【実体験】公認会計士は働きながら合格できる!社会人合格の方法やメリットを解説

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【実体験】公認会計士は働きながら合格できる!社会人合格の方法やメリットを解説

この記事は以下のような方におすすめです。

・公認会計士を働きながら目指そうと考えている方
・公認会計士に社会人合格した人の方法が知りたい方
とむやむくん
とむやむくん

実際私は高学歴でもありませんが、30代で働きながら公認会計士試験に合格できました。

このまま今の職場で人生を終えたくない…
お金持ちになりたい…
人生逆転したい…

そんな社会人の方、公認会計士を目指すことをおすすめします。

でも公認会計士って難しいんでしょ?働きながら合格できるの?

そう思われるかもしれませんが、きちんと努力をすれば社会人合格は全然可能な試験です。

この記事では公認会計士の社会人合格の方法、そして働きながら公認会計士を目指すメリット等について解説します。

☆先に結論
・働きながらでもきちんと勉強をすれば低学歴でも合格できる
・現職のスキル×公認会計士で希少な人材になることができる

※この記事の信頼性について
筆者は実際に30代で働きながら公認会計士に合格しています。また、長年社会人受験生の支援をしている経験から、信頼できる情報を提供できます。

  1. 社会人から見た公認会計士の魅力
    1. 安定して高収入を得られる
    2. 選べるキャリアが無限大
    3. 唯一無二の専門家になれる
  2. 公認会計士に働きながら合格することが難しいと言われる理由
    1. 膨大な勉強時間の確保が必要
    2. モチベーションの維持が大変
    3. 公認会計士試験の合格率が低い
  3. 公認会計士に働きながら合格する方法
    1. スケジュール管理を徹底する
    2. 常に目標を忘れない
    3. 独学合格はほぼ不可能、予備校を利用する
    4. 公認会計士試験の社会人合格率は実は低くない
  4. 公認会計士を働きながら目指すメリット
    1. 物事を深く考える能力がある
    2. 前職の経験を活かすことができる
    3. 金銭的・精神的に余裕が持てる
  5. 公認会計士に働きながら合格するには何年かかる?
  6. 公認会計士に働きながら合格するための勉強方法
  7. 公認会計士社会人合格者の勉強時間・スケジュール
  8. 社会人の公認会計士受験でよく頂く質問
    1. 高学歴じゃないと合格は難しいですか?
    2. 社会人は1日どれ位勉強時間を確保すればいいですか?
    3. 社会人におすすめの公認会計士予備校はありますか?
    4. 社会人は税理士と公認会計士どちらを目指すべきですか?
    5. 働きながら独学で合格できますか?
    6. 簿記検定は取得しておく必要がありますか?
  9. 公認会計士は働きながら合格できる!社会人合格の方法やメリットを解説まとめ
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社会人から見た公認会計士の魅力

