応募するには、『監査法人とつながりの深い転職サイト』へ登録する必要があります。
そうすることでBIG4全ての求人を閲覧・紹介してもらえるようになり、
さらに、登録後は給料交渉や勤務形態(残業無など)の交渉も『全て』やってくれます。
(登録さえすれば求人は見れますので求人を『見るだけ』というのももちろん可能です)
その中でも私はBIG4の求人を多く掲載し、業界トップクラスの実績があるということで、こちらのサイトを使っていました↓↓(今は特に受験生向け求人が大量にあるそうです!)
ちなみに、早めに登録しておくとこんなメリットがあります。
・必要なスキルが明確になり勉強の指針になる
・合格後の定期採用と並行して行動することができる
登録や利用自体に時間はかかりませんから、勉強の合間の数分で可能です。
このブログを読んでいらっしゃる方は、そもそも予備校や周りの意見だけでなく、ご自分で動こうという強い意志を持っている方です、私は予備校の言いなりでしたから、本当に尊敬します。
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