働きながら公認会計士に合格できるおすすめの職場【社会人合格者解説】

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働きながら公認会計士に合格できるおすすめの職場【社会人合格者解説】
この記事は以下のような方にオススメです。
・働きながら公認会計士を目指している方
・社会人受験生で合格できる職場を探している方
とむやむくん
とむやむくん

働きながら公認会計士を目指すには、職場選びが重要です。

難関試験の公認会計士試験に働きながら合格することは簡単ではありません。

ですが決して無理ではなく、適切な勉強方法と職場選びをおこなえば、必ずだれでも合格することができます。

この記事では働きながら公認会計士に合格できるオススメの職場を、実際に公認会計士試験に社会人合格した私が解説します。

☆先に結論!
・重要なのは「残業がない事」「勉強と仕事の関連性」
・監査法人に受験生のうちに就職するのもオススメ

☆この記事の信頼性について
筆者は自ら働きながら公認会計士受験を行い、社会人合格しています。そのため、働きながら公認会計士を目指すための信頼できる情報を提供できます。

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公認会計士に働きながら合格できる職場3選

公認会計士に働きながら合格できる職場としては以下のようなものが挙げられます。

・監査法人(監査トレーニー)
・一般企業の経理
・会計事務所

それぞれ解説していきます。

監査法人(監査トレーニー)

公認会計士試験に働きながら合格を目指すのであれば、

最も効率的な職場は監査法人と言えるでしょう。

・監査の実務を通じて勉強の理解を深められる
・公認会計士試験受験を支援してくれる制度がある
・監査等のキャリアを合格前から積める

中でも、監査トレーニーや短答式試験合格者制度というものを使えば、

公認会計士試験合格を目標として入所することができ、

・試験休暇数ヵ月
・予備校代補助
・残業無しで勉強時間確保

等のメリットも受けることができます。

短答式試験合格者制度についてはこちらの記事もご参照ください。

監査トレーニー等でなかったとしても、監査法人に入所して受験勉強をすることが最もメリットが大きいと私は感じています。

一般企業の経理

次によく聞かれるのが一般企業の経理として働きながら公認会計士試験合格を目指すケースです。

企業の経理を経験することで簿記の知識を深めることができますし、

監査対応をすることで公認会計士の仕事にも触れる機会が多くなります。

また、経理の経験があるということが公認会計士のキャリア上プラスに働くことも多く、

全く関係のない会社で働くよりは、経理や財務のポジションで働くことは会計士受験生にとっても有用でしょう。

福利厚生が充実していることもなく、ワークライフバランスも保ちやすい傾向にあるため、受験勉強の時間を確保しやすいのも特徴です。

公認会計士として合格後は大半の方が監査を経験することになると思いますが、もちろん監査先は一般企業が主であり、監査のやり取りをするのは経理の方が多くなります。

会計事務所

会計事務所はどちらかと言えば税務に触れる機会は多いですが、

公認会計士試験の租税法の理解を深めることができたり、

会計士ソフトを利用することにより簿記全般の知識を学べたり、

さらに働きながら受験をしている人が多い傾向にあるので(主に税理士)、受験に理解のある職場が多いです。

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公認会計士に働きながら合格できる職場で重要なこと

公認会計士に働きながら合格するための職場選びで重要なことは以下の通りです。

・残業が少ない事
・勉強と仕事が関連している事
・休みが取りやすい事

それぞれ解説していきます。

残業が少ない事

社会人受験を続ける上で、最も重要なこと、それは

残業が少ない事、これにつきます。

働きながら勉強をすることで一番大変なのは勉強時間を確保することです。

受験専念生であれば1日10時間以上の勉強時間を普通に確保してきます。

この勉強時間を重ねている受験生と戦わなければならないわけですから、

1日2時間の勉強時間で勝てるわけがありません。

社会人は仕事前、昼休憩、仕事後が主な勉強時間になりますが、仕事後の勉強時間の確保が最重要です。

これが毎日終電の職場…なんてしまったら、まず合格はできません。

また、長期の試験勉強が必要になることから、睡眠時間を削っての受験は推奨していません(本当に体調を崩します)

少しでも残業が少ない職場を選ぶようにしましょう。

勉強と仕事が関連している事

できれば勉強と仕事が関連していると、

知識を深めることができますし、仕事の時間も無駄にならずにすみます。

社会人は1日の大半の時間を仕事が占めています。

この仕事の時間に勉強ができたらどんなにいいか…本当に何百回も思いました。

できることなら職場も公認会計士受験と関係しているものを選ぶようにしましょう。

休みが取りやすい事

・試験直前期
・試験日
・試験直後

など、受験生にとっては休みを取りたい状況が必ずあります。

(試験日なんて間違いなく休みを取らなくてはなりません)