まずは社会人が公認会計士を目指すにあたって、社会人だからこそ感じる公認会計士の魅力について紹介します。

・安定して高収入を得られる
・選べるキャリアが無限大
・唯一無二の専門家になれる

それぞれ解説します。

安定して高収入を得られる

公認会計士=お金持ち、というイメージをお持ちの方は多いと思います。

そのイメージは間違ってはいません。

公認会計士の平均年収は1000万円近くあり、一般的な職業より遥かに稼げると言えるでしょう。

公認会計士に合格して最初に就職する監査法人でも、1年目から500万円以上はもらえます。

社会人の方が転職したとしても、多くの場合は年収ベースをそこまで落とさないでキャリアを再スタートすることができます。

公認会計士の年収についてはこちらの記事もご参照ください。

選べるキャリアが無限大

公認会計士の独占業務は「監査」です。

多くの試験合格者は監査法人に就職し、この監査のスキルを磨いていきます。

ですが、公認会計士は同時に会計のプロフェッショナルでもあります。

正直、世の中の仕事で会計が関係していない所なんてありません。

つまり、公認会計士はどの業界でも重宝される最強の資格なのです。

その中でも監査法人によく聞くキャリアとしては

・コンサルティング
・税務
・アドバイザリー(M&A、IFRS対応など)
・ベンチャーCFO
・社外監査役
・一般事業会社経理

この辺りは本当によく聞くキャリアです。

それ以外にも大学教授になってみたり、自分で会社を立ち上げて見たり、様々です。

少なくても合格後に働く場所がない、ということはまずありえません。

唯一無二の専門家になれる

現職のある社会人の方は

今の会社にこのままいてもスキルも身につかないし、転職の役に立つわけでもないし…

こんなお悩みを持っている方が多いのではないでしょうか。

私自身は前職公務員ですが、まさにこの悩みが常にありました。

ですが公認会計士は働けば働くほどキャリアとして積み上がっていきます、あなたの価値を高めてくれます。

例えば税務を1年だけやって辞めてしまったとしても、「税務経験者」として扱われますし、

監査を3年やれば「監査の専門家」として転職時の待遇がかなり良くなります。

やってきたことが本当に無駄になりません。

正直もっと早く公認会計士を目指せばよかったと思っています。

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公認会計士に働きながら合格することが難しいと言われる理由

さて、公認会計士の魅力がなんとなくわかって頂けたところで、

そんな公認会計士を働きながら目指すことが難しいと言われる理由は以下の通りです。

・膨大な勉強時間の確保が必要
・モチベーションの維持が大変
・公認会計士試験の合格率が低い

それぞれ解説していきます。

膨大な勉強時間の確保が必要

まず第一に公認会計士合格自体に膨大な勉強量が必要なことが挙げられます。

勝負できるようになるには3000時間程度の勉強時間が必要と言われています。

これは1ヶ月に100時間(1日3時間程度)を3年程度続けないと達成できない勉強時間です。

1日3時間であれば社会人の方でも確保することができるとは思いますが、それでもそれを3年、と言われるとなかなかハードですよね。

ちなみに私の勉強時間は、平日5時間、休日10時間(土日のどちらか)というスケジュールでした。

勉強時間についてはこちらの記事もご参照ください。

モチベーションの維持が大変

働きながら公認会計士を目指すうえで、一番大変のはモチベーションの管理です。

短期間であれば平日5時間、休日10時間以上の勉強は十分可能です。

ですが、

・眠い目を擦りながらの早朝勉強
・残業続きでも帰ってきたら勉強
・飲み会等の付き合いを断って勉強
・同時に家族サービスもしつつ勉強

これを数年間続けるのは本当に、本当に大変です。

正直、きちんとした勉強時間を数年重ねられれば公認会計士には誰でも合格することはできます。

ですから長期間モチベーションをしっかり維持できるか、が社会人にとっては最大のポイントになるでしょう。

モチベーションの管理についてはこちらの記事もご参照ください。

公認会計士試験の合格率が低い

公認会計士試験は短答式試験(1次試験)、論文式試験(2次試験)の両方を突破して合格、となります。

短答式試験の合格率は約10%
論文式試験の合格率は約30%

となっており、短答と論文を合わせた最新の令和5年公認会計士試験の合格率は7.6%となっています。

低い、ですよね。

生半可な勉強では合格できない、ということはお分かりになるかと思います。

公認会計士って儲かるらしいし、目指してみるか―

みたいな気持ちでは社会人の方はまず合格できません。

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公認会計士に働きながら合格する方法

さて、それでは公認会計士に働きながら合格するにはどうしたらいいかですが、以下の通りです。

・スケジュール管理を徹底する
・常に目標を忘れない
・独学合格はほぼ不可能、予備校を利用する
・公認会計士試験の社会人合格率は実は低くない

それぞれ解説していきます。

スケジュール管理を徹底する

受験生全体に言えることですが、特に社会人の方はスケジュール管理を徹底しましょう。

空いた時間で勉強する、というのはそれが実行できる方ならいいですが

必ず「今日は疲れたから」「明日頑張ればいいか」等とサボりがちになっていきます。

具体的な時間を決めると、その勉強時間を達成するために惰性で勉強する傾向があるので、

例えば

朝:簿記の計算「有価証券」
昼:管理会計の理論「過去問潰し」
夜:企業法「取締役会」

みたいな形で、その時間にやる範囲を決めておいて、潰していくのがいいでしょう。

私が実際に行っていたスケジュールはこちらの記事をご参照ください。

常に目標を忘れない

社会人は常にモチベーションを高く持ち続けないと、絶対にサボるようになってしまいます。

絶対にです。

なので公認会計士を目指すのであれば、目指した理由、目標を常に忘れないようにしましょう。

・こんな職場絶対やめてやるんだ!
・絶対にお金持ちになる!
・ここから人生逆転する!
・速攻で稼いでFIREするんだ!

ヨコシマな考えでもいいです、常に合格への気持ちを高めておきましょう。

(私は今あげた4つは常に考えていました)

勉強がツラくなってくると、

まあ今の職場で良いか…

仕事があるゆえにそんな気持ちになりがちです。

公認会計士を目指し始めた時の気持ちを忘れてはいけません。

独学合格はほぼ不可能、予備校を利用する

公認会計士を目指すにあたって、予備校を利用するか、独学で挑戦するか、という議論は常にあります。

独学のメリットとしては
・自分の好きな教材を集めることができる
・費用を抑えることができる

これらが挙げられます。

ただ逆にデメリットとしては
・市販の教材が少なくすべて揃えるのが大変
・改正論点を自分で常にキャッチアップする必要がある
・答練や模試はどちらにしても受ける必要がある
・合格までの時間が長くなる

私は圧倒的に独学はデメリットの方が大きいと考えています。

なんといっても合格までの時間が長くなることがネックです。

特に社会人は専念生と比べて半分くらいの勉強時間しか確保できません。

ただ一方で財政的な余裕はあります。

正直、社会人の方は予備校利用一択です。

効率的な勉強、最短での合格には予備校利用が最良の手段です、間違いありません。

そもそも独学合格の方自体がとんでもなく少ない上、社会人で独学合格の方に私は会ったことがありません。

予備校の選び方についてはこちらの記事をご参照ください。

公認会計士試験の社会人合格率は実は低くない

令和5年公認会計士試験の合格発表によれば

合格者のうち最も多いのは「学生」で56.2%です。

一方で社会人としては

会計事務所員
5.2%
会社員
7.6%
公務員
1.1%
教員
0.1%
教育・学習支援者
0.1%
専修学校・各種学校受講生
7.4%

参考:公認会計士・監査審査会「過去の試験結果等

これらを合算すると公認会計士試験合格者の社会人の割合は21.5%となります。

(専修学校・各種学校受講生はアルバイト等経験者と想定しています)

合格者の5人に1人は社会人合格者と聞くと、結構いるな…という印象を持ちませんか?

実際世間で言われているよりも社会人での合格は難しくなく、現実結構な数の合格者数がいることが分かります。
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公認会計士を働きながら目指すメリット

社会人が公認会計士を目指すことはデメリットばかりが注目されてしまいますが、

実はメリットもあります。

・物事を深く考える能力がある
・前職の経験を活かすことができる
・金銭的・精神的に余裕が持てる

それぞれ解説していきます。

物事を深く考える能力がある

新卒で就職した時のことを思い出してみて下さい。

簡単な仕事でも問題の表面的な問題しかとらえることができず、先輩方から指導されることが多くなかったでしょうか。

そのうち、一つの問題に関しても

「こういう面もあるかもしれない」
「こうした方が効率的かもしれない」
「こんな問題が起こるかもしれない」

と深く考えることができるようになってきたはずです。

これは勉強に関しても同じで、

ただただ字面だけを追って勉強をするよりも、こうした深い思考をできるかどうかで理解が全然変わってきます。

学生の方よりもこうした物事を深く考える力は確実に社会人経験のある方の方が上です。

これは間違いなく受験に有利に働くでしょう。

前職の経験を活かすことができる

公認会計士として働くにあたって、多くの方は監査をまずは経験すると思います。

(独占業務ですしね)