できることなら長期で休みを取りやすい職場であれば、

特に試験直前期の知識を詰め込みたい時期に合否を大きく左右します。

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私がおすすめする職場選びのポイント

実際に私が働きながら公認会計士試験受験をしていた経験から、

職場選びのポイントになると特に感じたことは以下の通りです。

・実務経験が充足できるかどうか
・試験休暇があるかどうか

それぞれ解説していきます。

実務経験が充足できるかどうか

ご存じかとは思いますが、公認会計士試験に合格しても公認会計士にはなりません。

・実務補修所に通う
・修了考査に合格する
・実務要件(3年)を満たす

実務補修所は合格後に通うことになり、講義や考査、課題研究(論文)を実施することになります。

実務補修所についてはこちらの記事を参照してください。

修了考査は実務補修所に通った後に実施される試験で、

公認会計士試験のように再度予備校に通ったりして受験する必要があります(それなりに大変です)

ただ問題なのは実務要件の3年を満たすことです。

実務要件については金融庁のこちらのページ(公認会計士の資格取得に関するQ&A)に詳細がありますが、

監査法人などで働くことで満たすことがあります。

働きながら公認会計士を目指す場合は、この実務要件を満たす職場に勤めることで

会計士試験合格前に実務要件を満たすことができ、実質最速で公認会計士になることができます。

試験休暇があるかどうか

公認会計士試験に働きながら合格するために最も重要となる勉強時間ですが、

公認会計士の資格取得を推奨している職場では、

試験休暇を数か月付与してくれるところがあります。

これは社会人受験生にとってはとんでもなく重要です。

私はこの試験休暇が得られる職場ではありませんでしたが、あればもっと早く合格できたのに…と今でも思います。
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私がおすすめする職場

私が働きながら公認会計士試験合格を目指す職場で最もおすすめするのは、

ずばり『監査法人』です。

公認会計士の資格取得を推奨していることもあり、

・残業なしで勉強時間を確保できる
・試験休暇を取得できる
・会計士の実務要件を満たす
・仕事と勉強が直結している

などなど、メリットだらけです。

冒頭書いたように、監査トレーニーや短答式試験合格者採用で入所するのが最も効率的ですが、

監査アシスタント等で就職するのもおすすめです(こちらの方がハードルが低いです)

経理の経験があったり、簿記の知識があったりすれば就職できる可能性が高くなります。
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公認会計士に働きながら合格できる職場の探し方

求人情報は各企業の採用ページなどで公表されています。

ただ、網羅的な情報を収集することはかなり難しいです。

(そもそもどこの企業を調べればいいか、なんて検討もつきませんしね…)

そのため、就職にはエージェントの利用が必須です。

エージェントを利用することで

・幅広い求人を一気に調べることができる
・年収交渉などを代わりにやってくれる
・履歴書の添削、模擬面接等フォローをしてくれる

などなど、多くのメリットがあります。

エージェントは企業側から費用を徴収する仕組みのため、『無料』で利用できます。

そのため、特段の事情がないのならばエージェントを使うのがいいでしょう(特にデメリットもありませんし)

働きながら合格できる職場に強い、業界に特化したエージェントとしてはこちらのエージェントがおすすめです。

よろしければ登録してみて下さい。

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公認会計士を働きながら目指すメリット

公認会計士を働きながら目指すことは確かに大変ですが、メリットも実は結構あります。

・収入がある状態で受験ができる
・キャリアが途絶えることがない
・勉強の理解を深めることができる場合がある

それぞれ解説していきます。

収入がある状態で受験ができる

働きながら公認会計士を目指すことは大変ですが、

私はむしろ働いていなければ合格できなかった、とさえ感じています。

その最大の理由が『収入のある安心感』です。

これがあるのとないのとでは、精神的な安定が全く違ってきます。

専念生の方は確かに勉強時間を多くとることができますが、

その一方で、合格しなければ仕事なし、収入無し、という絶望的な状況にあります。

こんな状態で本番に本来の力が出せるでしょうか?