その監査、ですが当然会社を相手として行うものです。

その会社も業種は様々、もちろんあなたが仕事で経験した業種もあります。

監査において企業・業種・業界の理解は必須です。

その業界で働いてた人の知識があれば間違いなくアドバンテージになります。

更に言えば、前職の経験×公認会計士、でただでさえ希少な公認会計士の価値を上げ、唯一無二の人材になることができます。

金銭的・精神的に余裕が持てる

私は働きながら合格していますが、

むしろ働いていなかったら合格できなかったな、と感じています。

受験において、最悪今の仕事があるからいいか、と思えることは本当に精神的に余裕が持てます。

思い通りに勉強ができない事、成績が伸びない事が受験では必ずあります。

そんな時仕事をしていない状態だったら…

お金は減っていく一方だし、合格できなかったら本当に路頭に迷ってしまいます。

どんなに嫌な会社だったとしても、今はお金もあるし撤退しても生活できる。

そう思えることで、安心して受験勉強を進めることができます。

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公認会計士に働きながら合格するには何年かかる?

まず一般的に学生や専念生が合格するのに必要な合格年数は2年と言われています。

社会人受験生はもちろん勉強時間の確保が難しい面がありますから、

合格までは少なくても3年は見た方がいいでしょう。

上手く行けば2年で合格できるかもしれませんが、

3年あればある程度勝負できるようになる、という感覚の方ががっかりしないで済みます。

社会人の合格年数についてはこちらをご覧ください。

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公認会計士に働きながら合格するための勉強方法

もう少し細かく社会人が公認会計士に合格するための勉強方法はこちらの記事にまとめています。

よろしければご覧ください。

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公認会計士社会人合格者の勉強時間・スケジュール

私が実際に勉強した各科目の勉強時間を短答式・論文式に分けて解説した記事を過去に書いています。

また、実際の勉強スケジュールも細かく解説した記事も書いていますので、こちらをご参照ください。

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社会人の公認会計士受験でよく頂く質問

高学歴じゃないと合格は難しいですか?

そんなことは全くありません。簿記を高校までに勉強したことはあるでしょうか?ほとんどの方がないと思います。
今から勉強を始めれば十分間に合います!正直中卒でも高卒でも受験できますし、合格は可能です。

社会人は1日どれ位勉強時間を確保すればいいですか?

私は平日5時間、休日10時間を目安にしていましたが、とりあえずは1日3時間を目安に勉強をすれば無理なく成績は伸びていくと思います。

社会人におすすめの公認会計士予備校はありますか?

現状はCPA会計学院一択です。合格占有率50.9%は驚異的で、合格者の2人に1人はCPA会計学院生です。
もしご興味がありましたら、今なら割引クーポンやテキストの無料配布をしていますので、こちらから資料請求をしてみ下さい。

社会人は税理士と公認会計士どちらを目指すべきですか?

完全に個人的な見解になりますが、今から目指すのであれば公認会計士をおすすめします。
公認会計士は税理士としても登録ができるからです。絶対に税務しかやらない!ということであれば税理士でもいいとは思います。

働きながら独学で合格できますか?

正直きびしいです。そもそもの独学合格のハードルが高すぎる上、社会人で独学は私はお会いしたことがありません。
金銭的な余裕は多少あるでしょうから、おとなしく予備校を利用しましょう。

簿記検定は取得しておく必要がありますか?

公認会計士を受験するつもりであればあえて取得する必要はありません。
こちらの記事をご参照ください。

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公認会計士は働きながら合格できる!社会人合格の方法やメリットを解説まとめ

公認会計士は確かに難関試験です、生半可な気持ちでは合格は難しいです。

ですが、働きながらでは合格できないなんてことはありませんし、高学歴じゃないと合格できないこともありません。

実際社会人合格して感じるのは、本当に気持ちの問題だな、ということです。

何が何でも合格してやる、その気持ちをどれだけ長く維持できるかが合否を分けます。

本気で公認会計士になりたいですか?

なりたい!と強く思えるのであれば大丈夫です。

絶対に合格してやりましょう、必ずできます!やってやりましょう!

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