(私は怖くて無理です、手が震えてしまいます)

その一方で社会人受験生であれば、

最悪今の仕事があるからいいや、という精神的な安心感があります。

長期の受験を続ける上で、安定した収入があることは思っているよりも心強いです。

キャリアが途絶えることがない

受験専念生の方であれば、受験生ている期間は空白の期間、となってしまいます。

(受験勉強していた、と言えばもちろん面接上は問題ありませんが)

しかし社会人受験生の方は勉強している間にもご自身のキャリアは積み上がり続けています。

どんな業種であったとしても、必ず公認会計士としての仕事に活きていきます。

(監査であればどの業種の知識であっても必ず役に立ちます)

勉強の理解を深めることができる場合がある

これは働いている職場にもよりますが、

働いていることで公認会計士の勉強の知識を深めることができる場合があります。

先程紹介したような、監査法人や経理などの仕事場合は、

簿記や監査論など実務で直接触れる機会がありますので、かなり勉強が捗ります。

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公認会計士を働きながら目指すデメリット

社会人受験で最も大きなデメリットは、何回も言うようですが時間がないことです。

平日の日中が全て仕事で持っていかれるわけですから、ひたすら時間がありません。

移動時間や休憩時間、早朝や就寝前などのスキマ時間の活用は必須です。

逆にこういったスキマ時間をうまく活用できるのであれば意外と勉強時間は積み上げられます。

(うまくやれば5時間位は確保できるはずです)

社会人受験生の方は勉強時間の確保が出来さえすれば、専念生の方と対等以上の力が発揮できるはずですので、工夫して確保するようにしてください。

私の勉強時間についてはこちらの記事をご覧ください。

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公認会計士の社会人受験についてよくある質問

どれ位の勉強時間、年数で合格できますか?

勉強時間の目安としては3,000時間、年数としては3年あればある程度勝負できる状態になるはずです。早い方であれば2年で受かりますし、長い方は4年以上かかる場合もあります。どちらにしても専念生の方よりは長期になる傾向にあります(しかたないですよね…)

どれ位の人が働きながら公認会計士に合格しているのですか?

令和5年公認会計士試験の合格発表によれば合格者のうち最も多いのは「学生」で56.2%です。

一方で社会人としては

会計事務所員
5.2%
会社員
7.6%
公務員
1.1%
教員
0.1%
教育・学習支援者
0.1%
専修学校・各種学校受講生
7.4%

参考:公認会計士・監査審査会「過去の試験結果等

これらを合算すると公認会計士試験合格者の社会人の割合は21.5%となります。(専修学校・各種学校受講生はアルバイト等経験者と想定しています)合格者の5人に1人は社会人合格者と聞くと、結構いるな…という印象を持ちませんか?

30代や40代ではさすがに合格できないですよね?

公認会計士は受験要件もなく、継続して勉強できる環境があれば何歳でも合格することが可能です。私も30代の合格者ですし、40代で合格した方も知っています。こちらの記事もご参照ください。

公認会計士と全く関係ない職場からでも合格できますか?

全然できます、私もそうでした。ただ、勉強時間の確保や勉強の効率が落ちる場合がありますので、できれば公認会計士資格取得を推奨していたり、試験休暇がある職場を選ぶのがいいでしょう。

働きながら公認会計士を目指す場合おすすめの予備校はどこですか?

現状社会人受験生におすすめな公認会計士予備校はCPA会計学院です。合格者占有率50.9%と、最早2人に1人が利用している、とんでもない予備校になってしまいました(なので社会人に限らず全受験生におすすめの予備校です)

公認会計士と税理士どっちを目指せばいいですか?

これは完全に所感ですが、絶対に税務しかやらない、ということでないのならば公認会計士を私は推奨しています。というのも、公認会計士になれば税理士にも登録できるからです。ただ税理士は科目合格制を採用していたりする関係で社会人が取得しやすい資格であるとも言われています。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

働きながら公認会計士なんて無理・無謀ではないですか?

私がブログを始めたきっかけは、働きながらでも何歳でも公認会計士には合格できる、ということをみなさんに伝えるためです。私は学歴は高くなく、30代、社会人、それでも合格できました。無理・無謀なんてことは決してありません、大丈夫です。

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働きながら公認会計士に合格できるおすすめの職場まとめ

社会人だから公認会計士に合格することはできない、なんてことはありません。

難関試験というイメージが強いため、そのように思っている方が多いのは事実です。

ですが実際私がそうであったように、高学歴でなくても年齢を重ねてとしても働きながら合格は可能です。

そのためにはまず職場選びが重要です。

今回の記事を参考にして、勉強のしやすい最高の職場を探してみて下さい。

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